2013年04月30日

★活動報告 2013第1回ミニ調査会 

第1回はけの森ミニ調査会 
2013/4/14実施 はけの森2にて  晴れ  気温20℃  参加16名 


カラタチ花5808cs.jpg
カラタチ(ミカン科)

寒い日や強風の日が多い4月上旬でしたが、新年度初の調査会は、暖かな調査会日和となりました。カラタチの新芽も伸び、花の香りがほのかにただよっています。

朽木の生きものさがし.jpg
このへんにいそうだけど・・・

緑地のすみに置いてあるくち木の中の生きものさがし、木のくち具合によって、住んでいる生きものがちがいます。つんであった木材が年月を経(へ)てほとんどバラバラになり、まわりの樹木も整理されたので以前より日当たり良くなっているため、あまり生きものがいませんでした。

     シラホシコヤガ繭5717s.jpg        シラホシコヤガ幼虫5714cs.jpg
シラホシコヤガ(ヤガ科)マユ 約10mm    シラホシコヤガ幼虫 約8mm

梅の木の虫さがしs.jpg

梅の木には、この緑地で毎年見られる、シラホシコヤガの幼虫と空マユがありました。幼虫で越冬し5月半ばごろにマユを作ってサナギになります。空きマユはそのまま残っていて、マユの方が目立ちます。
今年の第67回調査会では、野川公園の自然観察園のハンノキにいるのを観察しました。それぞれ少しずつちがう形をしています。
2010.11.19の記事参照

      
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ヒメミノガ・クロツヤミノガの幼虫(2種ともミノガ科)

物置の後ろにたくさんの小さなミノムシがついていました。写真に写っていませんが、下の方にとても小さくて目立たないヒロズミノガ幼虫いました。

   ヒメミノガsp5779s.jpg                        ヒロズミノガ5798s.jpg   
ヒメミノガのなかま 蓑の大きさ8〜10mm   ヒロズミノガ幼 蓑の大きさ約7mm

ヒメミノガはミノに草の細い茎(くき)を何本も平行につけ、クロツヤミノガは、小さな葉や木ノ皮のかけらをピッタリつけ、ヒロズミノガは砂つぶや地衣類(ちいるい)をつけています。

カタツムリ撮ってるs.jpg
あんなところにカタツムリがいるよ!

ミスジマイマイs.jpg アカホシテントウ幼虫5738s.jpg
ミスジマイマイ(オナジマイマイ科) アカホシテントウ(テントウムシ科)幼虫
       
ツマキチョウ6051s.jpg ハラナガバツチバチのなかまss.jpg
ツマキチョウ(シロチョウ科)  ハラナガツチバチ(ツチバチ科)のなかま

まとめs.jpg
陸上の生きもののまとめ 

アカハネムシ5645s.jpg
ヒメアカハネムシ(アカハネムシ科)体長10mm

M.I.隊員が見つけたヒメアカハネムシ、竹を登っていたとのこと。あとで、くち木にのせて撮りました。

クロスジギンヤンマ等ヤゴs.jpg アシブトハナアブs.jpg
クロイトトンボ幼・クロスジギンヤンマ幼・ミズムシ  アシブトハナアブ(ハナアブ科)

水の中にいたものは、クロイトトンボ幼虫×1,クロスジギンヤンマ幼虫×5,ヤブヤンマ幼虫×1、ミズムシ×2,ミジンコたくさん。
小さな生きものをじっくりと観察した、春のはじめらしい調査会でした。

☆写真は特別隊員T.K.氏にご協力いただきました。

   
posted by はけの森調査隊 at 12:07| Comment(0) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月26日

★チョウ ツバメシジミ

ツバメシジミ6124s.jpg
ツバメシジミ♂(シジミチョウ科) 140422

ギンイチモンジセセリが棲息(せいそく)しているオギ原周辺窪地(くぼち)なのでチョウ溜(だ)まり>のようになっていて、春早くからいろいろなチョウが出没(しゅつぼつ)する。ツバメシジミも4月初め頃から飛んでいる。飛んでいるとヤマトシジミに似ているが、うしろ羽に尾状突起(びじょうとっき=小さなシッポ)があり、またオレンジの班がある(ヤマトシジミは黒班のみ)。

ツバメシジミ6119s.jpg
ツバメシジミ♂(シジミチョウ科) 140422

♂の表羽の青はヤマトシジミより深いきらめきがある。幼虫で越冬し、1年のうちに4〜6回発生をくりかえす。この原にはクロ−バー、カラスノエンドウなど幼虫の食草であるマメ科の植物が多くあり、どの時期に来ても姿を見かけるが、夏から秋により多く見かる。

    
posted by はけの森調査隊 at 15:04| Comment(4) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月25日

★チョウ ミヤマチャバネセセリ

ミヤマチャバネセセリ6098cs.jpg
ミヤマチャバネセセリ(セセリチョウ科)   130422

ギンイチモンジセセリと同じような時期と場所で見られるセセリチョウ、野川べりではやはり数が少ない。幼虫の食草はイネ科のススキ類。全国的にも数は減(へ)りつつあるようだ。

ミヤマチャバネセセリ♂6041s.jpg
ミヤマチャバネセセリ♂(セセリチョウ科) 開帳約40mm

セセリチョウのなかまは、似ているものが多く、とくにチャバネセセリ(発生は5月中旬ごろから)とよく似ているが、表羽や裏羽の白班(はん)の形や数や濃淡(のうたん)で見分ける。

ミヤマチャバネセセリ♂6078s.jpg
ミヤマチャバネセセリ♂(セセリチョウ科)

ギンイチモンジセセリはオギのブッシュからあまり離れずに飛んでいるが、このチョウは周辺の草地飛び回り吸蜜(きゅうみつ)している。
   
posted by はけの森調査隊 at 21:22| Comment(2) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月24日

★チョウ ギンイチモンジセセリ

ギンイチモンジセセリ♂6269s.jpg
ギンイチモンジセセリ♂(セセリチョウ科)130423 開帳約30mm

今年もギンイチモンジセセリは健在かと、野川北側のオギ原を訪れた。数は少ないものの、時おりオギの間をチラチラ飛ぶのが見える。が、すぐ姿を見失ってしまう。ようやくヘリの方にとまった。

2011.4.28付記事 と 2012.4.30付記事 参照

ギンイチモンジセセリ♂6280s.jpg
ギンイチモンジセセリ♂(セセリチョウ科)130423 

あとを追いかけおいかけついていくと、くもり空のせいか、羽をひろげた。このチョウは、めずらしいことに、前羽の先は、♂の方が♀より丸みがある。

   
posted by はけの森調査隊 at 21:04| Comment(0) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月12日

★その他の昆虫 ヤマトクサカゲロウ・スズキクサカゲロウの卵

ヤマトクサカゲロウ5370cs.jpg
ヤマトクサカゲロウ(クサカゲロウ科)130412

4月7日の夜、網戸の外にクサカゲロウがついていた。茶色で越冬したヤマトクサカゲロウが緑色になったものだった。後でゆっくり撮影しようとフィルムケースに入れ、翌朝見たらケース内にタマゴがたくさんついていておどろいた。

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ヤマトクサカゲロウタマゴ(130408産卵)  タマゴ約1mm  柄の長さ約2mm 130412

こんなところに産んでしまったよ、という感じだ。最近野外では見たことが無かったが、今が産卵の時期らしい。

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スズキクサカゲロウタマゴ(130410産卵)タマゴ約1mm  柄の長さ約2mm 130412
 
4月8日の夜、網戸の外に今度は少し大きめのクサカゲロウがついていた。スズキクサカゲロウだった。翌々日の朝ケースにタマゴがついていて2度めのびっくり。
3月16日・17日と続けてこの2種が網戸についていたが、これに引き続き4月7日・8日と続けて網戸についていたというのは、なんという偶然だろう。
皆さんも網戸に注目していたら、おもしろいものがやってくるかもしれない。


     ヤマトクサカゲロウ卵5400.jpg      スズキクサカゲロウ卵5386vs.jpg           
  ヤマトクサカゲロウのタマゴ      スズキクサカゲロウのタマゴ

ヤマトの方は、産卵から4日たっているので、中がすけて見えてきている。スズキの方は、2日しかたっていないので、きれいな緑色一色だ。ヤマトは産みたての時でもスズキよりずっとうすい緑色だった。タマゴは成虫の大きさに準じてスズキの方がほんの少し大きい。

  


posted by はけの森調査隊 at 21:28| Comment(0) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月01日

★チョウ ゴマダラチョウ 幼虫から蛹へ

ゴマダラチョウ終令幼虫顔8465ss.jpg
ゴマダラチョウ(タテハチョウ科)終令幼虫 35mm 120425

第64回調査会(120219実施)で参加者にお見せしたゴマダラチョウ越冬幼虫武蔵村山市で採集)を飼育観察していた。エノキがようやく小さな新芽を出し始めた頃(4/2)、飼育箱の中を移動しはじめたので、何本かの枝を入れてみると、少しずつ食べて太りつつ、もとの枯れ葉に戻ったり。まだまだ寒い日が混じるせいだろうか?そんな日が続いた後、ふと見ると(4/17)、脱皮して終令になっていた。(写真はその1週間後)

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ゴマダラチョウ(タテハチョウ科)終令幼虫  35mm 120425

終令幼虫になってしばらくは、背中の赤い帯が目立っている(アカボシゴマダラ終令幼虫程ではない)が、だんだんに赤みはうすくなって来て、もうほとんど緑色だ。エノキの新葉が赤みをおびていて、だんだんに緑一色になるのと同時進行だ。

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アカボシゴマダラ(タテハチョウ科)春の終令幼虫 38mm 080425

こちらはアカボシゴマダラ、やはりだんだんに背中の赤みはうすくなり、脇の白いスジが目立つ。突起(とっき)も白い。

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ゴマダラチョウ(タテハチョウ科)終令幼虫蛹化準備 120430

サナギになる時期となった。気に入った場所が見付かったらしくだいぶ長い間動かずにジッとしていたが、やがて少し縮(ちぢ)んですきとおってきた。

ゴマダラチョウ蛹8797s.jpg
ゴマダラチョウ(タテハチョウ科)蛹 120501 28mm

翌朝はサナギになっていた。葉っぱに同化した美しい造形(ぞうけい)だ。サナギの期間は約2週間、5月中旬ごろには羽化するだろう。

☆飼育する場合、エノキは水あげが悪いので、こまめに新しいものととりかえよう。
秋のうちに実生の小さな苗木を見つけて、鉢植えにしておくと便利。

追記
このチョウは、5月10日に羽化した

  
posted by はけの森調査隊 at 22:16| Comment(2) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月30日

★チョウ ギンイチモンジセセリ

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ギンイチモンジセセリ♀(セセリチョウ科)開張約30mm 120429 撮影 A.N.

今年もギンイチモンジセセリが飛ぶ季節となった。隊員のA.N.君(中3)が送ってくれた、写真と観察記を紹介しよう。

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ギンイチモンジセセリ♀(セセリチョウ科)120429 撮影 A.N.

「野川べりのオギ原に出かけました。
はじめは飛んでばかりでなかなか撮影できませんでしたが、よく止まってくれる個体がいたので、それを追いかけて撮った写真がほとんどです。また2頭(♂♀の区別がわからなかったのですが、多分♂)でくっついて飛んでると、その近くに♀が止まっている、というのも何度かありました。」

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ギンイチモンジセセリ♀(セセリチョウ科)120429 撮影 A.N.

「他に気づいたことは、オギ原の中に、ギンイチの溜まり場があり、四方八方から飛んでくるギンイチはその溜まり場の近くをウロウロしてました。また、オギ原の外には絶対出ることがなく、一定の境界線のような場所を越すと、必ずクルッと元の場所に戻ってきました。膝より上の高さを飛ぶこともあまりなかったです。」

☆写真はトリミング編集させていただきました。

  
posted by はけの森調査隊 at 10:30| Comment(0) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月17日

★活動報告 2012年度 第1回はけの森ミニ調査会

第1回はけの森ミニ調査会 
2012/04/08実施 はけの森2にて  晴れ  気温14℃  参加12名 

新年度第1回目のミニ調査会です。おだやかに晴れて気持ちの良いお花見日和となりました。はけの森2のソメイヨシノもほぼ満開です。

はけのサクラ4080033.jpg
サクラ(ソメイヨシノ) 120408

   アカボシゴマダラ越冬幼虫0002.jpg    アカボシゴマダラ幼虫8328.jpg
   アカボシゴマダラ越冬幼虫   120408   アカボシゴマダラ5令(終令)幼虫 120415

10時の開門を待つ間に、実生の小さなエノキにひっそりとくっついているアカボシゴマダラの越冬幼虫を見つけました。
この時はまだ越冬中で、たったの15mmだったのですが、1週間後に行って見ると、脱皮して30mmにもなっていて、葉を食べに出かけては、またこの位置にもどっていました。こうして繁殖(はんしょく)していること自体問題のあるチョウ、越冬中は枝に、脱皮後は若葉にまぎれているようすには参ってしまいます。


朽ち木の中の虫さがしs4080015.jpg

まずは、朽(く)ち木のある場所で虫さがし。9年前に積んだトチノキの丸太がだんだんに朽ちて、ボロボロになっています。それぞれにいろいろなものを見つけました下の方の湿った部分にはカブトムシの幼虫が数匹いました。

エグリゴミムシダマシ4080007s.jpg ナメクジの卵4080011s.jpg
エグリゴミムシダマシ(ゴミムシダマシ科) ナメクジ(ナメクジ科)の卵

マクラギヤスデ8453s.jpg オオスズメバチ女王s4080012.jpg
マクラギヤスデ(シロハラヤスデ科)約20mm    スズメバチsp.女王越冬中

丸太積み8459s.jpg
去年積んだ丸太積みと1本だけ残っている9年前の丸太

緑地内には、数カ所に丸太が積んでありますが、朽ち方の度合いによって、いろいろな生きものが棲息(せいそく)しています。次世代用に、昨年春の第1回ミニ調査会(110402実施)では新たに丸太積みを作りました。丸太積みの材は、この緑地内か小金井市内で伐採(ばっさい)されたものです。

シラホシコヤガ幼虫8408s.jpg シラホシコヤガ空繭836s*.jpg
シラホシコヤガ(ヤガ科)幼虫 約8mm  シラホシコヤガ空まゆ 約10mm

皆がいちばんびっくりしたのは、梅の木に居たシラホシコヤガの幼虫です。「コケにしか見えないけど・・・」と、S.A.さんが小枝に移してみると、
クニャっと動いたので、「ア、虫だ」と皆納得。この虫が緑地に棲息していることに気がついたのは、一昨年の第4回ミニ調査会(101106実施)の時です。詳しくは101119付記事をご覧下さい。

ヒメシロモンドクガの卵8401.jpg ヒメシロモンドクガ幼虫s.jpg
ヒメシロモンドクガ(ドクガ科)の卵 梅の木   <参考>ヒメシロモンドクガ幼虫

コゲラの巣穴開けかけ8373s.jpg
コゲラが開けかけた巣穴 120408

「これは何の穴・・・?」とS.N.君。梅の木に直径3.5cmくらいの穴が2つ。「コゲラが掘った穴だよ」「誰かが掘ったのかと思った・・・」
コゲラの巣穴は、木は生きているけど一部分枯れかけたような幹に掘られているのをよく見かけますが、どういうわけか、生の木のこんなに低い所、しかも時々人が通る所に2つも開けかけて、途中であきらめたらしい。
追記 鳥に詳しい方にお訊きしたところ、「若い鳥は、
アリなどを食べやすいので、低い所がいいと最初は考える、だんだん学習して、ベストな場所を選べるようになって行く」とのことです。

池の生きもの調べ4080029.jpg
池の生きものしらべ

池には、ヤブヤンマ幼虫5・クロスジギンヤンマ幼虫4・ミズムシ・アカムシ(ユスリカ幼虫)・ミジンコなどがいました。ヤブヤンマとクロスジギンヤンマの幼虫の見分けのポイントはいくつかありますが、J.W.君いわく「ヤブヤンマの方がいばった顔をしている」そうな。5月のはじめ頃には、クロスジギンヤンマの成虫が池のまわりを飛びます。

ムラサキハナナ4080035.jpg
オオアラセイトウ(ムラサキハナナ) 120408

この日はツマキチョウモンシロチョウも見かけませんでしたが、オオアラセイトウも咲きだし、1〜2週間もすれば、吸蜜や産卵の様子を観ることができるでしょう。

  

        
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2012年04月08日

★ハチのなかま 「はけの森の蜂宿」

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サイジョウハムシドロバチ(ドロバチ科)体長 6〜8mm   080517 撮影 田仲義弘

第59回はけの森調査会<ハチ宿を作ろう!>(100614実施)に講師として来てくださったハチ研究家の田仲義弘(たなかよしひろ)氏から、「はけの森の蜂宿」についてのお話をご寄稿いただきました。はけの森2のハチ宿@におけるとても詳しい観察報告です。
pdfファイルになっておりますので、下記をクリック下さい。
(無断転載はご遠慮願います)

はけの森の蜂宿〜その1〜 hachi01.pdf
はけの森の蜂宿〜その2〜 hachi02.pdf

なお、この後も続編をご寄稿下さるとのことです。
田仲先生よろしくお願いいたします。


       ハチ宿@.jpg
       はけの森2の蜂宿@

  
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2012年04月03日

★チョウ コムラサキ越冬幼虫目覚める(2012)

コムラサキ越冬幼虫・目覚め.jpg
コムラサキ越冬幼虫の目覚め 120402

4月2日の昼下がり、隊員のW君親子から「今、コムラサキが木を上っています」とのメールと写真が届いた。「是非レポートを」とお願いしたところ、本日(4/3)以下のような詳しい状況報告をいただいた。ありがとうございます。
2010年の目覚めは、3月16日でした。

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4月2日午後1時30分、コムラサキ越冬中の柳で観察しようとみると、1頭(調査会での幼虫@−北西側にいた個体−)が移動を開始。
また、もう1頭が真西のあたりを目の高さ位まで登っているのを息子が発見。こちらの個体の方が、スピードが速かった。(
調査会での幼虫A−真北にいた越冬個体−は、前の週にすでにおらず、観察することができなかったが、その子か?もしくは、もう1匹越冬していたか??)

色は白っぽい。うっすら緑ががった感じもした。
越冬中は前にのばしていた二本の角を、上に立てて、頭を振りながら木を登って行った。ちょっと横に行くこともあったが、あまり迷うことなく、一生懸命、まっすぐに登っていく。

15分ほど見ていると、真西の個体は、一番下の左右に張り出した枝には見向きもせず、太い幹を登っていき、見えなくなった。北西側の個体も、頭の高さを超えたので、午後1時46分、観察を終了。

今日(4月3日)午後には、春の嵐が吹くということなので少し心配だが、元気に成虫になってほしいと思う。(Y.W.)

意外に速いスピードでびっくりした。冬眠から覚めるところが見られて、タイミングが良かった。頭を振りながら登る様子がかわいい!本当はつれて帰って飼いたいけど…」(J.W)

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野川公園パークレンジャーのK氏は、このシダレヤナギでもう1匹見つけていらっしゃるとのことなので、文中「真西のあたりを登って行った」のは、この3匹目かもしれない。

  
posted by はけの森調査隊 at 14:03| Comment(0) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする