2017年04月30日

★ガ クロハネシロヒゲナガ

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クロハネシロヒゲナガ(ヒゲナガカ科)開張約13mm  170430 

ムラサキハナナやハナニラが満開だったはけの森緑地2は、しばらく見ぬ間にすっかり様変わりし、タンポポやセリバヒエンソウ(帰化植物)が花盛りだ。この季節に一度は出会いたいヒゲナガガのなかまが草の間をチラチラと飛んでいた。

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クロハネシロヒゲナガ♂×2 170430

しばし♂同士がもつれあっていたが、じきにそれぞれの方向へ飛んでいった。♀は触覚が短い。翅の色は、光線の当たり具合で違う色に見える。食草は、ネズミムギ・オオスズメノカタビラとのことだが、緑地には生えていないので、他のそれに似た食草があるのか、よそから飛んできたのか?
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2017年04月16日

★チョウ 春型モンシロチョウ・スジグロシロチョウ

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サクラ<ソメイヨシノ>(バラ科) 170413

新年度第1回ミニ調査会は雨のため中止となったので、その数日後、はけの森緑地2に行ってみた。サクラは満開を過ぎ、風に花びらが舞っていた。

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カルガモ(ガンカモ科) 170413

野川から飛んで来たのだろうか、カルガモ2羽が、ゆうゆうと泳いでいた。

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モンシロチョウ♂春型(シロチョウ科) 170413

ムラサキハナナ・ハナニラ・タンポポは花盛り、2匹白いシロチョウが飛び回っていた。春一番に出てくるモンシロチョウは、紋が小さかったりうすかったりする。

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スジグロシロチョウ春型(シロチョウ科) 170413

2匹ともモンシロチョウかと思ったら、1匹はスジグロシロチョウだった。紋が無く、表翅の先の黒い部分が少なく、黒いスジがある(翅脈のまわりの鱗粉が黒くなっているため)

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モンシロチョウ♂(開翅)♀ 110416

これはちょうど6年前に撮影したもの、♀は交尾後、あちこちの菜の花やキャベツに産卵し、約1ヶ月後の5月中〜下旬には、2化目が発生する。

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2017年04月07日

★ツマキチョウ

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ツマキチョウ♂(シロチョウ科) 170406

桜(ソメイヨシノ)の開花宣言が3月21日に出たものの、寒い日が続き、開花の速度は例年に無く遅かったが、6日には最高気温21℃となり、ほぼ満開となった。桜の咲く頃に現れるツマキチョウが庭にもやって来た。

ブログ内記事ご参照下さい。



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2016年04月30日

★活動報告 2016第1回はけの森ミニ調査会報告

第1回はけの森ミニ調査会 
2016/04/10(日)実施 はけの森緑地2にて  くもり  気温23℃  参加29名

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サクラの花びらでいっぱいの池

新年度第1回目の調査会です。サクラ(ソメイヨシノ)の花びらが散って、池をうめつくしていました。新隊員の参加も多く、それぞれに好きな場所を探索(たんさく)して、いろいろな生きものを見つけました。

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アッ、アゲハだ!

つかまえた!0007s.jpg 蜂宿0008s.jpg
これはなんていう虫だ?         この中に虫がはいってるんだ・・・

つかまえたのは黒い小さな虫、アブのなかまでした。入り口がドロなどでふさがれている竹筒の中には、いろいろな狩り蜂の前蛹(ぜんよう)や蛹(さなぎ)が入っています。春〜夏にかけて羽化します。

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クワガタの幼虫3937s.jpg
コクワガタ(クワガタムシ科)の幼虫

くち木をくずしてみると、コクワガタの幼虫がいました。どんな成虫になるか確認のため2隊員が持ち帰って飼ってみることにしました。昨年の調査会(150412実施)でも3匹見つかり、3隊員持ち帰り飼育しました。飼育報告はこちら

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ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科)のサナギ

カラタチの茂みの中の方の枝に、ジャコウアゲハのサナギがついていました。緑地には食草のウマノスズクサがあるので、毎年ここで幼虫が育っています。参照:2012.06.30付記事「2012第2回はけの森ミニ調査会」
サナギは、女の人が後ろ手にしばられているような形をしているので、「お菊虫」と呼ばれています。

ツマキチョウつかまえたよ0022s.jpg ツマキチョウ裏翅1086s.jpg
チョウチョをつかまえたよ!      ツマキチョウ(シロチョウ科)

この緑地には、食草のひとつムラサキハナナ(アブラナ科)がたくさんあるので、この時期には毎年ツマキチョウを観ることができます。

         090402付「ツマキチョウ」

陸のいきものまとめ0034s.jpg
陸の生きもののまとめ

池の生きもの調べ0043.jpg
池の生きもののまとめ
ヤブヤンマヤゴ(若令)3940s.jpg            ファーブルで観察0025.jpg
ヤブヤンマ(ヤンマ科)若令幼虫         顕微鏡(ファーブル)で観察

池にはヤブヤンマの小さなヤゴが1匹と、アメリカザリガニの子どもが35匹もいました。

タマムシ幼虫3946s.jpg ヤマトタマムシ幼虫s.jpg
ヤマトタマムシ(タマムシ科)幼虫    ヤマトタマムシ幼虫(ウェブサイトより)

解散後、R.Y隊員が柵(さく)の脇にころがっていたくち木の中にいたヤマトタマムシの幼虫を見つけました。はじめはお尻しか見えていなかったのですが、顔を少しだけ出しました。写真を撮ったあと、くち木を奥の安全な場所に移しました。成虫は、野川周辺で何度も観察していますが、幼虫は初めてです。無事成虫になるといいですね。




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2016年04月24日

★チョウ アゲハ(ナミアゲハ)産卵

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アゲハ♀(アゲハチョウ科) 160422

4月半ばごろになると、アゲハチョウのなかまを良く見かけるようになる。アゲハ・キアゲハはもちろん、クロアゲハも飛び始めている。うららかな陽をあびてアゲハがカラタチにやって来た。

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アゲハ♀(アゲハチョウ科) 160422

アゲハはミカン科の様々な植物に産卵するが、カラタチが一番好きなようだ。

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アゲハ(アゲハチョウ科) 160422

鉢植えのシークワーサーにも産卵して行った。新芽や若い葉に産むことが多い。表に産むことが多いが、裏に産卵することもある。

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アゲハの卵 約1mm 160424 シークワーサーの葉裏に産卵された卵

産卵から2日たった卵。はじめはうすいクリームをしているが、時間がたつと黄色くなる。

ブログ内記事参照


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2016年04月15日

★チョウ ツマキチョウ産卵・卵・幼虫(追記あり)

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ツマキチョウ♀(シロチョウ科) 160409

菜園の菜の花(種名はわからない)にツマキチョウがやって来た。ツボミに向かって飛んでいく。

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ツマキチョウ♀(シロチョウ科) 160409

ツボミの近くに産卵。

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ツマキチョウの卵 約1mm

ツマキチョウの幼虫は、アブラナ科植物の花やツボミ、実を食べるので、花梗(かきょう=花のくき)や実のそばに産卵されることが多い。モンシロチョウの卵に似ているが、少し細長い感じだ。

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ツマキチョウの卵 160413

菜の花のあちこちに産卵されていて、たまには葉についていることもある。初めは白いが、時間がたつと、モンシロチョウ同様オレンジ色になる。

追記 160417

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ツマキチョウ1令幼虫  2mm  160417

上記0413撮影の時にオレンジ色だった卵から幼虫が孵化していた。モンシロチョウは頭が黄色いが、ツマキチョウは黒い。

ブログ内記事ご参照下さい。



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2015年05月15日

★ハエ・アブのなかま クロヒラタアブ

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クロヒラタアブ♀(ハナアブ科) 150424

春早くから新芽をのばすサルトリイバラには、他の植物に先がけてアブラムシがたくさんつくので、アブラムシねらいの虫たちが次々とやって来る。ヒラタアブのなかまもよく見かける。

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クロヒラタアブ♀(ハナアブ科)体長約12mm  150424

そして、卵を産む。

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クロヒラタアブ幼虫(ハナアブ科)約16mm  細い方が頭 150430

ハナアブのなかまは種類がとても多く、幼虫は、種類によって肉食・草食・腐食物(ふしょくぶつ)食といろいろで、水中で生活するものもいる。肉食のものはアブラムシやカイガラムシやハムシの幼虫等を食べる。ヒラタアブのなかま幼虫はアブラムシをエサとするものが多い。

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クロヒラタアブ幼虫(ハナアブ科)150501

アブラムシをとらたところ。

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ヒラタアブのなかま(ハナアブ科) 150424

ヒメヒラタアブのなかまだろうか、やはり産卵に来ていた。成虫のエサは、花の蜜(みつ)や花粉(かふん)。


  
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2015年05月06日

★甲虫 ヒメカメノコテントウ・カメノコテントウ

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ヒメカメノコテントウ(テントウムシ科)約4mm 150429 ソラマメの葉上

アブラムシがいっぱいのソラマメの葉の上には、ヒメカメノコテントウのカップルがいた。♂が♀の上に乗ろうとしているのだが、♀がいやがっているのか、あちこち動き回っているばかり。テントウムシの半分くらいの大きさで、斑紋がいろいろあり、カメノコもようでないものもいる。

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ヒメカメノコテントウ(テントウムシ科)前蛹  130705

以前撮ったストックの中に、前蛹(ぜんよう)の写真があった。成虫も幼虫もアブラムシを食べる。

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カメノコテントウ(テントウムシ科)約11mm  110625

こちらはカメノコテントウ、とても大きくて派手(はで)なもよう(日本産テントウムシの中で最大)。成虫・幼虫とも、クルミハムシやドロノキハムシの幼虫を食べる。
  
  
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2015年04月30日

★甲虫 テントウムシ(ナミテントウ)交尾・卵・孵化

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テントウムシ(ナミテントウ)(テントウムシ科)約7mm 150424 サルトリイバラの葉上

この時期、あちこちの葉や草の間で、いろいろなテントウムシのなかまが交尾(こうび)しているのを見かける。サルトリイバラの新芽には春早くからアブラムシがたくさんつくので、アブラムシを食べる虫たちがたくさんやってくる。
♀が体をぴったりと伏(ふ)せなければ交尾をうけいれる合図で、♂はプルプルとふるわせて精子(せいし)を♀の体内におくりこむ。ずいぶんと時間をかけて、「プルプル」を何度(なんど)もくり返す姿(すがた)はとてもユーモラスだ。

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テントウムシ(テントウムシ科) 150427 サルトリイバラの葉上

テントウムシの斑紋(はんもん)はさまざまなので、もようがちがうカップルもいる。♀の方が大きいのはふつうだが、この♂はふつうより小さくて5mmくらいしかない。

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テントウムシ(テントウムシ科)卵 長さ約1.4mm  150425

サルトリイバラの枯れたツルに卵が産みつけられていた。上記150424に撮影したカップルのものだろうか?

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テントウムシ(テントウムシ科)孵化 1令幼虫 約2mm 150430

5日後には、幼虫が生まれていた。やがて、チリヂリにアブラムシのいる葉へと移動する。
   
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2015年04月29日

★甲虫 ヘリグロテントウノミハムシ・ナミテントウ・フタホシテントウ

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ヘリグロテントウノミハムシ(ハムシ科) 約3.5mm  150412

第1回ミニ調査会(150412実施)の日、緑地の入り口近くのヒイラギモクセイの垣根(かきね)に小さなテントウムシがいた・・・と思ったらピョンと飛んだ。これはノミハムシのなかまにちがいない。

テントウノミハムシ0590s.jpg
ヘリグロテントウノミハムシ(ハムシ科) 約3.5mm 150412

よく見ると触角(しょっかく)が長く、ヒイラギモクセイの葉を食べている。垣根のあちこちにたくさん居て、新芽は食痕(しょっこん)だらけだ。幼虫は頭から前半分くらいを葉の内がわにもぐりこませて葉を食べるとのこと。
これにそっくりのテントウノミハムシというのがいて、そのちがいは「前胸背板前縁(ぜんきょうはいばんぜんえん=下図の赤矢印のところ)」は中央で前方に突出(とっしゅつ)するかしないか」とのこと、写真ではわからないが、実物をルーペで見たところ突出していないのでヘリグロだろう。

テントウムシ型の身体のつくりs.jpg(元図はウェブサイトより)

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テントウムシ(ナミテントウ)(テントウムシ科)約7mm 150424 

今はテントウムシの季節、サルトリイバラにちょうど黒地に赤い班(はん)のあるタイプのテントウムシがいた。触角の長さがちがい、大きさもノミハムシの2倍くらいだ。ナミテントウはアブラムシ等を食べる肉食昆虫だ。

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フタホシテントウ(テントウムシ科)約2mm 150424

うまい具合にフタホシテントウも飛んできた。黒地に赤い班があるところは、上記2種とよくにているが、これは米つぶの半分くらいしかなくて、赤い班がまんまるだ。成虫も幼虫もカイガラムシ類を食べる。
黒地に赤い班のあるテントウムシのなかまはたくさんいるし、テントウムシ以外にも似(に)たもようの甲虫は多い。似ているけど何かちがうぞ、と思ったらくわしく調べてみよう。
posted by はけの森調査隊 at 16:46| Comment(0) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする