2017年10月14日

★ガ ヒメエグリバ幼虫〜蛹

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ヒメエグリバ若令幼虫@(ヤガ科)12mm 170914  国分寺市

西国分寺駅そばのアオツヅラフジの茂みにヒメエグリバの幼虫がいる、との知らせが知人から届いた。4年前の9月、同じアオツヅラフジを食草としているアカエグリバに偶然出会って以来、幼虫を見つけたいとずっと思っていたところだ。両者の幼虫はだいぶ違っているが、成虫はよく似ているようだ。
早速行ってみたところ、よく茂ったアオツヅラフジの一体どこに居るのか、なかなか見つからなかったが、やがて、ツルの先の方の花が終わった後のようなところにとても小さな1匹を見つけた。その近くにもう1匹居たので、きっと他にもあちこちに居ることと思い、1匹を持ち帰り飼ってみることにした。

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ヒメエグリバ若令幼虫A 15mm 170914  

帰ってから袋を開けてみたら、なんと、エサ用に少し貰ってきた葉に少し大きめの幼虫がついていた。様子を見ていると、大きい方は葉に居ることが多いが、小さい方は相変わらず花柄あたりに居て葉を食べる様子が無い。2〜3日後脱皮して少し大きくなったら、いつも葉のところに居るようになった。生まれてしばらくの間は、花柄付近の何かを食べているのだろうか?

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ヒメエグリバ終令幼虫A 45mm 170926  (右側が頭)

幼虫たちは葉を食べて順調に育ち、20mm位になった頃には赤い斑紋も出てきて、とてもカラフルな姿になった。40mmを超えた頃、そろそろ蛹になりそうなので、飼育箱の底に枯れ葉を敷いた。

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ヒメエグリバ蛹A 170928

9月27日には、飼育箱の中をウロウロしていたが、翌28日の朝見ると、枯れ葉に近い位置にあったアオツヅラフジの葉にくっついて繭ができていた。この中で蛹になるのだろう。 

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ヒメエグリバ@繭を作っている 171001

その4日後、昼間飼育箱の中をウロウロしていたもう1匹の幼虫が夜の8時20分頃、底に敷いてある枯れ葉で繭を作り始めていた。見ていると、少しずつ手前の葉を引き寄せて、少しかじったり、ひっくり返したりして、口から吐く糸でつなぎ合わせていく。40分ほどで、きちんとつづり合わされた繭ができた。

ヒメエグリバ蛹1440vs.jpg
ヒメエグリバ@繭 171002

写真は翌日昼光で撮ったもの。自然の中ではどのような所でどのような繭を作るのかわからないが、このまま羽化を待つことにしよう。年3〜4化・越冬態は幼虫か成虫、とのことなので、今年中に羽化するのだろうか?

posted by はけの森調査隊 at 14:00| Comment(0) | 10月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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