2017年07月01日

★活動報告 第80回はけの森調査会<初夏のチョウをさがそう!A>報告

17/06/04(日)9:30〜12:00 晴れ 気温27℃  参加30名
コース:野川公園北門(二枚橋)〜わき水広場

しゅっぱーつ0002s.jpg
しゅっぱーつ!

良い天気です。草刈り前の野川の土手は、歩くのもたいへんなほど草が茂っていました。

モンシロチョウ2114s.jpg スジグロシロチョウs.jpg
モンシロチョウ(シロチョウ科)     スジグロシロチョウ(シロチョウ科)
ガガンボs .jpg ウリハムシモドキ9333s.jpg
ガガンボのなかま(ガガンボ科)    ウリハムシモドキ(ハムシ科) 約5.5mm
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ヤブキリ幼虫(キリギリス科)約30mm

モンシロチョウやスジグロシロチョウ、シオカラトンボが飛び、バッタのなかまの幼虫や名前のわからない小さな虫など、いろいろな生きものが草むらにいました。

虫が居たよ03674s.jpg
つかまえたよ!

皆夢中でかけ回り、それぞれの虫かごの中は、だんだんにぎやかになっていきます。

川の中0004s.JPG これなーに?0006s.JPG
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柳橋付近                              A.K.氏撮

ここまでに採った虫は、スタッフの説明を聞きながら皆で見た後に草むらに逃し、水の中の生きもの観察です。
野川の水はとても少なくなっていて、川底が出ているところもあります。このポイントでは、生きものも少なく、カワエビのなかまやアメンボ等がいました。

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クロコノマチョウ幼虫(タテハチョウ科) 約40mm

自然観察園に入りました。ヨシの葉にクロコノマチョウ幼虫が何匹もいました。ススキやオギなど、イネ科植物を食べます。

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ウラナミアカシジミ(シジミチョウ科)                A.K.氏撮

この日は公園内のあちこちで見られ、低い所にも居たりして、子どもたちの虫カゴにも入っていてびっくり。発生のピークかもしれません。

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アカシジミ(シジミチョウ科)                    A.K.氏撮

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ミズイロオナガシジミ(シジミチョウ科) ルリシジミ(シジミチョウ科)A.K.氏撮

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ミドリシジミ(シジミチョウ科)                   A.K.氏撮

大人気のミドリシジミは、カメラマンが大勢居て、よく見ることができませんでしたが、A.K.氏が、解散後撮影に再挑戦、きれいな開翅を撮影されました。

ナナフシモドキcs.jpg アカスジキンカメムシ9286s.jpg
ナナフシモドキ(ナナフシ科)幼虫   アカスジキンカメムシ(キンカメムシ科)
                   
ナナフシモドキは公園内や野川ぞいで時々見かけます。木の葉にさわっただけですぐに落ちてしまい、さがすのに一苦労。アカスジキンカメムシは、冬〜春に幼虫をよく見かけます。

水生昆虫見てるs.jpg
水生昆虫しらべ

わき水広場の小川で、水の中の生きものの観察。オニヤンマ幼虫・フタスジモンカゲロウ幼虫フタツメカワゲラ幼虫ガガンボ幼虫サワガニ・アメリカザリガニ等が見つかりました。
「初夏のチョウをさがそう!>のテーマにふさわしく、上記平地性ゼフィルス4種・コミスジホシミスジテングチョウヒメウラナミジャノメヤマトシジミ・ダイミョウセセリ等、たくさんのチョウを見ることができた、チョウ日和の半日でした。
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2017年06月28日

★トンボ オオアオイトトンボ羽化

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オオアオイトトンボ♂(アオイトトンボ科) 170627 8:42

6月24日、小金井市内の栗山公園の人口池に網を入れてみたところ、思いがけずオオアオイトトンボ終令幼虫が何匹も入った。2匹持ち帰り、水槽にセキショウの葉を立てておいたところ、27日の朝、羽化がはじまっていた。

オオアオイト羽化25897s.jpg
オオアオイトトンボ♂(アオイトトンボ科) 170627 8:43

ゆっくり少しずつ身体が出てきて、最後はスルッと上へ抜け出した。頭を出しはじめてから約1時間くらいかかった。

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オオアオイトトンボ♂(アオイトトンボ科) 170627 8:50

小さくちぢんでいた羽が、少しずつ伸びて行く。

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オオアオイトトンボ♂(アオイトトンボ科) 170627  9:16

羽も身体も伸びきり、しばらくはジッとしたまま羽をかわかしていたが、1時間くらいしてフッと飛び立った。

はけの森緑地2の池では、毎年オオアオイトトンボが繁殖していたが、昨年11月のリニューアル後は、まだ成虫も幼虫も見られていない。この夏〜秋にはまたどこかからやってくるのではないかと期待しいる。

トンボの羽化の型には、倒垂(とうすい)型と直立(ちょくりつ)型の2つがあり、ヤンマ科やトンボ科(シオカラトンボ等)は倒垂(とうすい)型、イトトンボ科やサナエトンボ科は直立型に属していて、このオオアオイトトンボも直立型。

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2017年06月25日

★その他の昆虫 ウスバカゲロウ

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ウスバカゲロウ(ウスバカゲロウ科)前翅長約40mm    170622

R.Y.隊員(小2)から楽しいお便りと写真が届きましたので紹介します。

「きのう、大雨だったですよね。
学校から帰る途中、ウスバカゲロウが雨宿りをしていました。
で、家に持って帰って みました。
写真をとってみたので、みてください。
前、虫調査で捕まえたアリジゴクもげんきですよ。
去年、ホームセンターで買ったアリジゴクは
無事に冬を越して、さいきん沢山えさを食べています。」

ウスバカゲロウの幼虫はご存知アリジゴク、野川公園のベンチの下や建物の軒下にも巣があります。6月頃から成虫が見られるようになります。夜行性ですが、昼間でも、うすぐらいところでジッとしていたり、フワーッと飛ぶのを見かけることがあります。
飼っているアリジゴクも、うまく成虫になるといいですね。


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2017年06月20日

★チョウ ゴマダラチョウ幼虫

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ゴマダラチョウ幼虫(タテハチョウ科) 25mm 170619

実生の小さなエノキが生えていると、幼虫はいないかなあ?といつもさがしてみる。この日、人家の垣根脇の小さなエノキ(約50cm)の葉にジッととまっていたのはゴマダラチョウの幼虫。アカボシゴマダラ幼虫は時おり見つかるが、ゴマダラチョウ幼虫が見つかることはまれだ。(アカボシゴマダラの突起はヘラ形で4対ある。シッポの先を閉じている<例外もたまにある>。)

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ゴマダラチョウ幼虫 170619

しばらくすると動き出しさかさまになった。裏がわから顔を撮ってみた。まだまだ育ちざかりで、もう1〜15mmくらいは大きくなる。


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2015年07月08日

★トンボ オナガサナエ

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オナガサナエ♂(サナエトンボ科)体長約62mm 150610

6月の初め、自然観察園でミドリシジミをさがしていると、身体が黒と黄のしまもようのトンボがススキにとまっていた。色どりはオニヤンマ(約100mm)のようだがずっと小ぶりで、胸や背中のもようがちがい、何よりも、シッポの下がわがふくらんでいる(♂のみ)のが特ちょうだ。

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オナガサナエ♂(サナエトンボ科)150610

野川周辺には、サナエトンボのなかまはあまりいないが、コオニヤンマとオナガサナエは毎年観察されている。コオニヤンマは第66回調査会(120722実施)でヤゴが、オナガサナエは第63回調査会(110717実施)第69回調査会(130721実施)で羽化殻(うかがら)が見つかっている。

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オナガサナエ(サナエトンボ科)150610

サナエトンボの名のごとく5月下旬から姿を見せ、真夏が最盛期、9月下旬まで見られるので、夏休みの野川で出会えるかもしれない。
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2015年06月30日

★活動報告 2015第2回ミニ調査会報告

第2回はけの森ミニ調査会 
2015/06/14実施 はけの森2にて  くもり  気温27℃  参加10名

早朝の雨もあがり、くもりがちの日ではありましたが、じっくりと緑地の生きものを観察しました。

朽木の中を見る_0001s.jpg
クワガタいないかな〜

緑地の何ヶ所かには様々な年代の「丸太積み」があります。新しいものも、4〜5年するとボロボロになって、クワガタムシをはじめ、いろいろな生きものの住み家となっています。

ハサミムシと卵0004.jpg
ハサミムシのなかま(マルムネハサミムシ科)成虫とたまご

くち木の中のくぼみに、ハサミムシとそのタマゴがありました。ヒゲジロハサミムシかと思われます。ハサミムシのメスはタマゴを守る性質があるとのこと。

コクワガタ幼虫0019s.jpg コマユバチの繭2192s.jpg
コクワガタ幼虫  サムライコマユバチ(コマユバチ科)のなかまのマユ 約10mm

熱心にくち木の中を調べていたM.I.隊員(小6)と T.I.隊員(小3)がコクワガタの幼虫を見つけました。前回のミニ調査会@(150412実施)でも、3匹見つけています。
「これ何だろう?」とM.K.隊員(小2)が小さなマユをひろってきました。調べたところ、サムライコマユバチ(チョウやガの幼虫に寄生するとても小さなハチ・たくさんの種がある)のなかまのマユでした。

クサカゲロウ幼虫2184s.jpg クロアゲハ♀0012産卵s.jpg
クサカゲロウ(クサカゲロウ科)のなかま幼虫 約4mm

シロダモの葉にはクサカゲロウの幼虫がいました。ゴミをしょって歩いています。

クロアゲハが、カラタチに産卵に来ました。♀は、表翅の赤い紋が大きくきれいです。(♂の表翅はほぼ真っ黒。)

虫捕り0023s.jpg
チョウチョ!
小さな虫!0016s.jpg     ヒキガエルこども3658.jpg
アッ、小さなカエル!        アズマヒキガエル(ヒキガエル科)のこども

第1回ミニ調査会のとき池にたくさんいたオタマジャクシがカエルになって、あちこちでピョンピョンはねていました。身体にはもようがありません。ヒカゲチョウも飛んでいました。

池の生きもの調査0024s.jpg
またザリガニがいたよ!
採ったもの見てる0026s.jpg  ザリガニの子ども0029s.jpg
何匹いるかな〜                  アメリカザリガニのこども
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ヤブヤンマ(ヤンマ科)の羽化がら 50mm

池には、ザリガニのこどもが10匹いました。ヤブヤンマの羽化がらが1つ、セキショウの葉についていました。この時期、いつも見つかるオオアオイトトンボのヤゴは1匹も見つかりませんでした。増えてきたザリガニに食べられてしまったのでしょうか?
9月のミニ調査会Bで成虫が見つかるといいのですが。  



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2015年06月25日

★甲虫 コクワガタが羽化したよ(追記150609・150625あり)

コクワガタ蛹8252s.jpg コクワガタ♀8422s.jpg
コクワガタ(クワガタムシ科)サナギ150517           コクワガタ♀ 150602 約22mm

今年度第1回ミニ調査会(150412実施)では、隊員たちがくち木の中にいるクワガタムシ3(終)令幼虫×3見つけました。何クワガタかな?ということで、3人の隊員が飼(か)ってみることになりました。
S.A.(小1)隊員から、6月2日に成虫が菌糸(きんし)カップの上方に出たきたとの報告と写真が届きました。早めの羽化です。他の隊員が飼っている2匹はまだ羽化していないようです。


追 記 150609

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コクワガタサナギ  150607  35mm

T.O.隊員(小3)から、「今、サナギになっています」との写真が届きました。♀のようです。菌糸ビンで飼っているとのこと。
また、M.I隊員(小6)のところは、「まだ幼虫だけど、黄色くなっているのでもうじきサナギになるだろう」とのこと。自然のくち木で飼っているそうです。

追 記 150625

コクワガタ♀羽化cs.jpg コクワガタ♀cs.jpg
 コクワガタ♀ 150620 羽化したて           コクワガタ♀  150621  28mm

T.O.隊員(小3)から、「6月20日の朝6時に羽化したてを発見、翌日には羽もかわき、元気にしています。色が赤っぽいです」との便りがありました。羽化したてを見ることができてよかったですね!

  




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2015年06月11日

★チョウ ミズイロオナガシジミ

ミズイロオナガシジミ1750s.jpg
ミズイロオナガシジミ♀(シジミチョウ科)開帳約30mm 150528

今年はゼフィルス類の出が早く、5月中旬ごろからアカシジミやウラナミアカシジミを見かけるようになった。下旬には、野川周辺で見られる平地性ゼフィルス4種(記事末の☆印文参照)が出そろい、例年より数も多いようだ。ミズイロオナガシジミは、飛んでいるのは見かけてもなかなか撮影できずにいたのだが、今回は友人の案内により、近くにとまっているのを撮影することができた。

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ミズイロオナガシジミ♀(シジミチョウ科)  150606

表翅(おもてばね)は、♂も♀地味な黒い色をしている。♂と♀は区別しにくいが、前脚(ぜんきゃく=まえあし)のつま先をバレリーナのようにまっすぐ立てているのが♂、ペタッと地につけているのが♀。

☆平地性ゼフィルス6種のうち、野川周辺には、ミズイロオナガシジミ・アカシジミ・ウラナミアカシジミ・ミドリシジミが生息しています。ミズイロ・アカ・ウラナミの3種の幼虫の食樹はクヌギやコナラなどで、このあたり一帯どこにでもあり、ミドリシジミの幼虫の食樹ハンノキは、観察園にたくさんあります。ミドリシジミが出るのは一足遅く、クリの花が咲く6月中旬頃です。他の2種オオミドリシジミ(食樹はクヌギ・コナラなど)とウラゴマダラシジミ(食樹はイボタノキ)は、かつて生息していた記録があるので、復活を待つところです。(第62回調査会<チョウたちはどこにいる?>110625実施の報告記事より)
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2014年06月30日

★ガ ヒロズコガのなかま幼虫

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ヒロズコガ(ヒロズコガ科)のなかま幼虫   ミノの大きさ約7.5mm  130413

昨年の春、ブロックべいでヒロズミノガを探していたら、ヒロズミノガのすぐそばにちょっと違う形のミノムシがいてびっくり。肉眼では、ゴミか石のかたまりみたいだが、よく見ると小石をつづり合わせたケースだ。前出(140629付記事)のマダラマルハヒロズコガと同じヒロズコガ科に属(ぞく)するガの幼虫だった。ヒロズコガ科に属するガは多く、幼虫はケース(種によって材料は様々)をまとうものが多いとのこと。マダラマルハヒロズコガ幼虫のケースは、形が変わっているし、大きいので人目につきやすいが、多くのヒロズコガのなかまの幼虫は、とても小さく、背景にまぎれているので、気づかれないことが多いようだ。

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ヒロズコガ(ヒロズコガ科)のなかま幼虫  130413

裏がわは、こんなようす。ミノガ科の幼虫のミノとちがって、2枚のフタを合わせたような構造(こうぞう)になっている。

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2014年06月29日

★ガ マダラマルハヒロズコガ幼虫の動画

マダラマルハヒロズコガ幼虫7283cs.jpg
マダラマルハヒロズコガ(ヒロズコガ科)幼虫   140629

マダラマルハヒロズコガ幼虫の動画をYouTubeにUPしました。
板塀(いたべい)を上って行くところを下から撮っています。


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