2014年03月25日

★活動報告 第70回はけの森調査会<もっと知りたい!冬の虫>報告

第70回はけの森調査会<もっと知りたい!冬の虫>報告

14/02/23(日)9:30〜12:00 くもり 気温8℃  参加31名
コース:野川公園入り口〜わき水広場


くもりがちの寒い日でしたが、寒さにかかわらず大勢の参加があり、にぎやかな観察会になりました。

野川遠景2260012s.jpg
野川公園のようす 

トチノキの冬芽0327.jpg
トチノキの冬芽はベタベタしています、さわってみますか?

トチノキの冬芽がベタベタしているのは、寒さや乾燥(かんそう)・虫に食べられるのをふせぐために、粘液(ねんえき)でおおわれているからです。参考:トチノキ

ウラギンシジミ4655cs.jpg
ウラギンシジミ(シジミチョウ科) 開帳約40mm

J.W.隊員(中3)がウラギンシジミを見つけました。越冬(えっとう)中に木の枝が折れて、枝ごと落ちてしまったのでしょうか?凍(い)てついたようにジッとしていましたが、やがて足を動かし始めました。

エノキで遊ぶs.jpg

ゴマダラチョウの幼虫いるかな?

すばらしい枝ぶりのエノキです。落ち葉はあまりなくて、幼虫は見つかりませんでしたが、子供たちは木登り遊びの方が楽しかったようす。

テントウムシだ!s.jpg
テントウムシがいたよ!  下へ行っちゃった・・・あ、死んだふりしてる・・・

ナナホシテントウ5521s.jpg ベニシジミ若齢幼虫s.jpg
ナナホシテントウ(テントウムシ科)   ベニシジミ(シジミチョウ科)若令幼虫

川原の草の根もとでナナホシテントウを見つけました。N.Y.隊員が、ギシギシの葉裏にいるベニシジミ幼虫を見つけました。成虫は春〜秋このあたりをよく飛んでいますが、幼虫はなかなか見つかりません。

ウシガエルだs.jpg
ウシガエルだ!

川のふちにいたウシガエルを見つけた子もいます。つかまえようとして大さわぎでしたが、大きすぎてなかなか網(あみ)に入れられず、カエルはにげてしまいました。

コムラサキ幼虫だ.jpg
ここにいます・・・。 エ〜、こんなところにいるんだ〜  よく見つけたね〜

シダレヤナギの幹(みき)の下の方に、コムラサキの幼虫がいました。昨年12月にJ.W.隊員が見つけたそうで、ずっと同じ場所で越冬していたのです。

コムラサキ幼虫4810s.jpg
コムラサキ(タテハチョウ科)幼虫 10mm (見えているのは背中側です)

コムラサキ幼虫は、第58回調査会(100220実施)で初めて見つけて以来、毎年この木で見つかっていて、冬の調査会恒例のスペシャルテーマとなっています。コムラサキ成虫写真はこちら

     ニトベミノガ空殻_4766s.jpg         ネグロミノガ空繭4768s.jpg
   ニトベミニガ(ミノガ科)空ミノ(35mm)       ネグロミノガ空ミノ(20mm)

自然観察園の杭(くい)にニトベミノガの空ミノがついていました。オオミノガに似ていますが、大きな葉っぱをつけていること、ミノに頭の脱皮殻(だっぴがら)をつけていること(写真のオレンジ色の丸い部分)、さわるとやわらかいことなどで見分けます。
ネグロミノガの古いミノもありました。枯れたツルが巻きついています。


エノキの下で幼虫探しs.jpg
こっちのエノキにはいるかなあ・・・?

わき水広場のエノキの下でもゴマダラチョウ幼虫さがし。ここでも見つかりませんでしたが、フリータイムに調査隊スタッフのN.S.さんが、川ぞいのエノキの下で2匹見つけました。

ゴマダラ幼虫4678s.jpg
ゴマダラチョウ(タテハチョウ科)幼虫 15mm

テーブルの上において、みんなでしばらくながめていると、動き出しました。とてもかわいい顔をしています。ゴマダラチョウ成虫写真はこちら

クワコ空き繭4738s.jpg エサキモンキツノカメムシ0960s.jpg
クワコ(カイコガ科)の空繭    エサキモンキツノカメムシ(ツノカメムシ科)

オニヤンマだ0983s.jpg オニヤンマ幼虫4681s.jpg
ワー、オニヤンマだ!        オニヤンマ(オニヤンマ科)幼虫約40mm

わき水広場の流れには、オニヤンマ幼虫・フタツメカワゲラ幼虫・オナシカワゲラ幼虫・ミズムシ等がいました。

抜け殻調べs.jpg
あ、ここに出ているよ!(空きマユやサナギがらのコレクションを見ているところ)

つかまえたものを皆で見ながらまとめの話。観察した生きものは全部もとのところにもどします。ぬけ殻や空きまゆは、良い記録としてそれぞれが持ち帰りました。

140223用ドングリ見本4642cs.jpg

最後に、出席カードの半分まで(9回)参加した人に、ドングリクラフト記念品(調査隊特製)がおくられました。
今年の受賞者は、J.W.隊員・S.A.隊員・T.T.隊員(当日欠席)です。
いろいろな生きものに出会えた楽しい調査会でした。

☆今回も、写真は特別隊員T.K.氏にご協力いただきました。

☆2014年度の活動予定表はこちらです。どうぞみなさんご参加ください!
      
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2014年02月09日

雪の野川

雪の野川(上流方面)4544s.jpg
野川新小金井橋から上流方面を望む 140209 午前10時頃

月8日の朝から降り続いた雪は夜中にはおさまったが、東京で45年ぶりという大雪となった。翌日は朝から陽が照り雪はすぐにとけはじめたが、まだまだ積もっている。積雪量は、都心27cm、小金井では30cm(個人計測)。
2012年1月23日も大雪となり、この時は翌日朝まで降っていたので、道路は氷りつき、雪景色が美しかった。

雪野原4548cs.jpg
くじら山下原っぱ

休日なので、原っぱは親子づれでにぎわっていた。

くじら山ソリすべり4564s.jpg
くじらや山でソリあそび

雪が降ったら、くじら山でソリあそびをするのがこどもたちの定番だ。

ヤマグワ4587s.jpg
ヤマグワ

樹形(じゅけい)が雪原に映(は)えていた。

シジュウカラ4623cs.jpg
シジュウカラ

シジュウカラが何羽も、エサをついばんでいた。草や木の種だろう。

 
  
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2014年02月06日

★鳥 庭に来る鳥I ジョウビタキ

ジョウビタキ4521s.jpg
ジョウビタキ♂(ヒタキ科) 140205

今年の立春(140204)は午後から雪になり、ひとしきり降った後、夕方には止んだ。翌朝、雪の残る庭にジョウビタキがやってきた。「毎年同じ所に来るよ」という話も良く聞くが、この庭には、何年かおきに時々姿を見せる。オレンジ色と白い紋(もん)があざやかで、モンツキドリとも呼ばれている。

ジョウビタキ4520s.jpg
ジョウビタキ♂(ヒタキ科) 140205

昆虫や小動物、木の実を食べる。エサとしてはウグイスアカハラシロハラと同様ミールワームが好きなようだ。カゴに入れておくと、誰が食べたかいつの間にか無くなっているので、これからが楽しみだ。姿が見えなくても、「ヒッヒッ」とか「カカッカカッ」という声が聞こえたら、近くに来ているな、とわかる。

ジョウビタキ♀4057s.jpg
ジョウビタキ♀(ヒタキ科) 130217

こちらは♀、第67回はけの森調査会(130217実施)の際、野川ぞいで観察したときの写真。シックな色あいで、飛ぶと背中のオレンジ色が目立つ。中国西部〜サハリンあたりから冬の初めに日本にやってきて、春早めに旅立つ。

☆ ブログ内検索で、「庭に来る鳥」と入れると、I〜@まで続けてご覧になれます。

    
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2013年02月28日

★活動報告 第67回はけの森調査会<冬ごしの生きものはどこにいる?A>

第67回はけの森調査会<冬ごしの生きものはどこにいる?A>
13/02/17(日)9:30〜12:00 晴れ&曇り 気温8℃  参加14名
コース:野川公園入り口〜わき水広場

野川公園入り口なら橋からcs3973.jpg
野川公園入り口付近 130217

とても寒い1日でしたが、あちこちの目立たないところでひっそりと冬ごししている生きものたちを見ながら、楽しく歩きました。

アブラコウモリ3968s.jpg
アブラコウモリ<イエコウモリ>(ヒナコウモリ科)越冬中 頭胴長約5cm

集合場所付近の野鳥観察コーナーの塀(へい)に、コウモリがいました。

アブラコウモリ1292s.jpg アブラコウモリ顔1291s.jpg
アブラコウモリ        撮影N.S.

2/12の下見の際に見つけ、その後時々見に来たようすでは、上のすき間にもぐりこんでいる日もあり、ここで冬眠しているようです。夏の夕方飛んでいるのは時々見かけますが、こんな風にジッとしているのを見たのは初めて、皆の感想は「かわいいねー」。

オオカマキリ卵鞘見てるs.jpg オオカマキリ卵鞘cs.jpg
このへんによくいるのは、ここに出ている3しゅるい・・・   オオカマキリ卵鞘

川ぞいのかれ草の茎にオオカマキリの卵鞘(らんしょう)がありました。
このあたりにはギシギシ(タデ科・ベニシジミ幼虫の食草)がたくさん生えているので、ベニシジミの幼虫さがしをしました。ようやく終令幼虫
1匹を見つけました。

観察園を過ぎて.jpg
何かいるかな?

川ぞいは冷たい風が吹いていましたが、子供たちは元気に虫さがしです

コムラサキ見てるs.jpg   コムラサキ幼虫4111ss.jpg
やっと見つかったね!                       コムラサキ(タテハチョウ科)幼虫 9mm

冬の調査会恒例(こうれい)のコムラサキ幼虫さがし。
この冬は、2012.11.20にちょうど幹を下って来る幼虫に遭遇(そうぐう)したのですが、その後定着場所が見つからずにいました。この日、皆でさがしたところ、隊員のJ.W君(中2)が1匹発見、とても見つかりにくい樹皮(じゅひ)のひだにさかさまにピッタリとくっついて越冬していました。11.20の幼虫と同じでしょうか

関連記事
コムラサキ越冬幼虫目覚める
第64回はけの森調査会<冬ごしの生きものはどこにいる?>

コムラサキ越冬幼虫2011   コムラサキ越冬幼虫2010
第58回はけの森調査会(コムラサキ幼虫初発見)

自然観察園3999.jpg
自然観察園

自然観察園にはハンノキがたくさんあり、少ないながら毎年6月にはミドリシジミ成虫が見られます。卵をさがしてみましたが見つかりませんでした。

シラホシコヤガ3981c.jpg シラホシコヤガ繭3985c.jpg
シラホシコヤガ(ヤガ科)幼虫     シラホシコヤガ(ヤガ科)空きマユ

ハンノキの緑白色コケ(地衣類)の間に、シラホシコヤガの幼虫がいました。コケとほとんど一体化しています。シラホシコヤガについては2010年11月・はけの森での記録をご参照ください。
追記(130320) この幼虫によく似ているキスジコヤガ幼虫の記事が載っているサイトもご参照ください:動く地衣類 キスジコヤガの幼虫 

ジョウビタキ♀4047s.jpg
ジョウビタキ♀(ヒタキ科)

ジョウビタキの♀がいました。♂にくらべて全体にうすい色をしていますが、飛ぶとオレンジの部分が目立ちます。中国西部やシベリアから冬鳥として日本にやって来て、春は早めに帰ります。野川公園では、例年に増してたくさんの種類の野鳥が観察されているようです。

ゴマダラチョウ探し@s.jpg ゴマダラチョウ探しA.jpg
おち葉が少ないねえ・・・

エノキのおち葉の裏で越冬しているゴマダラチョウ幼虫さがし。今回は見つかりませんでした。

関連記事

第58回調査会(100220実施)で観察したもの 
ゴマダラチョウ 幼虫からサナギへ  ゴマダラチョウ羽化


ホトケドジョウなど3810.jpg
ホトケドジョウ・ガガンボsp幼虫カワニナ・カワエビsp・・フタツメカワゲラ幼虫

わき水広場の流れの中には、いろいろな生きものがました。夏の調査会では、水の中の生きものをゆっくり観察する予定です。



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2013年02月23日

★甲虫 ナナホシテントウ 卵・成虫

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ナナホシテントウ(テントウムシ科) 長さ1.4mm 130223

今年も野川べりの護岸(ごがん)ブロックにナナホシテントウのタマゴを見つけた。オレンジ色をしているので、まだ産んで間もないものだろう。風は冷たいが日だまりは温かい。オオイヌノフグリやキュウリグサが咲いている。

ナナホシテントウ4156s.jpg
ナナホシテントウ(テントウムシ科)130223 紫の花はツタバウンラン

成虫も2匹、葉っぱの間を動き回っていた。まだまだ冬ごしの生きものたちを観察しているというのに、季節は動きだしたようだ。
☆ナナホシテントウの産卵〜羽化については、2009.3.22付記事ナナホシテントウ産卵〜羽化をご参照ください。
    
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2013年02月11日

★鳥 庭に来る鳥H シロハラ

シロハラ3673s.jpg
シロハラ(ヒタキ科) 130211

木かげのおち葉の上をガサゴソと歩く音がする。そーっとのぞく。シロハラがおち葉をはねのけながらエサ(ミミズや昆虫など)さがしている。たいていうすぐらい木々の下や薮(やぶ)の中にいて、姿をあまり見せず、しかも敏感(びんかん)で、すぐにパッと飛び立ってしまい、なかなか撮影のチャンスがない。エサを置くならミールワームが好物。

シロハラ3666ss.jpg
シロハラ(ヒタキ科) 130211

冬になると、ウスリー地方などからやって来て、積雪(せきせつ)の少ない地方で越冬し、春には帰る。近年、西日本の山地でも繁殖していることが確認されているそうだ。時々キョワッとかキョキョとか鳴くが、含(ふく)み声のような感じで、姿同様気づかれにくい。似たなかまのアカハラは、国内の山地に居て、冬になると、山麓(さんろく)や平地におりて来る。
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2013年02月01日

★セミ・カメムシのなかま ナカボシカメムシ

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ナカボシカメムシ(カメムシ科) 130201 9mm

はがれかけたケヤキの樹皮(じゅひ)の内がわに、見なれないきれいなカメムシがいた。調べたところ、秋・夏はクヌギやコナラなどの樹上で生活していて、冬は樹皮下で越冬するとのこと。冬は、普段観察しにくいようなところにいるものが見られる良いチャンスだ。

ナカボシカメムシ.jpg  活動期は、体色が赤いとのこと。

 参考:ウエブサイトから拝借した写真
      070426撮影








  

 
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2012年03月07日

★ガ イラガのマユ シロフフユエダシャク  ★その他の昆虫 コカマキリ卵鞘 等

第64回はけの森調査会<冬ごしの生きものはどこにいる?>で観察したものB

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イラガ(イラガ科)のマユ  マユの大きさ11mm  わき水広場のイロハモミジ  120219

コカマキリ卵鞘7478cs.jpg
コカマキリ(カマキリ科)の卵鞘(らんしょう) 自然観察園のフェンス   120219

フユシャクのなかま♀7480s.jpg ネグロミノガ7535s.jpg
フユシャクのなかま♀ 120219     ネグロミノガ(ミノガ科)幼虫 120219

シロフユエダシャク7403s.jpg
シロフフユエダシャク♂(シャクガ科) 前翅長約19mm  トイレの中や付近の木 120219

カワゲラのなかま7489s.jpg
カワゲラ(カワゲラ科)のなかま 体長約20mm わき水広場  120219

エサキモンキツノカメムシ7484cs.jpg
エサキモンキツノカメムシ(ツノカメムシ科)体長約11mm わき水広場のおち葉  120219 

   
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2012年03月04日

★ガ マダラマルハヒロズコガ

第64回はけの森調査会<冬ごしの生きものはどこにいる?>で観察したものA

こんなところに2734s.jpg マダラマルハヒロズコガ幼虫だよ2938cs.jpg
こんなところに             マダラマルハヒロズコガ幼虫 120219

シダレヤナギの根元のくぼみをさぐっていたT.A.君(5才)、「カードに出てるのと同じのを見つけた!」とびっくりしている。
ひょうたん型の不思議な
<ミノ>中には、マダラマルハヒロズコガというガの幼虫が入っていて、その形から、<ツヅミミノムシ>とよばれている。

マダラマルハヒロズコガ8114s.jpg
マダラマルハヒロズコガ幼虫(ヒロズコガ科)ミノの大きさ:約12mm 木のウロの中 110219

初めて見た時は、「こんな生きものがいるんだろうか!」とその不思議な造形にしばし見とれてしまった。さぞ珍しいものだろうと思っていたが、見つけ慣れて来ると、その辺にふつうに居ることがわかった。朽ち木の中や木の幹のひだの間、古い木造の家の壁のすきまなどなど。ミノは木くずをかためたような感じだ。エサはいろいろで、くち木や木の皮、キノコ・コケ類・アリの幼虫などとのこと。

マダラマルハヒロズコガ幼虫.jpg マダラマルハヒロズコガ成虫SC.jpg
マダラマルハヒロズコガ幼虫 5月頃   マダラマルハヒロズコガ成虫 5〜7月

春には、ミノから顔を出してヤナギの幹を上って行くところを見た事もあるが、撮影できなかったので、ウェブサイトから拝借した写真を載せる。ミノは、2枚のフタをあわせたような感じで、どこからでも顔を出せるようだ。
成虫は開張20mmほどの小さなガ、これもウェブサイトからの写真。
<斑丸翅広頭小蛾>という漢字名はこの成虫の形態から名付けられたのだろう。
どうやってこのケースを作っていくんだろう?エサを食べるところも見てみたいし、成虫も見たいし、その生態をもっ
とくわしく知りたいところだ。
  
  


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2012年03月02日

★ガ キバラモクメキリガ・ナワキリガ

第64回はけの森調査会<冬ごしの生きものはどこにいる?>で観察したもの@

キバラモクメキリガ7485s.jpg
キバラモクメキリガ♂(ヤガ科) 0120219 開張約50mm

ゴマダラチョウの幼虫をさがしているとき、エノキのおち葉の中にいたガ。
これを見つけたM.I.君(小2)が「何だろう?なんだろう?」と名前を知りたがっていたけれど、すぐにはわからず帰ってから調べてみた。晩秋に羽化してそのままおち葉の下などで冬をこし、早春に活動を開始するガで、幼虫はバラ科・マメ科等々いろいろな種類の葉を食べるとのこと。
図鑑で幼虫を見ると、<ヨトウムシ型で、初夏にこの広場で見かけたような気がする。

参考 hirokou's Field Notes<早春の夜の糖蜜酒場>

追記 170604

キバラモクメキリガ終令幼虫9343.jpg
キバラモクメキリガ幼虫 170604

2017年5月14日実施の第2回ミニ調査会で、A.S.隊員たちが、きれいな緑色の幼虫を見つけた。ガの幼虫らしいが、何になるかわからないので A.S.隊員が飼ってみることにした。その翌日茶色に変化したそうで、6月4日に撮影させてもらったもの。残念ながら、うまく蛹になれずに死んでしまったとのこと。

ナワキリガ7105s.jpg
ナワキリガ♂(ヤガ科) 011024 開張約40mm

これもキリガのなかま。このような毛なみと形のガには多くの種類がある。
1月の朝、家の戸口にジッとしていた。関東より西に分布していたガだが、北方へと分布をひろげているとのことだ。キバラモクメキリガと同様、秋に羽化してそのままおち葉の下などで冬をこし、春に出て来る。幼虫はブナ科やバラ科などの葉を食べる。「ナワ」は人名。

   
posted by はけの森調査隊 at 12:06| Comment(0) | 2月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする