
ヤマトクサカゲロウ(クサカゲロウ科)130412
4月7日の夜、網戸の外にクサカゲロウがついていた。茶色で越冬したヤマトクサカゲロウが緑色になったものだった。後でゆっくり撮影しようとフィルムケースに入れ、翌朝見たらケース内にタマゴがたくさんついていておどろいた。

ヤマトクサカゲロウタマゴ(130408産卵) タマゴ約1mm 柄の長さ約2mm 130412
こんなところに産んでしまったよ、という感じだ。最近野外では見たことが無かったが、今が産卵の時期らしい。

スズキクサカゲロウタマゴ(130410産卵)タマゴ約1mm 柄の長さ約2mm 130412
4月8日の夜、網戸の外に今度は少し大きめのクサカゲロウがついていた。スズキクサカゲロウだった。翌々日の朝ケースにタマゴがついていて2度めのびっくり。
3月16日・17日と続けてこの2種が網戸についていたが、これに引き続き4月7日・8日と続けて網戸についていたというのは、なんという偶然だろう。
皆さんも網戸に注目していたら、おもしろいものがやってくるかもしれない。


ヤマトクサカゲロウのタマゴ スズキクサカゲロウのタマゴ
ヤマトの方は、産卵から4日たっているので、中がすけて見えてきている。スズキの方は、2日しかたっていないので、きれいな緑色一色だ。ヤマトは産みたての時でもスズキよりずっとうすい緑色だった。タマゴは成虫の大きさに準じてスズキの方がほんの少し大きい。