2010年04月11日

★活動報告 第1回はけの森ミニ調査会

第1回はけの森ミニ調査会
10/04/03実施 はけの森2にて  晴れ&くもり  気温14℃  参加10名

はけサクラ.jpg はけスジグロ.jpg

サクラは満開(まんかい)、カントウタンポポもさきはじめ、久しぶりの春らしい陽気となりました。まだ新学期ははじまっていませんでしたが、進級したり新1年生になった子どもたちは元気に緑地の生きもの観察をしました。

捕虫網.jpg
チョウチョだ!

この日何頭か飛んでいた白いチョウは、皆スジグロシロチョウでした。去年この緑地のムラサキハナナにいたツマキチョウの幼虫を観察のため育てていたのですが、それがサナギとなり冬を越し、4月2日にメスが羽化したので、これも皆で見ました。

朽ち木.jpg ムカデだ.jpg
何かいそうだよ                                     ムカデだ!              

くち木やその下の土の中をしらべました。トビズムカデ・ヤスデのなかま・ハサミムシのなかま・アリのなかまなどが見つかりました。

ホウノキの朽ち木.jpg 調べる.jpg
木はボロボロになってるけど・・・    かいたいなー、でももどそうね

去年の6月6日第2回ミニ調査会では、トチノキの古丸太にコクワガタなどがいましたが、ここには何もいなくて、別の場所でコクワガタ幼虫×4・成虫♂♀を見つけました。

はけ1の池.jpg
ウーン、おち葉ばっかりだなー

はけの森2の池は修理したばかりなので、市の許可(きょか)を得て、ふだんは入れないはけの森1に入らせてもらい、おち葉でいっぱいの池のそうじ&生きものさがしをしました。

☆今回の調査会で観察したものはこの後の記事で紹介します。

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2009年04月29日

★チョウ コミスジ・カラスアゲハ

今年の春は、暖かい日と寒い日が変則的に立ち替わり不安定な季節の巡りだったが、4月19日(日)は前日の雨も上がり、本格的な春の到来となった。野川付近では、アゲハ・クロアゲハ・カラスアゲハ・コミスジを初見、成虫越冬のルリタテハやキタテハも飛び、はけ(国分寺崖線)の一角、ムラサキハナナの群落では、ツマキチョウが5〜6頭飛んでいた。

090426コミスジs.jpgコミスジ春型♂(タテハチョウ科)
ちょっと羽ばたいて、翅を拡げたままツィーと滑空するように飛ぶ。春、夏、夏〜秋、の年3回発生。幼虫の食草はマメ科各種。近年都市部で増えてきた種のひとつ。小金井でも20年前頃は稀だった。




コミスジ春型♀s.jpg
コミスジ春型♀
捕虫網の上にとまったメス。黒地に3本のスジが目立つチョウは、他にミスジチョウ・オオミスジ・ホシミスジ等々があるが、この辺には棲息していない。
追記 2012.06.03
ホシミスジは、2010.08.29に、野川沿いの武蔵野公園で目撃撮影された(野川公園の観察グループ)。その後も発生を続け、12.06.02.には隊長も目撃撮影した。瀬戸内亜種とのこと、不自然な発生ではある。

090422カラスアゲハs.jpgカラスアゲハ春型♂(アゲハチョウ科
ハッとする間に、金青緑にきらめきながら飛んで行く。春・夏の年2回(地域により1又は3回)の発生。森林地帯に多いチョウだが、小金井近辺にも少し棲息している。幼虫の食草はコクサギやカラスザンショウ等各種のミカン科。この辺では、サンショウやヘンルーダ(園芸種)上で幼虫を発見することが多い。

080730カラスアゲハ夏型s .jpgカラスアゲハ夏型♂ 080730
昨年の夏、自宅の庭に立ち寄ってすぐに飛び去った。春型より大きく、赤紋が無い。彩りが深く、勇美(!)





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2009年04月28日

★ハチのなかま クマバチ(コシブトハナバチ科)

090411クマバチホバリング s.jpg縄張り行動 090411
春早くから、ヴーンという大きな羽音をさせて飛ぶ大型のハナバチ。成虫越冬後、オスは地上2〜3mをホバリングしながら縄張り行動を開始。交尾したメスは営巣活動に入る。子育ては5〜6月頃。7月に羽化し、その次の世代は9月下旬に羽化。



090422クマバチ吸蜜cs.jpg
吸蜜(カラスノエンドウ)090422
花の元の部分から直接吸蜜している。花粉を媒介しないので<盗蜜>と呼ぶらしい。花の形によっては、正面からも吸蜜する。






090415後姿 cs.jpg吸蜜飛翔(ムラサキハナナ)090415
はけの森緑地2のムラサキハナナにも毎日のように来ていた。スズメバチをクマンバチと呼ぶ人もいるので混同されたり、羽音が大きくて恐ろしげだが、攻撃しない限り刺されることはない。




クマバチ営巣の木.jpg営巣に利用?の木のウロ(はけの森緑地2)
雌バチは、立ち枯れの木の枝や材木に巣穴を掘り、花粉と蜜の塊を作ってそれに産卵し、巣は何世代にも渡って利用されるとのこと。以前、サルスベリの枝のウロを出入りしているのを何度か見かけているので、今年はソッとのぞいてみようと思う。


 
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2009年04月10日

★ハエ・アブのなかま アシブトハナアブ(ハナアブ科)


090406アシブトハナアブs.jpgアシブトハナアブ(体長12mm~16mm)
4月4日のミニ調査会の日に飛んでいたアシブトハナアブが、花壇の花に来ていた。その名とおり後ろ足が太い。春早くから活動し、花の蜜や花粉を食べる。幼虫は、水中で腐食物を食べてくらす。ハナアブの幾種類かは幼虫が水生。ミニ調査会の際も、種はわからないが幼虫が1匹観察された。

参考HP ハナアブ入門



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2009年04月08日

★甲虫 ヒメアカハネムシ(アカハネムシ科)

不明昆虫のサナギs.jpg
ヒメアカハネムシのサナギ
(腹側) 090404
090405ベニヒラタムシ蛹s.jpg
ヒメアカハネムシのサナギ(背側) 090405

4月4日のミニ調査会の際、朽ち木の皮の下で発見された不思議なサナギ(クリーム色半透明で時々ピクピク動く)は、翌5日茶色に変化してきた。

090408ベニヒラタムシ.jpg

ヒメアカハネムシ♀(体長約8mm)

翌6日、まだサナギのままかと思いながら見ると、赤い羽の甲虫が羽化していてびっくり。アカハネムシの仲間だった。図鑑には「成虫は枯れ木・倒木上に見られ、幼虫は枯れ木の樹皮下にすみ、内部のやわらかい材を食べる。4月頃樹皮下で蛹化。」とある。アカハネムシの仲間は何種もあり、漸くヒメアカハネムシと判明。

070427ベニヒラタムシs. jpg
アカハネムシのなかま 
070427 八王子市裏高尾

一昨年の春撮影したもの、林道脇の草むら、飛び立つ寸前。
 




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2009年04月06日

★活動報告 2009年度はけの森ミニ調査会@ 

はけサクラs.jpg はけミニ1-1.jpg

はけの森ミニ調査会1 
09/04/04実施 はけの森緑地2にて 天気 晴れ 気温17℃ 参加13名

ソメイヨシノは満開、カントウタンポポが咲きはじめました。例年にくらべ虫の気配の少ない4月ミニ調査会でしたが、落ち葉の中・朽ち木や石の下などを熱心に探索、それぞれにいろいろなものを見つけました。後半は池の中の生きもの調べと、池掃除をしました。

<観察したもの>

陸上:
キイロテントウ・アシブトハナアブ・ヨトウガの幼虫・不明昆虫のサナギ・
ギンメッキゴミグモ・マクラギヤスデ・ムカデのなかま

水中:
ヤブヤンマの幼虫×2・ユスリカの幼虫(アカムシ)多数・ハナアブの幼虫・
ザリガニの幼体×2・ヒキガエルの幼体(オタマジャクシ)多数

顕微鏡s.jpg   不明昆虫のサナギs.jpg
    「かわいいね〜」     朽木の皮の下にいた不明昆虫のサナ(腹側)
                 体長約10mm


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2009年04月02日

★チョウ ツマキチョウ(シロチョウ科)

080409ツマキチョウ♂花s.jpg桜の花が咲く頃、モンシロチョウに似た、前翅の先がオレンジの可憐なチョウが飛ぶ。モンシロチョウよりちょっと小振りで、小刻みに上下しながら直線的に飛ぶのが特徴。年1回この季節にだけ発生する里山のチョウだ。





080404ツマキチョウ♀産卵s.jpg家庭菜園の菜の花に産卵しているメス。オレンジの部分は無いが、オスと同様前翅の先が尖っている。幼虫は果実や花を食べて育つので、果実や花のつけ根に卵を産む。種々のアブラナ科の植物が食草で、帰化植物ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)やセイヨウカラシナをも食す故か、近年は都市部でも増えている。20年位前は、この辺では珍しいチョウだったが、5年前からこの街中の菜園にまでも産卵に来ている。

080404ツマキチョウ♀s.jpg翅を閉じてとまっていると忍者のよう。草の中に居たら見つからないだろう。








posted by はけの森調査隊 at 17:06| Comment(0) | 4月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする