2011年09月14日

★チョウ キタキチョウ・ヒカゲチョウ・キアゲハ幼虫・ツマグロヒョウモン(9月のはけの森)

9月のはけの森2の様子−2

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キタキチョウ♀(シロチョウ科) 110910

キタキチョウがハギに産卵に来ていた。あちこち飛びまわって何カ所かに産卵、写真の右上の葉にすで産卵された卵がある。♀は白っぽい黄色だが、♂はあざやかな黄色。年に何回も発生し、この時期は特に各所で数多く見かけるチョウだ。
☆従来<キチョウ>とされていたものは、現在は、南西諸島にのみ生息するキチョウ(別名ミナミキチョウ)と、本州以南に広く生息するキタキチョウの2種の分類されている。

ヒカゲチョウ4827s.jpg
ヒカゲチョウ(別名ナミヒカゲ)(ジャノメチョウ科) 110910

うす暗い林やヤブの中、人家の裏などでも見かけるチョウ。樹液や腐った果物などによく集まる。初夏と秋の2回の発生で、幼虫の食草は、タケやササのなかま。茶色のチョウは、「ガだ」と言われて見向きされないこともあるが、チョウもガも、よく見るとそれぞれに味わい深い。

ツマグロヒョウモン4857s.jpg
ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科) 110910

春から秋まで、各所で見られるチョウ。昨年の第4回ミニ調査会(101106)では、ウメの木につているサナギを発見。幼虫の食草はスミレ各で、緑地内には、タチツボスミレやパピリオナケア(園芸種・野生化)など、数種のスミレがあり、どこかで幼虫が育っているのだろう。

キアゲハ卵4909s.jpg キアゲハ2令幼虫4905s.jpg
キアゲハ(アゲハチョウ科)卵 110910  キアゲハ2令幼虫 約7mm 110910

キアゲハ3令4901s.jpg キアゲハ終令幼虫4916s.jpg
キアゲハ3令幼虫 110910        キアゲハ終令幼虫 約50mm  110910

緑地の一角に植えてあるフェンネルの葉に、1令〜終(5)令幼虫まで、たくさんのキアゲハの幼虫がいた。卵もある。親は何度も産みに来たのだろう。この幼虫たちが羽化したあと、次の世代はサナギで越冬する。

追記
ツマグロヒョウモン前蛹準備5217s.jpg ツマグロヒョウモン蛹5452s.jpg
ツマグロヒョウモン前蛹準備 110924      ツマグロヒョウモン蛹  110929

緑地の草むら、草の茎に身体を固定してぶらさがっている幼虫を見つけた。そばには食痕(=たべあと)のあるタチツボスミレがわずかに残っていた。注意深くさがせば、庭のすみや、道ばたのスミレなどに幼虫がいるかもしれない。
数日後行ってみると、ちゃんとサナギになって、ぶらさがっていた。

posted by はけの森調査隊 at 09:33| Comment(0) | 9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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