2017年07月31日

★活動報告 第81回はけの森調査会<夏のトンボをさがそう!A>報告

第81回はけの森調査会<夏のトンボをさがそう!A>報告

16/07/16(日)9:30〜12:00  はれ 気温34℃  参加23名
コース:野川公園入り口(二枚橋)〜わき水広場   
ゲスト参加:宮下俊之氏(日本トンボ学会会員)

良い天気になりました。集合場所で待っている間にも、アカボシゴマダラが飛んだり、オオカマキリ幼虫を見つけたり、リュックにきれいなカミキリムシがついていたり(後で調べたところフタオビミドリトラカミキリ)、にぎやかな調査会の始まりです。

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オッ、つかまえたよ!

川岸の草むらのあちこちに、バッタ類の幼虫(ショウリョウバッタ・オンブバッタ・ツチイナゴ・コバネイナゴ)や、エンマコオロギ幼虫・ヒメギス幼虫等がいました。

コバネイナゴ幼虫0082cs.jpg マメコガネ05095s.jpg
コバネイナゴ(バッタ科)幼虫         マメコガネ(コガネムシ科)    A.K.

バッタの幼虫の中では、コバネイナゴがいちばん多くいました。あちこちに群れているマメコガネは、マメ科植物をはじめ、畑の作物や園芸植物等を食べ荒らすきらわれものです。


採ったー!0004s.jpg

しばらく行くと、トンボやチョウが飛び回っている場所があり、皆夢中でかけ出しました。うまく入ったかな?

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シオカラトンボ(トンボ科)

一番多く飛んでいたのはシオカラトンボ、少し水のあるところでは、♂に見守られながらの♀の打水産卵のようすを見ることができました。

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アカボシゴマダラ(タテハチョウ科)                  T.M.氏撮

夏型のアカボシゴマダラがだいぶ出ています。水枯れの川底で吸水しているところ。

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クロアゲハ♂×2・カラスアゲハ♂・ナガサキアゲハ            A.K.氏撮

少し先を歩いていたA.K.隊員が、黒いアゲハ類の集団吸水を撮影されました。この季節ならではの貴重な情景です。我々が到着する前に飛んでしまい、数匹の黒いチョウが飛ぶのを遠くに見ただけです。

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コオニヤンマ(サナエトンボ科) ちょっとコワイな〜〜

やなぎ橋そばのわき水が流れ込んでいる浅瀬ポイントの岸辺で、宮下氏がコオニヤンマをキャッチ。はじめてトンボを持ったT.H.隊員です。

川の生きものさがし0012s.jpg
ヤゴかな〜?

浅瀬ポイントもだいぶ水量が減っていましたが、ホンサナエ中令幼虫×2・コオニヤンマ若令幼虫ギンヤンマ若令幼虫・アメンボ・カワエビのなかま・アメリカザリガニ等を採りました。

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ホンサナエ幼虫(サナエトンボ科) T.M.  ホンサナエ♀ 160510              Y.U.

数年前から小金井市内でのホンサナエ記録はありますが、調査隊としては初観察、成虫は幼虫よりもっと稀にしか観察されていません。昨年の5月にスタッフが採った成虫写真を載せます。

ヒラタドロムシ幼虫0086.jpg アメンボ05105s.jpg
ヒラタドロムシ(ヒラタドロムシ科)約10mm アメンボ(アメンボ科)♂♀        A.K.

石にピッタリとくっついている平べったい生きものはヒラタドロムシの幼虫、成虫は黒い甲虫です。

クロコノマチョウs.jpg イオウイロハシリグモ05185.jpg
クロコノマチョウ(タテハチョウ科)幼虫     イオウイロハシリグモ(キシタグモ科)約20mm

自然観察園に入りました。フェンスのウマノスズクサにはジャコウアゲハの終令幼虫がいて、オオシオカラトンボヒメウラナミジャノメ・スジグロシロチョウ・クロアゲハ等が飛んでいました。6月4日の第80回調査会では、ヨシの葉を食べている中令〜終令のクロコノマチョウの幼虫がたくさんいましたが、今回は、その次の世代の若令幼虫が数ヶ所いました。イオウイロハシリグモは大きなクモで、葉の上で獲物をねらっています。

ウスバカゲロウ0090s.jpg ウスバカゲロウ蛹0096s.jpg
ウスバカゲロウ(ウスバカゲロウ科)   ウスバカゲロウ繭(蛹) 約12mm

ベンチの下のアリジゴクの巣を掘っていたR.Y.隊員、S.N.君たちが、土の中にウスバカゲロウの繭を見つけました。この中にサナギが入っています。サナギになってから約2週間くらいで羽化します。

オニヤンマ♂05137cs.jpg
オニヤンマ(オニヤンマ科)   A.K.氏撮

わき水広場で水の中の生きもの調べ。ちょうどオニヤンマ成虫が飛んで来て、しばらくの間とまっていました。

ゴマダラカミキリ0106s.jpg
ゴマダラカミキリ(カミキリムシ科)約30mm

M.I.隊員が見つけたゴマダラカミキリを木の幹に止まらせて撮影。以前は、学校帰りの道すがら見かけたりしたものですが、最近はあまり見かけなくなりました。

水の生きもの調べ0018.jpg
オニヤンマのヤゴは何びきいるかな〜

宮下氏のお話を聞きながら、つかまえたものを皆で見ました。オニヤンマ幼虫×11・サワガニ・ドジョウ等がいました。最後に水の中に戻して調査会は終了です。
虫たちを追いかけて走り回り、様々なものを熱心に見つめる子どもたちは、今年一番の暑さも、ものともしていないようでした。

その他観察したもの

posted by はけの森調査隊 at 14:04| Comment(0) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

★チョウ カラスアゲハ 成虫・蛹・幼虫

カラスアゲハ♂0061s.jpg
カラスアゲハ(アゲハチョウ科) 170712

野川公園自然観察園内、わき水がしみ出しているうす暗い木陰を黒い蝶が飛び回っていた。目をこらすと、翅がときおり緑色に輝く。カラスアゲハだ!しばらくすると、地面で吸水を始めた。このあたりではたまにしか出会えないチョウ。

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カラスアゲハ♂ 170703  開帳約100mm 

今年は、何年かぶりに庭のルー(ヘンルーダ)で1令幼虫を見つけた。そのままにしておくと、鳥やハチに食べられてしまいそうなので、取り込んで育て、無事に羽化したところ。
  
カラスアゲハ蛹9715s.jpg
カラスアゲハ蛹 170622 約35mm

飼育ケースに立てておいた木の棒(直径1cm弱)で蛹化。

カラス終令幼虫2050s.jpg
カラスアゲハ終令幼虫 約50mm  170618

幼虫は、頭の部分に霜降り状の白い点々と雲状のスジもようがあるのが特徴。若令の頃から緑色が濃い。庭には、ミカン類やカラタチ、サンショウなどがあり、アゲハの卵や幼虫はあちこちで見つかるが、カラスアゲハの幼虫は、ルーでしか見つけたことがない。この木の独特の匂いと柔らかい葉が好みなのだろうか?飼育は他のミカン科のものでも大丈夫。
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posted by はけの森調査隊 at 12:14| Comment(0) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月05日

第81回はけの森調査会<夏のトンボをさがそう!A>のお知らせ

    オオシオカラトンボ0047ccs.jpg 
                        オオシオカラトンボ

第81回はけの森調査会<夏のトンボをさがそう!A>
                             小金井市報7/1号掲載

日 時  7月16日(日)9:30〜12:00 雨天中止      

集 合     9:30都立野川公園北門(二枚橋:東町1丁目)  
解 散  12:00野川公園内わき水広場
内 容  トンボや水生昆虫を中心に夏の生きもの観察
持ち物  ぼうし・水筒・観察用具(虫&魚網・虫入れ・虫めがね等)
     水の中に入る用意(ベルト付きサンダル等)
参加費 100円(資料・保険代)
対 象  子供から大人までどなたでも
後 援    小金井市
申込・問い合わせ はけの森調査隊 hakenomori@gmail.com まで
          当日集合場所でも受け付けます

☆この日は、トンボ研究家の宮下俊之氏(日本トンボ学会会員)がゲスト参加してくださいます。
   宮下氏のHP<蝶と蜻蛉の風物詩>  http://dragonbutter.sakura.ne.jp/

☆天候があいまいな場合は、当日午前8時に、開催or中止かのお知らせを
 当サイトトップに掲載します。

☆今年度の活動予定はこちら
posted by はけの森調査隊 at 21:28| Comment(0) | 活動予定・例会のお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする