2012年06月09日

★チョウ ホシミスジ コミスジ

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ホシミスジ(タテハチョウ科) 120602 住宅地内

住宅地の庭にホシミスジがやって来た。東京都内では、奥多摩町と八王子市北部にしか生息していない山地性の種で、多摩東部地区平地には居るはずの無い種だ。
2010.8.29に府中市(武蔵野公園)で初目撃撮影され、その撮影者が所属する野川公園昆虫グループの代表者が、ホシミスジ研究の第一人者福田晴男氏を招いて観察調査した。
成虫の斑紋比較・幼虫のDNA分析を行ったところ、瀬戸内亜種(N.p.setoensis)=関西地区では平地にも生息=であることが判明した。その後も発生を続けているとは聞いていたが、一過性のものと思い、気にとめずにいたところだ。
参考:福田晴男氏の報文 「東京都府中市でホシミスジ瀬戸内亜種が発生」(「月刊むし」2011年4月号)

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ホシミスジ(タテハチョウ科)120603 

次の日、野川沿いのユキヤナギ(幼虫の食草)周辺で2頭を見かけたので、武蔵野公園内を巡ってみると、2カ所のユキヤナギ周辺で1頭ずつを見かけた。このチョウの発生は、人の手によるものである可能性大と思われるが、こちらの環境に適応して増えているのだろうか?今後の経緯はどのようになっていくのだろうか?

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コミスジ(タテハチョウ科) 120602

同じ日、同じ住宅地の庭にコミスジもやって来た。ちょっと見はそっくりだが、ホシミスジの方が一まわり大きく、飛び方も似ているがホシミスジの方がゆったりしている。コミスジ幼虫の食草はマメ科。

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コミスジ(タテハチョウ科) 090426

今ではおなじみのチョウだが、20年前ごろは、このあたりではたまにしか見られず、山すそのチョウという印象だった。

ホシミスジとコミスジ 斑紋のちがい

ホシミスジ_0294scs.jpg コミスジ1250ss.jpg
ホシミスジ               コミスジ 
一番上の白いスジがこまかくわかれる  一番上の白いスジは2つにわかれる 

    ホシミスジ裏0867s.jpg     コミスジcs.jpg  
  ホシミスジ                コミスジ 
  後翅の裏に多数の黒点がある       黒点は無い
   
posted by はけの森調査隊 at 17:26| Comment(0) | 6月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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