2014年07月31日

★夏のトンボ@オニヤンマ・コオニヤンマ・ギンヤンマ・ヤブヤンマ・マルタンヤンマ

夏に見られる大型のトンボ、ここ数年間に撮ったものです。

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オニヤンマ♂(オニヤンマ科) 130810
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オニヤンマ♀(オニヤンマ科) 130715

野川周辺を中心に、たまに街中でもその勇姿(ゆうし)を見ることができる。日本で一番早く飛ぶ(時速60~70km)昆虫と言われていて、なかなか撮影できないが、木陰でジッととまっている時がある。♂と♀はよくにているが、♀は長い産卵管(さんらんかん)がおしりの先から出ているのが特ちょう。ヤゴは夏の観察会でよく観察されている。

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コオニヤンマ♂(サナエトンボ科) 110706

夏の初めごろから野川周辺を飛んでいる。オニヤンマにそっくりなのでコオニヤンマと言う名ががついているが、サナエトンボのなかまで、頭が小さいことと、胸のもようのちがいで見分けられる。ヤゴは全然違う形をしている。

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ヤブヤンマ♂(ヤンマ科) 090720  
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ヤブヤンマ♀(ヤンマ科)産卵 090716

はけの森2の池では、ミニ観察会のたびにヤゴを観察しているが、黄昏飛翔(たそがれひしょう=夕暮れに飛ぶ)をする特性があり、成虫にはたまにしか出会っていない。♀は産卵に来ているときが撮影チャンスだ。

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ギンヤンマ♂(ヤンマ科) 080717  府中市武蔵野の森公園
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ギンヤンマ♀(ヤンマ科)産卵行動  100910

野川周辺では、調節池のため池で時々見られ、ヤゴもたまに観察してるが、野川公園の南にある武蔵野の森公園の池でよく見られる。連結(れんけつ)産卵がふつうだが、この時は単独(たんどく)産卵していた。なお、♀が産卵していたこの池(貫井北町)は、その後水がぬかれてしまい、他のトンボ類もよく来ていたのに残念だ。

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マルタンヤンマ♂(ヤンマ科) 140729   練馬区石神井公園
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マルタンヤンマ♀(ヤンマ科)090626 羽化(羽・胴体の色はまだうすい)(室内撮影)

マルタンヤンマも黄昏飛翔の特性があり、小金井市内でも時々発生しているのに、♂を見ることはできずにいた。石神井公園では、暑い夏の昼間木陰に休んでいる♂が見られるとのことで、友人の案内により、ようやく成虫♂を撮ることができた。小金井近辺では、どこの木陰にいるんだろう?

   


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2014年07月15日

★クロヒカゲ・ヒカゲチョウ

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クロヒカゲ(タテハチョウ科)開帳約50mm  140713

野川公園入口のバードウオッチングコーナーの板塀(べい)に、ひっそりととまっていた濃(こ)い茶色のチョウ、ヒカゲチョウにしては小さめで色が濃いなあと思ってよく見たらクロヒカゲだった。木枠(きわく)のしめったところから吸水しているようだ。小金井周辺では、ヒカゲチョウの方が多くクロヒカゲに出会うことは少ない。

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ヒカゲチョウ(タテハチョウ科)開帳約55mm 140618 石神井公園にて

こちらはヒカゲチョウ。クロヒカゲは年3回、ヒカゲチョウは年2回の発生で、時期は少しずれているが、5月末〜10月頃まで、両種とも、雑木林の周辺などうす暗いところでよく見かける。樹液や熟し過ぎて落ちてしまった果実などが好きだ。

クロヒカゲ0338四角s.jpg ヒカゲチョウs四角.jpg
  クロヒカゲ                                           ヒカゲチョウ

飛んでいると見分けにくいが、クロヒカゲの方が黒っぽく、後翅(こうし=うしろばね)の濃茶のスジが、”く”の字に深くまがっているのがクロヒカゲ。


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2013年07月31日

★活動報告 第69回はけの森調査会<もっと知りたい!水辺の生きもの>報告

第69回はけの森調査会<もっと知りたい!水辺の生きもの>報告

13/07/21(日)9:30〜12:00 晴れ 気温29℃  参加30名
コース:野川公園入り口〜わき水広場

例年よりずいぶんと早く関東地方は梅雨明け(7月6日)しました。その直後から10日も続いた35℃前後の猛暑が一段落し、この日は過ごしやすい陽気、夏休みの半日をを楽しく過ごしました。アブラゼミも鳴きはじめていました。

バッタがいるぞ0011s.jpg ショウリョウバッタ1348s.jpg
アッ、バッタだ!            ショウリョウバッタ♂(バッタ科)

草むらにはショウリョウバッタやオンブバッタなど、いろいろなバッタのなかまの成虫や幼虫がいっぱい。シジミチョウのなかまや名前のわからないような小さな虫もたくさんいました。

ダイミョウセセリ016cs.jpg オジロアシナガゾウムシ1271cs.jpg
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) オジロアシナガゾウムシ(ゾウムシ科) 10mm

ダイミョウセセリの幼虫は、ヤマノイモ類の葉をつづって巣を作り、葉を食べて成長します。オジロアシナガゾウムシの幼虫は、クズの茎の中で育ち、成虫はクズの葉を食べます。

細流れ063s.jpg ザリガニだ035s.jpg
この水はきれいだね・・・  ザリガニがいたよ!

やなぎ橋の手前、<はけ>からのわき水が野川に流れこんでいるあたりから水辺におりました。

 川のほとり0002s.jpg
ヤゴいるかなあ・・・?         オッ、あのトンボは・・! 

ここは浅瀬(あさせ)になっていて、小さい子でも大丈夫、中に入って水の中の生きものをさがしました。トンボも飛んでいます。

川の中0732s.jpg
何かはいったぞ! エビがはいってるよー。  

オナガサナエ羽化がら079.jpg ギンヤンマヤゴs.jpg
オナガサナエ(サナエトンボ科)羽化がら  ギンヤンマ(ヤンマ科)幼虫

川の中には、オナガサナエやギンヤンマの幼虫、ミナミヌマエビ・メダカ・アメンボなどがいました。野川周辺には、コオニヤンマ以外のサナエトンボのなかまはあまりいませんが、ここ2〜3年、オナガサナエは増えているのか、幼虫や羽化がらを時々見かけるようになりました。ギンヤンマ幼虫はふつう池にいる種類ですが、川でも見つかることがあります。

ショウジョウトンボ1197css.jpg
ショウジョウトンボ(トンボ科)

こちらのトンボは、小金井で幼虫を見かけたことはありませんが、成虫は毎年川岸で見かけます。

観察園を過ぎて0001s.jpg

観察園を過ぎてA   005cs.jpg

観察園のわきを通りわき水広場まで。今回は、オレンジのタオルが調査隊の目印です。元参加者K.N.さんから寄贈いただきました。

ネグロミノガ7614s.jpg ニイニイゼミ羽化殻s3070.jpg
クロツヤミノガ幼虫(ミノガ科)ミノ20mm ニイニイゼミ羽化がら 20mm


クロツヤミノガは、ミノから顔を出してゆっくり歩いていました。ニイニイゼミの羽化がらは、あちこちの木の幹についていました。ニイニイゼミより少し遅れて羽化するアブラゼミの羽化がらも草やフェンスについていました。
      
ヤマトタマムシ054s.jpg タマムシ1355s.jpg
ヤマトタマムシの残骸(ざんがい)参考:ヤマトタマムシ(タマムシ科)080724撮影

タマムシの羽と胴体(どうたい)の一部が落ちていました。タマムシは、木の上の方を飛んでいるのであまり見かけませんが、残骸(何ものかに食べられた?)は、時々道ばたに落ちているので、このあたりにもいることがわかります。そのうち、きれいなすがたを見ることができるかもしれません。

湧き水流の中113s.jpg

わき水広場の流れは夏でも冷たい。きれいな水に住むいろいろな生きものがいます。

フタスジモンカゲロウ035ss.jpg フタツメカワゲラ032s.jpg
フタスジモンカゲロウ幼虫(カゲロウ科)フタツメカワゲラのなかま(カワゲラ科)幼虫


ホトケドジョウs.jpg オニヤンマ幼065s.jpg
ホトケドジョウ(タニノボリ科)     オニヤンマ幼虫(オニヤンマ科)

まとめの話0137s.jpg

カワゲラの幼虫がいるということはきれいな水のしょうこだよ


水あみを使いなれていない子もいましたが、すくっているうちにどんどん上手になってきて、いろいろな生きものをあみに入れることができるようになりました。別の川へ出かけた時も、どんな生きものがいるかさぐってみて下さい。水の性質(せいしつ)やまわりの草や木のちがいによって、住んでいる生きものがちがうことがわかっておもしろいですよ。
その他観察したもの

ハグロトンボシオカラトンボクロアゲハモンシロチョウヤマトシジミヒメウラナミジャノメ・テングイラガ幼虫・オオヒラタシデムシ・オオカマキリ幼虫・コオロギのなかま・シマアメンボ・カブトムシ♂(ランニング中の男性からT.O.君に手渡された)等

☆つかまえた生きものは、観察後もとの場所にもどします。
☆今回も、写真は特別隊員T.K.氏にご協力いただきました。

  
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2013年07月30日

★チョウ カラスアゲハ

カラスアゲハ♀1146s.jpg
カラスアゲハ♀(アゲハチョウ科) 130720

朝早く、庭のブッドレアに黒いアゲハチョウが飛んできた。羽の外側に太めの白い帯が見える。これはカラスアゲハの特ちょう。フワリフワリと庭の中を飛びまわり、他の花の蜜を吸ったりしている。カラスアゲハは、ほぼ毎年幼虫も観察しているが、成虫に出会えたらラッキーだ。

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カラスアゲハ♀(アゲハチョウ科) 130720

カラスアゲハの♂は上の羽が青緑色に輝き、♀の上羽は輝きがあまり無く、下はねの赤い紋が目立つ。とまったところをよく見ると、下の羽の内側が左右同じように欠けている。羽をとじてとまっている時に鳥についばまれたのだろう。これは、ビークマーク(beak=くちばし mark)と呼ばれている。このチョウは、その後も1日じゅう庭をユラユラと飛んでいるので、ここを安住(あんじゅう)の地と決めたのかと思ったが、3日目にいなくなってしまった。

    
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2013年07月19日

★トンボ コシアキトンボ・オオシオカラトンボ・マルタンヤンマ羽化

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コシアキトンボ♂(トンボ科) 130627

トンボの羽化時期は、種類によって様々だが、6月末〜7月頃羽化するものが多い。羽化時間もそれぞれだが、たいていのものは夕方〜明け方にかけてに羽化、日の出と共に飛んでいってしまう。羽化直後の成虫を見るのは難しいが、くもりがちの日などは、朝8時頃ごろでも、翅がかわくまでジッとしていることがある。
成熟したコシアキトンボの♂は帯が白く、♀は黄色いが、羽化して間もない♂の帯は黄色い。公園の池の上を行ったり来たりして飛んでいるのを時々見かけるが、スピードが早くなかなか写真が撮れない。

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オオシオカラトンボ♀(トンボ科) 130701

同じ池でオオシオカラトンボ♀も羽化した。野川べりを飛んでいる♂をよく見かける。

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コシアキトンボ♂(トンボ科)羽化殻 20mm  130627 

羽化がらは、幼虫が生きている時そのままの形で残る。成虫が羽化した大事な証拠(しょうこ)なので、見つけた日時や場所をしっかり記録しておこう。そっと草からはずしてよくかわかし、コレクシションにするのも楽しい。
羽化殻から種名を調べるにはこのサイトが便利。 
近畿地方のトンボ雑記:羽化殻 
  

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オオシオカラトンボ♀(トンボ科)羽化殻   22mm 130701

シオカラトンボの羽化殻と良く似ているが、オオシオカラトンボは腹の背面(はいめん)にトゲがある。

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マルタンヤンマ(ヤンマ科)羽化殻  40mm  130627

同じ池に、成虫はもう飛び去ったあとだったが、マルタンヤンマの羽化がらもあった。去年は羽化がらも無かったのでどうしたかな?と思っていたがちゃんと子孫は生き残っているようだ。

ブログ内:トンボの羽化の記事ご参照下さい
クロスジギンヤンマの羽化
ヤブヤンマの羽化
マルタンヤンマの羽化

キイロサナエの羽化
   
    
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2013年07月15日

★ガ ツマジロエダシャク(バンザイしてとまるガ)

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ツマジロエダシャク♂(シャクガ科)開帳約30mm  130706

どこからか飛んできたガが、葉の上にとまったと思うとパッと前翅を上げてバンザイのポーズ。こんなかっこうをしてとまるガはみたことがないので、調べてみたらツマジロエダシャクの♂だった。♀の後翅のフチはもっとギザギザが強い。普通種で、幼虫の食樹はクスノキとのこと。(そばにクスノキがあった)
こうすると全体が大きく見える効果があるのだろうか?


posted by はけの森調査隊 at 10:12| Comment(0) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月12日

★その他の昆虫 クサカゲロウなかま幼虫

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クサカゲロウのなかま(クサカゲロウ科)幼虫 4mm 130504 シロダモの葉

 葉の上や、地面のすみっこで、小さなゴミのかたまりが動いていたら、クサカゲロウのなかま幼虫かもしれない、よーくゴミの下をのぞいてみよう。ゴミの下にするどい大顎(おおあご)を持った獰猛(どうもう)な感じの顔が見える。スカシカギバ幼虫がフンをつけているように、これもカモフラージュのひとつなにだろう。クサカゲロウのなかまは日本では約40種知られていて、幼虫は、虫の殻や葉のかけらなどを背負(せお)う種と背負わない種がある。アブラムシやカイガラムシなどを食べる。

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クサカゲロウのなかま(クサカゲロウ科)幼虫  3mm  130709  ミカンの葉にいた

さすがの大顎(おおあご)もカマキリの幼虫につかまったらひとたまりもない。幼虫はそれぞれにたような形をしていて見分けがつきにくく、頭部のもようからするとシロスジクサカゲロウかカオマダラカゲロウ、身体の形を考え合わせるとシロスジクサカゲロウようだが、よくわからない。詳しい図鑑を探し中、どなたかご教示ください。

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 スズキクサカゲロウ(クサカゲロウ科)1令幼虫  1mm 130421

今年4月に産卵された卵から孵(かえ)ったスズキクサカゲロウの幼虫、こちらはゴミを背負わない種。残念ながら、うまく育てられなかった。

  
posted by はけの森調査隊 at 08:39| Comment(0) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月06日

★スカシカギバ幼虫

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スカシカギバ(カギバ科)1令幼虫 約2〜3mm   130705

6月23日の朝 家のサッシに居たスカシカギバが、飼育箱に産卵していたので、いつ孵化しても良いようにコナラの葉を入れておいた。それから10日経った7月3日に一部の卵から幼虫が生まれていた。ゴミのかたまりみたいで、生きているかどうかもわからないようにジッとしている。

スカシカギバ1令幼虫072811匹.jpg スカシカギバ幼虫1匹0769.jpg
スカシカギバ(カギバ科)1令幼虫 3mm     130705

葉の表面を食べ、フンやゴミを身体につけている。右の写真は、たまたまフンをつけていなかった個体。フンをつけるのは若い頃だけのようで、図鑑で見る終齢幼虫の写真は、フンはつけていないが、黒に白い帯があり、フンに似ている。アゲハ類の多くの若い幼虫もフンのようだし、ハムシ類の幼虫の中にもフンを背負っているものがいるし、フンに擬態(ぎたい)したりカモフラージュに利用している生きものはいろいろいる。どのくらいの効果があるのだろうか?

   
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2012年08月10日

★活動報告 第66回はけの森調査会<トンボやヤゴはどこにいる?A> 

第66回はけの森調査会<トンボやヤゴはどこにいる?A>
12/07/22(日)9:30〜12:00 晴れ 気温22℃  参加18名
コース:野川公園入り口〜わき水広場

歩きはじめは小雨もようでしたが、じきに雨もやみ、夏にしては涼しめの調査会となりました。子ども達は
元気いっぱい、バッタやチョウをおいかけて、楽しい夏休みの幕あけとなりました。

網でバッタとりcs.jpg
あそこにもいるよ!                             

バッタつかまえた!s.jpg 網に虫入れるs.jpg
なにがとれた?                     にがさないように・・・                 

オンブバッタ♀4549.jpg
オンブバッタ♀(バッタ科)

虫つかまえてる親子s.jpg
つぶさないように、そーっとね!                                                                 

スタッフの話を聞くs.jpg
アブラゼミの羽をよーく見たことありますか・・・?                               

     アブラゼミ羽化したて3431s.jpg         アブラゼミ3459s.jpg
     参考:昨年撮影したもの        参考:昨年撮影したもの

おなじみのアブラゼミ、よく見ると翅脈(しみゃく)の色はみどり色です。羽化したては、羽が白く、翅脈(しみゃく)の色はうすいみどり色、羽が茶色になっても、翅脈(しみゃく)の色はみどり色をしています。

いろいろな虫箱の中s.jpg ノコギリカミキリ手に持つs.jpg
いろいろとれたよ!                          ノコギリカミキリ(カミキリムシ科 ) 

しばらくは上の道を行き、次々にたくさんの生きものを見つけました。ショウリョウバッタ(多)・クルマバッタモドキ・エンマコオロギ・アブラゼミ・オオヒラタシデムシ(幼虫も)・モンシロチョウ・スジグロシロチョウ・モンキチョウ・ヤマトシジミベニシジミヒメウラナミジャノメアオダイショウなど。バッタ類は、この時期幼虫と成虫の両方を見られるものが多い。羽があるか無いかが見分けのポイント。
ノコギリカミキリはM.I.隊員が来る途中はけの森1そばで見つけたもの)

土手を行くs.jpg  川の中親子cs.jpg
草かりされたばかりの土手                                                          

やなぎ橋付近のわき水側溝(そっこう)あたりから下におりて、川の中の生きものさがしです。

網の中見てる2人s.jpg
またエビがとれたよ                                                                               

川の中4人s.jpg 水生昆虫を採る2人s.jpg
                                                                                               
アメリカザリガニs.jpg
オッ、つよいなあ〜              アメリカザリガニ(ザリガニ科) 

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コオニヤンマ(サナエトンボ科)幼虫  シロタニガワカゲロウヒラタドロムシ    

その他水の中には、オニヤンマのヤゴ・カワニナ・ミナミヌマエビ等がいました。

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ハグロトンボ(カワトンボ科)

川の中からは、ハグロトンボがあちこちをキラキラと飛んでいるのがよく見えました。

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ウスバキトンボ(トンボ科)

川べりの草むらには、ウスバキトンボ・キタテハツマグロヒョウモンなどがいました。

ニイニイゼミ羽化s.jpg
ニイニイゼミ(セミ科)羽化                                                                      

終点のわき水広場で、J.W.隊員が羽化中のニイニイゼミを発見。羽化が完了するまでみんなで見守りました。このヤマグワの幹にはニイニイゼミのぬけがらがたくさんついていました。ウスバカゲロウの成虫(幼虫はアリジゴク)が杭にとまっていました。

アブラゼミ・ニイニイゼミのぬけがら.jpg ホトケドジョウ3201S.jpg
ニイニイゼミ・アブラゼミのぬけがら   オニヤンマ幼虫・ホトケドジョウ   

ニイニイゼミシルエットと子供2人s.jpg
                                                                                                           
わき水の流れでは、オニヤンマ幼虫・ホトケドジョウ・フタスジモンカゲロウ幼虫・カワニナなどを観察しました。
はじめて出会った友だちとも仲良く一緒に、いろいろなものをさがしたり採ったり、時間が足りないくらいの調査会でした。

☆写真は、特別隊員のT.K.氏とS.U.君にご協力いただきました。

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2012年07月29日

★鳥 ウグイスの巣とヒナ

ウグイスの巣1128.jpg
ウグイス(ヒタキ科)の巣(中にヒナがいる) 120716

住宅地の民家の庭、ユズの小木地上1mくらいの所にウグイスの巣を発見。空き巣だろうな、と思いながらもそーっとのぞいてみると、奥の方に小さなヒナが数羽居るのが見えてびっくり。すぐにその場を離れ遠くから撮影した。何度もそばを通っているのに、ちっとも気づかなかったのだが、例年になく、毎日うるさいほどに♪ホーホケキョ♪が聞こえていたわけが今頃わかった。空き巣は、2010年4月のミニ調査会で、はけの森緑地1の奥に落ちているのを発見したことがあるが、ヒナが入っている巣を見るのは初めてだ。
グイスはとても敏感だと聞いているので、遠くから様子を見ていたが、その後、♀の親鳥がエサを運んでいるのを1回見かけただけで、しばらくして行ってみると既に巣立ってしまったらしく、もぬけのからだった。その辺で幼鳥たちに出会いたいと願っている。

追記@ 120802

ウグイス幼鳥1253cs.jpg
ウグイス幼鳥 120802

巣の近くの木の茂みのあちこちで、チャッ
チャッチャッとかわいい小さな鳴き声がする。さては!と急いでカメラを向ける。ピンボケながら何とか幼鳥の姿をとらえることがきた。
ウグイスは、巣作りも子育ても♀鳥だけにまかせ(大部分の鳥は、♂♀一緒に巣作りや子育てをする)、♂鳥は新しい繁殖(はんしょく)相手をさがしてホーホキョとさえずり続けるそうだ。繁殖期が過ぎると、
チャッチャッという地鳴きになるのだが、まだ時々ホーホケキョが聞こえる。年1〜2回繁殖するとのことなので、8月もまだ繁殖期なのだろう。

ウグイスの空き巣(2012)1241s.jpg
ヒナが巣立ったあとのウグイスの空き巣 120731

ヒナが巣立ってしまったので、近づいて真横から写真を撮った。ブロック塀のすぐ手前にある小ぶりのユズの枝の中、うまくカムフラージュされている。トゲもあるのによくこんなところに作ったものだ。左側が出入り口。巣の出入り口側の直径11cm・穴の直径5cm・長さ13cm。巣材の端が何本も飛び出しているので細長い形にみえるが、巣本体の奥行きはそんなに長く無い。

追記A 120824

ウグイスの空き巣1508s.jpg
ウグイスの空き巣 120814
 
巣をとりはずして保存することにした。ほとんどの野鳥はもう一度同じ巣を使うことは無いそうだ。巣材は、ゆるく編(あ)んだササで、草のツルをからませてある。外側はパラパラとほつれて来る。

ウグイスの巣の中1523s.jpg ウグイスの空き巣真横1514s.jpg
ウグイスの空き巣(巣穴の中)     ウグイスの空き巣(真横から見たところ)

中の方(産座)は、シュロや細い茎やツル、穂(ほ)のようなものでしっかりと編まれている。何かの羽が1枚だけ入っている。穴そのものの奥行きは約8cm。
 
posted by はけの森調査隊 at 15:56| Comment(7) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする