2018年02月17日

第82回はけの森調査会<冬ごしの虫をさがそう!A>

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                                   ワカバグモ

第82回はけの森調査会<冬ごしの虫をさがそう!A>
                      小金井市報2/15号掲載

日 時  2月18日(日)9:30〜12:00 雨天中止      
集 合  9:30都立野川公園北門(二枚橋:東町1丁目)  
解 散  12:00野川公園内わき水広場
内 容  野川のまわりで冬の生きもの観察
持ち物  ぼうし・水筒・観察用具(魚網・虫入れ・虫めがね・シャベル等)
参加費 100円(資料代等)
対 象  子供から大人までどなたでも
後 援    小金井市
申込・問い合わせ はけの森調査隊 hakenomori@gmail.com まで

☆当日集合場所でも受け付けます
☆今年度の活動予定はこちら

☆天候があいまいな場合は、当日午前8時に、開催or中止かのお知らせを
 当サイトトップに掲載します。



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2018年02月13日

★その他の昆虫 コカゲロウなかま

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コカゲロウのなかま@亜成虫 約8mm 180204

2月4日立春の日、何か春めいたものがあるだろうかと野川公園に行ってみた。1月25日 大雪(東京積雪23cm)の名残はほぼ無くなっていたが、風は冷たく、虫たちも影をひそめているようだった。トイレの壁に、カゲロウがいた。翅が黒いので亜成虫と思われる。カゲロウ成虫の寿命は、数時間〜2〜3日、長くても1週間と言われている。秋に羽化したものが長生きしているわけはなく、こんな寒い時期に羽化するものもいるらしい。

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コカゲロウのなかまA幼虫  体長約4mm   170618

昨年6月に、栗山公園の池に網を入れてみたら、カゲロウの幼虫とオオアオイトトンボの幼虫が入った。今まで野川周辺で見つけた幾種かのカゲロウ(シロタニガワカゲロウフタスジモンカゲロウ)とはだいぶ違う形をしている。コカゲロウのなかまとわかった。コカゲロウのなかまはたくさんいて、種名まではわからない。

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コカゲロウのなかまA成虫  体長約4mm  170619

次の日に羽化した。上記コカゲロウのなかま@の半分くらいの小さなカゲロウだった。はかなげな姿が魅力的なカゲロウ、きれいな水に住むものが有名だが、あまりきれいでないたまり水のようなところで発生する種もある。

2月18日(日)に実施する第82回はけの森調査会では、わき水広場のきれいな流れに住むカゲロウやカワゲラを観察することができます。
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2018年01月24日

★ガ ヒメエグリバ産卵

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ヒメエグリバ♀(ヤガ科)産卵 前翅長 約20mm  171027

昨年の秋、ヒメエグリバの幼虫を飼育し、幼虫〜蛹まで、と羽化したところまでの記事はUPしたが、その後の様子を報告する。♀は10月14日に羽化し、♂は22日に羽化し、同じ箱に入れておいた。♀の羽化後約2週間後の27日の朝、たくさんの卵がアオツヅラフジの葉に産み付けられていた。

ヒメエグリバ卵多1856s.jpg
ヒメエグリバの卵 171027

アオツヅラフジの葉のあちこちに産卵されていて、かためて産んであるところもある。

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ヒメエグリバの卵 171027

卵の大きさは、1mmにもならないほど小さい。
その後も、毎日のように産み付けれていて、50~60個くらいになったが、一向に孵化せず、楽しみにしていた幼虫を見ることはできなかった。無精卵だったのだろうか。
成虫2匹は、いつ見ても葉の上や箱の壁でジッとしていて、エサに入れておいたブドウ等を吸っている姿も見かけなかったが、12月半ばごろまで生き続け、ついに越冬できず(成虫越冬することもあるらしい)死んでしまった。

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posted by はけの森調査隊 at 16:39| Comment(0) | 1月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月13日

★ハチ ホウネンタワラチビアメバチ空き繭

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 ホウネンタワラチビアメバチ(ヒメバチ科)空マユ 繭約5mm 180110 府中市

雑木林のはずれの小さなエノキの枝に、ホウネンタワラチビアメバチの空きマユを見つけた。4年前の5月に見つけた場所の近くだ。4年前には、その近くに別のチビアメバチのなかまのマユもあった。この辺りは、これらの種が生息するのに適した環境なのだろう。年明けの初観察で「豊年俵」に出会えたはめでたいことかもしれない。

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ホウネンタワラチビアメバチ(ヒメバチ科)空繭 180110 府中市

反対側には、ハチが成虫になって脱出した穴が空いている。去年の夏に羽化したのだろう。ゴミのようなものが糸でつながっている。チョウやガの幼虫に寄生するとのことなので、その残がいかと思うが、枯れ葉がくっついたのか、幼虫の残骸とは思えないようなものになっている。



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2018年01月01日

2018 新年おめでとうごさいます

ムラサキシジミ1674 楕円css.jpg                                                                 
       今年も元気に野山であそびましょう!
       たくさんの発見がありますように!

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posted by はけの森調査隊 at 12:17| Comment(0) | 1月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

★活動報告 2017第4回はけの森ミニ調査会報告 

第4回はけの森ミニ調査会 
2017/11/12(日)実施 はけの森緑地2にて はれ  気温16℃  参加20名

カキ紅葉.jpg
 色づくカキの葉                            A.K.氏撮

秋も深まり、木の葉が色づきはじめました。はじめは何も居ないように見えた緑地ですが、皆であちこちをさがすと、いろいろな生きものが見つかりました。

土を掘ってみる0004s.jpg
なんか黒い虫がいるよ                         

葉っぱに黒い小さな幼虫がいました。ガの幼虫かな〜と思ったのですが、カブラハバチの幼虫とわかりました。そういえば、以前菜園の菜っ葉にたくさんついて、ほとんど食べられてしまったことがあります。

キセルガイ・ヤスデs.jpg
キセルガイのなかま(キセルガイ科)・マクラギヤスデ(シロハラヤスデ科)20mm A.K.氏撮

湿ったおち葉の間には、キセルガイやヤスデ等がいます。キセルガイはカタツムリやナメクジと同じなかまで、おち葉や樹皮や菌類等を食べています。ヤスデもおち葉や腐植土を食べます。生物界の循環の重要な役割を果たしています。

ホソヒラタアブ(ハナアブ科) A.K.    アオマツムシ♀(コオロギ科)

丸太積み見てる0008s.jpg
なにかいるかなあ〜

今年の5月に新しくできた「丸太積み」、市内で伐採されたサクラです。表面はだいぶ変化してきていますが、まだ生きものがいる気配がありません、もう少し朽ちてくると、いろいろな生きものの住み家になるでしょう。

陸で採ったもの見てる0018s.jpg
わ〜、にげだしそう〜

マクラギヤスデ・ハサミムシなかま   セスジアカムカデ(メナシムカデ科)A.K.

ハサミムシは、毎回朽木の中やおち葉の下で見つかりますが、2年前の第2回ミニ調査会(150614実施)では、朽木の中にいるハサミムシ♀と卵を見つけました。セスジアカムカデは、小昆虫を食べます。

コクワガタ幼虫5998cs.jpg ナミテントウ6012s.jpg
コクワガタ幼虫                  テントウムシ(ナミテントウ)
       
アカスジキンカメムシ幼虫      ノコメトガリキリガ(ヤガ科)開帳約40mm Y.U.

アカスジキンカメムシの幼虫や成虫は、野川での調査会の際によく見かけますが、この緑地で見るのは初めてです。ノコメトガリキリガは、10〜11月頃羽化するが越冬できません。キリガのなかまは成虫越冬するものが多く、第64回調査会(120219実施)では、キバラモクメキリガを観察しています。エリまきのようなフワフワの毛が特ちょう。

池の生きもの調査0020s.jpg
池はおち葉でいっぱい

ザリガニさわってる0025.jpg
何びきいるかな〜

ヤゴsJPG.JPG サカマキガイ.JPG
クロスジギンヤンマ・ヤブヤンマ幼虫   ヒメモノアラガイ?(モノアラガイ科)

去年の秋のリニューアル後3回目の池調査、クロスジギンヤンマ若令幼虫・ヤブヤンマ若令幼虫×2・ヒメモノアラガイ?×14・アメリカザリガニ×4見つかりました。1回目の調査(170514第1回ミニ調査会)では、いろいろな生きものが見つかりましたがトンボの幼虫は見つからず、2回目の調査(170910第3回はけの森調査会)で2匹見つかりました。ザリガニも見つかっているので要注意ですが、来年に期待しましょう。

その他観察したもの



posted by はけの森調査隊 at 11:35| Comment(0) | 11月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月05日

2017第4回はけの森ミニ調査会のお知らせ

      イロハモミジ0020cs.jpg
  
第4回はけの森ミニ調査会

日時  11月12日(日) 午前10:10〜11:40雨天中止
場所  はけの森緑地2(中町4-12)
内容  秋のおわりの生きもの観察
    (池の生きもの調査もします)            
持ち物 ぼうし・水筒・観察用具(虫&魚網・虫入れ・虫めがね・長靴等)
参加費 無料
問合せ hakenomori@gmail.com まで 

☆時間内いつでも、どなたでもお気軽に
☆2017年度年間予定につきましては、こちらをご覧ください

☆天候があいまいな場合は、当日午前9:00に、開催or中止かのお知らせを当サイトトップに掲載します。
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2017年10月17日

★ガ ヒメエグリバ羽化(追記あり)

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ヒメエグリバA(ヤガ科) 171015 前翅長20mm

ヒメエグリバの幼虫〜蛹までの記事をUPした日(171014)の夕方、先に蛹になっていた1匹が羽化して、箱のすみにとまっていた。幼虫が45mmにもなっていたのに、成虫はとても小さい。アカエグリバより模様が複雑で色数が多い。

ヒメエグリバ背1479s.jpg
ヒメエグリバ♀ 171015

棒の先にとまらせて撮影。成虫は、ブドウ・ナシ等の果汁を吸うので、果物農家のきらわれものになっている。

ヒメエグリバ1504はばたきs.jpg
ヒメエグリバ♀ 171015

葉にとまらせて撮影しようとしたら、羽ばたきをはじめた。触角が細い線状なので♀とわかった。♂は、櫛歯状とのこと。

追記 171028

ヒメエグリバ2072vs.jpg
ヒメエグリバ@ 171028 前翅長約18mm

♀が羽化した8日後(171022)、♂が羽化した。(飼育し始めた時点でAより若令だった)翅の模様は、♀よりも色数が少ない感じだ。

羽ばたき触角1924cs.jpg
ヒメエグリバ@ 171028

羽ばたくと触角が見え、クシ型なので♂とわかる。
♂と♀を同じ飼育箱に入れて飼うことにした。エサは、ブドウやリンゴの輪切りを入れてみる。

posted by はけの森調査隊 at 11:18| Comment(0) | 10月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月14日

★ガ ヒメエグリバ幼虫〜蛹

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ヒメエグリバ若令幼虫@(ヤガ科)12mm 170914  国分寺市

西国分寺駅そばのアオツヅラフジの茂みにヒメエグリバの幼虫がいる、との知らせが知人から届いた。4年前の9月、同じアオツヅラフジを食草としているアカエグリバに偶然出会って以来、幼虫を見つけたいとずっと思っていたところだ。両者の幼虫はだいぶ違っているが、成虫はよく似ているようだ。
早速行ってみたところ、よく茂ったアオツヅラフジの一体どこに居るのか、なかなか見つからなかったが、やがて、ツルの先の方の花が終わった後のようなところにとても小さな1匹を見つけた。その近くにもう1匹居たので、きっと他にもあちこちに居ることと思い、1匹を持ち帰り飼ってみることにした。

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ヒメエグリバ若令幼虫A 15mm 170914  

帰ってから袋を開けてみたら、なんと、エサ用に少し貰ってきた葉に少し大きめの幼虫がついていた。様子を見ていると、大きい方は葉に居ることが多いが、小さい方は相変わらず花柄あたりに居て葉を食べる様子が無い。2〜3日後脱皮して少し大きくなったら、いつも葉のところに居るようになった。生まれてしばらくの間は、花柄付近の何かを食べているのだろうか?

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ヒメエグリバ終令幼虫A 45mm 170926  (右側が頭)

幼虫たちは葉を食べて順調に育ち、20mm位になった頃には赤い斑紋も出てきて、とてもカラフルな姿になった。40mmを超えた頃、そろそろ蛹になりそうなので、飼育箱の底に枯れ葉を敷いた。

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ヒメエグリバ蛹A 170928

9月27日には、飼育箱の中をウロウロしていたが、翌28日の朝見ると、枯れ葉に近い位置にあったアオツヅラフジの葉にくっついて繭ができていた。この中で蛹になるのだろう。 

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ヒメエグリバ@繭を作っている 171001

その4日後、昼間飼育箱の中をウロウロしていたもう1匹の幼虫が夜の8時20分頃、底に敷いてある枯れ葉で繭を作り始めていた。見ていると、少しずつ手前の葉を引き寄せて、少しかじったり、ひっくり返したりして、口から吐く糸でつなぎ合わせていく。40分ほどで、きちんとつづり合わされた繭ができた。

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ヒメエグリバ@繭 171002

写真は翌日昼光で撮ったもの。自然の中ではどのような所でどのような繭を作るのかわからないが、このまま羽化を待つことにしよう。年3〜4化・越冬態は幼虫か成虫、とのことなので、今年中に羽化するのだろうか?

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2017年10月09日

★チョウ オオウラギンスジヒョウモン

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オオウラギンスジヒョウモン(タテハチョウ科)開帳約70mm 171008

秋になると野川周辺にも旅する蝶たちがやって来る。長距離移動で有名なアサギマダラが旅の途中に立ち寄り、草むらは南からやって来るイチモンジセセリチャバネセセリでにぎわう。青い表翅に裏翅の波模様がかわいいウラナミシジミも南方からの訪問者だ。高原に住むオオウラギンスジヒョウモンの中には山から平地へと降りて来るものがいる。今年もトネアザミで吸蜜する1匹の♀を見つけた。毎年、同じルートでやって来るのではないかと思うが実態はわからない。

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オオウラギンスジヒョウモン♀(タテハチョウ科) 171008

アザミやフジバカマの咲く彼岸前後を目安に、9月19日・21日・10月1日に観察園に行ってみたところ、たくさんのツマグロヒョウモンに混じって飛ぶ、里降りらしきミドリヒョウモンを見かけたが、オオウラギンスジヒョウモンは居なかった。今年は来ないのかな〜と半分あきらめていたところだ。

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オオウラギンスジヒョウモン♀(タテハチョウ科) 171008

表翅はミドリヒョウモン♀によく似ているが、後翅裏面は白い部分が多く、白い斑点が線状に連なっているのですぐ見分けがつく。♀は翅の先に白い斑点があり、♂には無い。小金井では未だ♂を見ていない。
posted by はけの森調査隊 at 17:24| Comment(0) | 10月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする