2013年05月21日

★チョウ イチモンジセセリ 幼虫〜羽化

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イチモンジセセリ(セセリチョウ科)羽化 130516 窓ガラスにとまっている

イチモンジセセリが羽化した。ギンイチモンジセセリをさがしている途中で見つけた幼虫を持ち帰り飼育していたものだ。夏〜秋には、南の方から集団移動して来るのでどこでも普通に見られるが、東京近辺で越冬(幼虫)して春に出る数は少ない。

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イチモンジセセリ(セセリチョウ科)幼虫 130423 約30mm  ギシギシの葉うら

テントウムシでもいないかな、とギシギシの葉をめくったら、むき出しのイチモンジセセリの幼虫がいてびっくり。この幼虫の食草はイネ科植物なので、なぜこんなところにいたのかわからない。そばにはオギがたくさん生えている。たまたま落ちて、ここで巣を作ろうとしてうまくいかなかったのだろうか?

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イチモンジセセリ(セセリチョウ科)の巣 130428

ササとアシの葉を入れておいたら、アシの葉をつづって巣を作り、時々出てきて両種の葉を食べていた。巣も何度か作り変えていたが、やがて食べに出てこなくなり、この巣の中で蛹化(ようか=サナギになる)した。こんなふうに、幼虫はイネの葉を食べ水田を荒らすので、イネツトムシ(ツト=ワラなどたばねてをつつんだもの)と呼ばれ、イネアオムシ(フタオビコヤガ幼虫)と同様農家のきらわれ者だ。

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イチモンジセセリ(セセリチョウ科) 100808

3年前、湿地(しっち)のセリの花にイチモンジセセリがたくさん来ていた。早くも南から移動してきた集団だろう。このチョウの集団に出会うと、秋の気配を感じる。

_イチモンジセセリ♂♀s.jpg
イチモンジセセリ(セセリチョウ科)♀♂100912

移動してきた地でも繁殖(はんしょく)するので、11月ごろまであちこちで見かける。
posted by はけの森調査隊 at 21:09| Comment(0) | 5月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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