2009年05月26日

★ハエ・アブのなかま カワムラヒゲボソムシヒキ

これも5月22日の調査会下見の際野川公園で観察したもの

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カワムラヒゲボソムシヒキ(ムシヒキアブ科 体長:14mm~17mm)
 
風にゆれるシダレヤナギの枝に、見なれぬアブ?ハチ?。コメツキムシのなかまをつかまえている。調べたところムシヒキアブのなかまだった。普通のムシヒキアブの触角は短いが、長めの触角があることや羽・腹部のようすからカワムラヒゲボソムシヒキかと思われたがよくわからない。知人の知人U氏(ムシヒキアブ研究家)が同定して下さり、確かなものとなった。今頃がよく見られる時期で、また、この属はとても変わった分布をしていて、日本と北米にしか分布していないとのことだ。
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2009年05月23日

★チョウ ウラナミアカシジミ

5月22日午後、スタッフ2名と共に第56回はけの森調査会(野川公園)の下見をした。曇りがちで風が強く、虫もあまり姿を見せなかったが、観察した幾種かを何回かに分けて紹介しよう。

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ウラナミアカシジミ(シジミチョウ科)

強風にあおられて地上に舞い落ちたのか、クローバの葉に身を寄せて風をしのいでいた。羽化して間もないようだ。アカシジミと共に、初夏の訪れを告げる雑木林のチョウ。表羽はあざやかなオレンジ色。幼虫の食樹はブナ科のクヌギやコナラなど。例年より少し早めの発生確認となった。

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★甲虫 ベニカミキリ♀


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ベニカミキリ♀(カミキリムシ科:体長18mm)

公園の古いベンチの上を歩いていた。赤い羽を持つカミキリムシは何種かあるが、羽に紋が無く、胸の背に黒い紋があるが特徴。この紋は個体によって変化があるようだ。エサはクリやガマズミなどの花の蜜。幼虫はタケの内部の材を食べて育つ。

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2009年05月22日

★チョウ ツマキチョウ幼虫・蛹

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4月19日、はけの森緑地2のムラサキハナナにいたツマキチョウの終令幼虫(25mm)。 モンシロチョウとちがって脇に白いスジがある。果実にそっくりで見つかりにくい。果実や花を食べて育つ。

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サナギは自然状態(付近の低木や草の茎で蛹化)ではなかなか見つからないので、飼育箱に入れた。エサも食べず箱の中をウロウロして、フタにくっついて前蛹(ぜんよう)となり、21日の朝サナギ(25mm)になった。はじめは濃い緑色だったが、だんだん茶色に変化してきた。このまま越冬し、来年(時により再来年・再々来年)の春に羽化する。

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4月15日、はけの森緑地2のムラサキハナナで吸蜜(きゅうみつ)しているメス。この日、産卵行動も見られた。4月2日のツマキチョウの記事参照。

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2009年05月13日

★トンボ クロスジギンヤンマ産卵・羽化

090510クロスジギン産卵s.jpgクロスジギンヤンマ♀産卵行動 090510
今年も住宅地の小さな池にクロスジギンヤンマが産卵にやってきた。小金井で見られるヤンマのなかまは、ギンヤンマ・ヤブヤンマ・マルタンヤンマ(稀)・オニヤンマなどがあるが、一番早く(4月中下旬)姿を見せるのはクロスジギンヤンマだ。



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クロスジギンヤンマ♀産卵 070530
葉の上をズリズリと後ずさりして、際まで来ると尻尾を水中に入れ、植物の組織内に産卵する。姿も生態も似ているギンヤンマは連結産卵だが、これは単独産卵だ。クロスジギンヤンマの胸には太い2本の黒条があり、ギンヤンマには無い。ギンヤンマは大きく開けた明るい水域を好み、クロスジギンヤンマは周りに木々がある小さめの水域を好むので、ちょっとした公園や学校ビオトープ・社寺の池にもやって来る。



 

クロスジギン産卵2s.jpgクロスジギンヤンマ♀産卵 070530
 水中のセキショウに産卵するところ。
はけの森緑地1にビニールシート貼りの池ができた(1991/03)2年後には早くもクロスジギンヤンマのヤゴが見つかった。




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クロスジギンヤンマ♂羽化1 090512
夜の10時過ぎ、セキショウの葉陰で羽化が始まっていた。10分くらい、かすかに揺れながらじっとしていた。




 
090512クロスジギン♂羽化s.jpgクロスジギンヤンマ♂羽化2
その後急にクルッと起き上がり、羽化殻につかまってぶら下がり状態になり、翅が徐々にひろがってきた。♂の特徴である腹部の青色が見える。雨が降り出し、観察はここまで。翌朝行って見たときは既に飛び立った後だった。




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2009年05月08日

★チョウ ジャコウアゲハ

090503ジャコウサナギ殻s.jpgジャコウアゲハ羽化殻 090503
昨年の冬、小金井市内のとある建物の壁面に、ジャコウアゲハの蛹が点々とついているのを発見。食草のウマノスズクサは何処にあるのだろう?と思ったが、既に地上部は枯れて姿が無いので、見あたるはずもなかった。好天に恵まれた5月3日、再訪した。
 

090503ジャコウ♂s .jpgジャコウアゲハ♂(アゲハチョウ科)
建物のすぐ前の草地に、何頭ものジャコウアゲハが飛び交っていた。そして、探すまでもなく、短い草に覆われ出した草地の至る所に、ウマノスズクサがツルをのばし始めていた。植栽されたウマノスズクサは市内に何カ所かありジャコウアゲハが発生しているが、 ここのウマノスズクサは植栽後だいぶ時が経っているようだ。
090503ジャコウ♀.jpgジャコウアゲハ♀ 
オスが5〜6頭、メスが1頭だけいて、時たま現れては、数カ所に産卵して行く。オスはクロアゲハやオナガアゲハに似ているが、腹に赤〜黄の毛が生えているのが、他の黒いアゲハとの区別点。春・夏・秋年3回発生。



090503ジャコウ卵s.jpgウマノスズクサ葉裏に産みつけられた卵
この日葉裏で見つけた卵。







posted by はけの森調査隊 at 10:13| Comment(0) | 5月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする