2015年06月21日

★活動報告 第74回はけの森調査会<ゴマダラチョウをさがそう!>報告

第74回はけの森調査会<ゴマダラチョウをさがそう!>報告

15/05/31(日)9:30〜12:00 晴れ 気温31℃  参加34名
コース:野川公園入り口(二枚橋)〜わき水広場

雨が降るという天気予報は大いにはずれ、暑いほどの上天気となりました。子どもたちもはりきって虫さがしです。

出発3551cs.jpg

草刈りされたばかりの川岸を歩いて行くと、テングチョウやモンシロチョウが飛んでいました。

テングチョウ♀1479s.jpg
テングチョウ♀(タテハチョウ科) 開帳約45mm

ここ2〜3年、初夏の野川ぞいで一番多く見られるチョウ。
 140427付記事<テングチョウ>  をご参照下さい。

クワの木・何かいるよ0005s.jpg
こんなところにハチの巣がある!
モンキクロカスミカメs.jpg   キアシナガバチccs.jpg
モンキクロカスミカメ(カスミカメ科)約9mm     キアシナガバチ(スズメバチ科)

S.O.君が見つけたクワの葉上の小さな黒い虫は、後で調べたところモンキクロカスミカメと判明。紋は赤く見えますが、名前は<モンキ>です。下の方には、キアシナガバチの巣がありました。女王バチが巣作りの真っ最中。

 用水路のところ0009s.jpg
用水路の中を見ながら進みます

アカシジミ(ケース)0020s.jpg
アカシジミ(シジミチョウ科) 「かわいいね〜」「ちっともとばないよ」

やなぎ橋を渡り、川の南側の広場へ。クリの木のまわりのあちこちで、アカシジミ・ウラナミアカシジミが見られました。クリの木や下草にとまっているもの、飛んでいるもの、一度にこんなにたくさん見られたのは初めてです。暑さをさけて、下の方におりてきているようです。
アカシジミ・ウラナミアカシジミについては、130510付記事<アカシジミ・ウラナミアカシジミ幼虫>をご参照下さい。

ウラナミアカシジミ1551表少s.jpg
ウラナミアカシジミ♂(シジミチョウ科)

♂かな?♀かな?の質問がありました。飛んでいるときは見分けがむづしいのですが、ウラナミアカシジミは前翅(ぜんし=まえばね)の表翅(おもてばね)の先の方までオレンジなら♂、♀は、翅の先に黒い斑(はん)があります。アカシジミは、裏も表も似ているのでよりむづかしいけれど、両種とも、♀は腹が太い・とまっているときの前あしのつま先をたてているかいないか、で見分けられます。

チャミノガ1862s.jpg     オオミノガ幼虫.jpg
チャミノガ(ミノガ科)幼虫 約30mm  オオミノガ(ミノガ科)幼虫 約40mm

センター手前の木に、ミノムシがたくさんついていました。当日はオオミノガ幼虫だけかと思っていたのですが、後日もう一度行ってみたらチャミノガ幼虫もいくつかついていました。形は似ていますが、チャミノガは、ミノの入り口を葉にピッタリとつけ、オオミノガはぶら下がります。形は、チャミノガは円筒形(えんとうけい)でオオミノガは紡錘形(ぼうすいけい)です。両種とも、最近ではあまり見られなくなっているのでここは貴重な場所です。

アカボシゴマダラ春型1451cs.jpg ホシミスジ開翅1323s.jpg
 アカボシゴマダラ(タテハチョウ科)春型                          ホシミスジ(タテハチョウ科)

アカボシゴマダラもホシミスジも、本来このあたりに生息している種ではなく、人の手によって移入(いにゅう)されたものです。
アカボシゴマダラ:ぷてろんワールド[<アカボシゴマダラのページ>をご参照ください。
ホシミスジ:120609付記事<ホシミスジ・コミスジ>をご参照ください。

観察園の中0017s.jpg
自然観察園の中を行く

ミドリシジミ♀20622s.jpg
ミドリシジミ♀(シジミチョウ科) 

観察園のうすぐらい草むらの葉の上にミドリシジミがジッとまっていました。今年は例年より出るのが早く、数も多いようです。

わき水広場の流れ3584s.jpg
どんな虫がいるかな〜!

わき水広場の流れの中で水生昆虫さがし。

カゲロウ・カワゲラ0041s.jpg ヘビトンボ・アカシマサシガメ3576s.jpg

虫観察0031.jpg

採れたものはいつもより少なめでしたが、オニヤンマの小さなヤゴも2ひき見つけました。ゆっくり観察したあとは川にもどして、調査会終了です。

ドングリ記念品3613cs.jpg ドングリ記念品7464ss.jpg
 これからもいっぱい参加してね!                                                                                   

調査会への出席が9回に達した方には、手作りのドングリ記念品をさし上げています。今回は、T.O.隊員(小3)とM.O.(小2)隊員兄妹に贈(おく)られました。


posted by はけの森調査隊 at 09:50| Comment(4) | 5月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちょっと待ってください。
「アカシジミ」の写真はアカシジミではなくウラミスジシジミではないですか?
平野部に分布してるとは初耳ですし、俄かに信じ難いですが、でもその写真はどう見ても…。
も少し大きな画像をお見せ願えませんでしょうか?
Posted by がるだ|@garuda_tw at 2015年06月21日 21:47
コメントありがとうございます。
これは正真正銘アカシジミです。平野部に分布しています。
ウラミスジシジミこそ、平野部には分布していないのではないでしょうか?
アカシジミは当地では毎年観察していて、例えばこちらをご高覧いただき、ご検討ください。
http://hakenomori.seesaa.net/article/211059747.html
Posted by 隊長 at 2015年06月21日 22:08
うーん、アカシジミの後翅白条はもっと淡々したもので、写真ではこんなに明瞭に出ないと思い込んでいて見誤りました。
よく見ると確かに後翅外縁部の赤斑列はアカシジミのものですね。
失礼しました。

>ウラミスジシジミこそ、平野部には分布していないのではないでしょうか?

平野部には分布していないと思います。(だから思わず驚いちゃいました)
Posted by がるだ|@garuda_tw at 2015年06月21日 22:34
返信ありがとうございます。
コメントを拝読して改めて見てみると、この写真は、確かに後翅白条が目立っていて、白条の間の赤い部分が渋く地色と一体化して見えますね。
白条の数や赤斑列をよく見ればわかるのですが、小さい画像なので、一見ウラミスジ!と思われたワケ(驚かれたワケも)がわかりました。
自分では気づかずにいたことを教えていただきありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 隊長 at 2015年06月22日 09:08
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