2013年06月22日

★活動報告 第68回はけの森調査会<もっと知りたい!初夏のチョウ>

第68回はけの森調査会<もっと知りたい!初夏のチョウ>報告

13/06/02(日)9:30〜12:00 
曇り晴れ 気温22℃  参加28名
コース:野川公園入り口〜わき水広場


今年は5月28日に梅雨入りとなり、前日までは雨の予報が出ていたのですが、雨の気配も無く、気持ちの良い初夏の陽気となりました。

草むらの虫s.jpg
アッ、テントウムシ!

土手の草刈りがなされたばかりですが、刈りのこされた草むらには、小さな生きものがいっぱい。ナナホシテントウ成虫やナミテントウの幼虫・サナギ・成虫がいました。

シオカラトンボ♂1560s.jpg シオカラ♀0501s.jpg
シオカラトンボ♂(トンボ科)                  シオカラトンボ♀(トンボ科)      

川ぞいに、おなじみのシオカラトンボが飛んでいました。♀はその色あいからムギワラトンボと呼ばれています。生まれてからしばらくは♂も♀と同じような黄色い体色をしています。♂は成熟するにつれて白っぽい粉におおわれて塩がついているように見えることからシオカラと名がついたようです。

川岸を歩く.jpg
なにかいそうだぞ・・・

川の水量がへっているので、川底を歩けるところもあります。探索(たんさく)しやすけれど、水の量はもっと増えてほしい。

アゲハ×2吸水s.jpg
アゲハ(ナミアゲハ)♂(アゲハチョウ科) 

中洲(なかす)でアゲハ♂が2頭、吸水していました。テングチョウもまわりを飛んでいました。

アシナガバチs.jpg
コアシナガバチ(スズメバチ科)巣作り中 巣の高さ約15mm

草かげのフェンスにコアシナガバチが巣作り中。冬を越した女王が1匹で巣作りをして卵を産み、やがて生まれた働き蜂たちが巣作りや子育てをするようになり、ハチの巣はどんどん大きくなっていきます。

アカシジミ見てるcs.jpg
あそこにいる!

やなぎ橋を渡ったところにあるクリの花が咲きはじめています。この花が咲く頃が平地のゼフィルスの季節。J.W.隊員が葉っぱの茂みの中の小さな赤いチョウを見つけました。アカ?ウラナミ?双眼鏡でよく見るとアカシジミでした。みんなでさがしていると、あそこにもいる!とウラナミアカシジミも2頭見つかりました。

アカシジミ9001s  .jpg
アカシジミ(シジミチョウ科)
ウラナミアカシジミs.jpg
ウラナミアカアカシジミ(シジミチョウ科)

クリの木のアカシジミとウラナミアカシジミは遠すぎて写真に撮れなかったので、別の場所で撮った写真を載せます。その後、わき水広場で両方共採集でき(観察後放す)、間近に見ることができました。

観察園の中s.jpg
ウワー、ケムシがいっぱい!

マイマイガ幼虫×5cs.jpg      ジャコウアゲハ幼虫s.jpg
マイマイガ(ドクガ科)幼虫              ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科)幼虫

自然観察園の中に入りました。あちこちの木の幹にマイマイガの幼虫がおどろくほどたくさんいました。このガの幼虫はさまざまな木を食樹としていて、ここ2〜3年大発生です。1令幼虫の毛にだけ毒があるとのことです。
ジャコウアゲハの幼虫も
植栽(しょくさい)してあるウマノスズクサにたくさんいました。

ミドリシジミ♀s.jpg
ミドリシジミ(シジミチョウ科)♀

小金井では、ハンノキがあるここにだけミドリシジミが生息しています。短時間の探索だったので、見ることができたのは数人だったようです。

 ルリシジミcs.jpg
ルリシジミ(シジミチョウ科)

表ばねは水色で、飛んでいる時はヤマトシジミに似て見えますが、裏ばねの黒班(こくはん=黒い点)が少なめで、全体に白っぽい印象です。
平地性ゼフィルスのウラゴマダラシジミもちょっとにていますが、ここにはいません。食樹のイボタノキがあるので、そのうちやって来るかもしれません。

コムラサキ8971s.jpg
コムラサキ(タテハチョウ科)♂

エノキの茂みの中をコムラサキが飛んでいました。コムラサキ幼虫の食樹はヤナギなので、ヤナギのまわりを飛んでいることが多く、また樹液に来ているのを見かけます。

わき水広場草原s.jpg
大きなバッタだ!

わき水広場ではしばらくフリータイム、虫たちのために刈り残してある草むらでバッタやチョウ を採ったり、わき水の流れで水の中の生きものを採ったりしました。

水槽見てる.jpg  チョウ判定s.jpg
オニヤンマのヤゴがとれたよ                     これはなんていうチョウ?

つかまえたものを皆で見ながら説明を聞いたあとは、元の場所にもどしました。
上記以外に観察したものは、ミズイロオナガシジミ・モンキチョウ・ヒメウラナミジャノメ・ヤブキリ幼虫・
ヒメギス幼虫・ツチイナゴ・ヨコヅナサシガメヘビトンボのなかま・アリジゴク(ウスバカゲロウ幼虫)・オニヤンマ幼虫×3・カワゲラのなかま幼虫カゲロウのなかま幼虫ホトケドジョウニホンカナヘビ等でした。
たくさんのチョウやいろいろな生きものたちと楽しく過ごした半日でした。

☆写真は、特別隊員T.K.氏にご協力をいただきました。
  
posted by はけの森調査隊 at 09:51| Comment(0) | 6月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。