2013年09月24日

★チョウ ウラナミシジミとフジマメ(追記あり)

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ウラナミシジミ♀(シジミチョウ科) 130902

チョウ研究家のT.N.氏から、フジマメの種をいただいた。「この花が咲けばウラナミシジミがやって来る」と言われているほどの栽培(さいばい)植物だ。6月中旬にまいたところ、すぐに芽を出し、ツルはどんどんのびて、葉が茂り、8月10日には花が咲きはじめ、一大ブッシュとなった。
9月2日、ついにウラナミシジミがやってきてあちこちのツボミに卵を産みつけた。


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ウラナミシジミ幼2763s.jpg
ウラナミシジミ(シジミチョウ科)終令幼虫 約12mm  130915

産卵から約2週間、幼虫はずいぶんと大きくなって、花に頭をつっ込んでシベ類や花びらを食べたり、新芽を食べたりしている。食べ跡(あと)はちょっときたならしい。

フジマメ2950.jpg フジマメ食痕2953s.jpg
フジマメの実 3~6cm            幼虫が開けた穴

実の中に入りこんで、中の種を食べているものもいる。

ウラナミシジミ蛹3148s.jpg ウラナミシジミ卵3125s.jpg
ウラナミシジミ蛹 11mm 130922                     ウラナミシジ卵 130921

9月も中旬を過ぎ、初めの頃に産卵されたものは次々とサナギになり、チョウは毎日やってきて産卵している。南西諸島〜四国・九州〜関東地方南部沿岸の暖かい地方でしか越冬できないのだが、こうして発生をくり返しながら北上し、秋には北海道でも見られるようになるという<旅するチョウ>だ。 

フジマメ2777s.jpg
フジマメ(マメ科) 130915

フジマメは、アフリカ原産の植物で、日本では暖かい地方で栽培され、豆は食料になる。サヤエンドウのような雰囲気で、みそ汁に入れたりテンプラにしたりしてみたが、あまりおいしいものではなかった。花や豆にはほのかなにおいがあり、これにさそわれてウラナミシジミがやってくるのだろう。幼虫の食草はマメ科各種で、栽培種を好むようだが、野生のクズやハギなども利用する。 参考:フジマメ

追記130926
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ウラナミシジミ♀ 130926

雨上がりの朝、ちょうど開翅したところ。

追記131003
ウラナミシジミ♂3499s.jpg
ウラナミシジミ♂ 131003

その後、♀は毎日何頭もやって来るが、はなかなか来ない。この日、初めてがやって来た。表翅の青がきれいだ。

   
posted by はけの森調査隊 at 21:07| Comment(2) | 9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
白いしじみちょうをこの前うちの庭で見かけました。

可愛いですね。

花の蜜を吸って飛んでいました。

フジマメも見たことないですが、

幼虫が穴を開けたのですね。


よくチョウは庭で見かけますよ。

黄色もいましたね。

動きが可愛いですよね?

Posted by かおり at 2013年10月03日 13:26
コメントありがとう!
白いシジミチョウというのは、裏が白くて小さな黒い点々があるヤマトシジミだと思います。今、盛んにあちこちで飛んでいますね。
他にも、キチョウやツマグロヒョウモンなど、天気の良い日は秋のチョウがたくさん見られます。これからしばらくは、散歩が楽しみですね。
フジマメは、暖かい地方で栽培されているだけなので、馴染みがない植物だと思います、私も初めての体験です。
Posted by 隊長 at 2013年10月03日 17:00
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