2009年12月20日

★植物 サルトリイバラ ★チョウ ルリタテハ

サルトリイバラs.jpg
サルトリイバラ 別名サンキライ(ユリ科) 091219 府中市

そこだけ取りのこされたような小さな林の茂みに、サルトリイバラの実を見つけた。どこの山野にもはえている木だが、雌雄異株(しゆういしゅ=オスの木とメスの木がある)で、メスの木は少ない。東京近郊でこんなに実をつけている木に出会ったのははじめてだ。何でもないような林にはたからものがある。

サルトリイバラ近影s.jpg
サルトリイバラの実


きれいな赤い実は、クリスマスリースによく似合う。玄関のとびらにかざっておくと、いつの間にか丸い実の部分だけが次々に無くなり、翌年の春には、庭のあちこちに苗(なえ)が生えてくる。鳥のしわざだろう。
サルトリイバラ(猿捕茨)の名は、
小さなトゲがあり、巻きひげであちこちにからみついて、小動物がひっかりそうなところからきている。

サルトリイバラ葉s.jpg
サルトリイバラの葉

西の地方では、カシワの葉と同じように餅(もち)を包む習慣(しゅうかん)があるとのこと。がめの葉餅とか、それぞれの地方によっていろいろな呼び名がついているようだ。根は薬として利用(りよう)される。

ルリタテハs.jpg
ルリタテハ(タテハチョウ科)080904 はけの道ぞいのトイレのフェンスにて

この木は、ルリタテハの幼虫の食草でもある。はけの森2に植えてあるので、そのうち卵を産みに来るかもしれない。ルリタテハは年3回の発生、成虫で越冬するので冬の日だまりなどでみかけることもある。

ルリタテハ幼虫s.jpg
ルリタテハ終令幼虫 090929 ホトトギス(ユリ科)の葉うら

市街地(しがいち)の庭や公園などには、ホトトギスがよく植えてある。夏や秋、ホトトギスの葉に食痕(しょくこん=たべあと)があったら、幼虫をさがしてみよう。花は食べないので、虫ぎらいの人も大目(おおめ)に見てくれたらうれしい。
 
posted by はけの森調査隊 at 14:18| Comment(0) | 12月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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