2011年07月12日

★セミ・カメムシのなかま アワダチソウグンバイ

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アワダチソウグンバイ(グンバイムシ科)110709 約3mm セイタカアワダチソウ

先月(6/5)実施した調査会の際、野川公園わき水広場のセイタカアワダチソウ(キク科・帰化植物)にたくさんのグンバイムシのなかまが群れていた。後日よく調べようと、拡大写真を撮ってみたら、見た事が無いグンバイムシで、持ち合わせの図鑑には出ていない。これはアヤシイ帰化昆虫かもしれない、とグンバイムシ/セイタカアワダチソウで検索したら、すぐに正体判明。1999年、兵庫県西宮市で発見され、農作物を荒らす新害虫として、各地で警告が出されるほどのきらわれものだった。原産地は北アメリカだが、そこから直接来たのか、他の侵入地から来たかは不明とのこと。

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アワダチソウグンバイ(グンバイムシ科) 110708 ヒマワリ

グンバイムシはカメムシのなかまで(カメムシ目)、とがった口を植物につきさして汁をすう。葉には黒っぽい跡(あと)がつく。このアワダチソウグンバイはキク科のヒマワリやヒルガオ科のサツマイモなどにもつく。日本に昔から居るグンバイムシのなかまは、ツツジグンバイとかナシグンバイ等々、たくさんの種類がいる。それぞれの植物に寄生し、どれも似たような形をしていて、すきとおった羽にレース状の翅脈が走っている。昔の武将(ぶしょう)が持った軍配(ぐんばい)に形が似ていることからこの名がついた。

アワダチソウグンバイ横2757sv.jpg
アワダチソウグンバイ(グンバイムシ科)110708 ヒマワリ

上から見るとうすく平べったく見えるが、頭はもりあがっていて、歩く時はずいぶんと身体が持ち上がった感じになる。

セイタカアワダチソウ2847s.jpg
セイタカアワダチソウ(キク科)110712 野川公園わき水広場

その後どうなったかと見に行ってみたら、あいかわらずたくさんついていて、幼虫も生まれていた。6/5の時点では、遠目にはまだきれいな緑色だったのに、こんなに茶色になっていた。農作物にとっては大敵なわけだ。

☆このアワダチソウグンバイについては、自然観察大学ブログとそこに紹介されている<自然観察大学・話のたねのテーブル>をご参照ください。



posted by はけの森調査隊 at 16:34| Comment(0) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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