2009年07月29日

★バッタのなかま ショウリョウバッタ

第57回はけの森調査会 <オニヤンマ・タイコウチをさがそう>で観察したもの(3)09/07/22実施

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ショウリョウバッタ♀幼虫(バッタ科)<逃がすところ>

草むらには、ショウリョウバッタがたくさんいた。ほとんどがまだ幼虫(終令か終令に近い)だった。幼虫は、若いうちは全体がうす緑色だが、終令に近づくにつれ、茶色、緑色、しまもようのあるもの、などに分かれる。♀の成虫は75cm〜80cmと大きく、日本最大のバッタだ。

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ショウリョウバッタ成虫(バッタ科)

♂の成虫は40cm〜50cmとメスよりだいぶ小さい。草むらを歩いていくと不意(ふい)キチキチと音を立てながら飛び出す。ススキなど、イネ科の植物を食べる。
posted by はけの森調査隊 at 15:25| Comment(0) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

★その他の生きもの サワガニ

第57回はけの森調査会 <オニヤンマ・タイコウチをさがそう>で観察したもの(2)09/07/22実施

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サワガニ(サワガニ科)

わき水広場の流れのフチの方をさぐっていると、10mmくらいの子ガニが網に入った。今回はこれ1匹だけだったが、今までの調査会でもたいてい何匹かは観察している。雑食で、水草や藻(も)・水生昆虫などを食べる。
きれいな川の指標生物(しひょうせいぶつ)となっている

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サワガニ 体長約25mm 070404撮影

2年前の春休み、野川で出会った少年二人組のバケツには大小たくさんのサワガニが!少し上流の貫井南町あたりで採ったそうだ。「飼う」と言っていた。
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2009年07月28日

★トンボ オニヤンマ

第57回はけの森調査会 <オニヤンマ・タイコウチをさがそう>で観察したもの(1)09/07/22実施

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オニヤンマの幼虫(ヤゴ) 体長:約40~50mm

わき水広場の流れには、小さいものから羽化が近い大きいものまいろいろな大きさのヤゴが生息(せいそく)している。オニヤンマは3〜5かかって成虫になるからだ。今回もたくさんのヤゴを観察した。頭が角張っていて毛深いのがとくちょう。ここは都市近郊(きんこう)にあって、浅くて細い流れ・きれいな水・砂泥底・水草等、オニヤンマの生息条件(じょうけん)をそなえた貴重な場所だ。

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オニヤンマ(オニヤンマ科) 080911撮影

西武多摩川線(たまがわせん)の野川鉄橋(てっきょう)脇にとまっていた。わき水広場や野川ぞいの各所でよく見られ、ときに町の中を飛んで行くこともある。先日は、自然観察園の草地の上を行ったり来たりしながら、飛んでいるモンシロチョウをキャッチ、そのまま高い木の枝にとまって食べるのを見かけた。
posted by はけの森調査隊 at 10:22| Comment(0) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月27日

★活動報告 第57回はけの森調査会<オニヤンマ・タイコウチをさがそう>

第57回はけの森調査会<オニヤンマ・タイコウチをさがそう>
09/07/22(水)実施 野川公園入口〜わき水広場 小雨のちくもり 気温28℃ 参加8名

野川風景出発.jpg

早朝からの雨がなかなか止まず、実施があやぶまれていたのですが、9時頃にはほとんど雨も上がったので、実施することになりました。(中止と思って参加されなかった方ごめんなさい)
けむるような雨の中を出発。川岸はオオブタクサとアレチウリ(どちらも帰化植物)におおわれています。ニイニイゼミアブラゼミが鳴いていました。

ベニシジミs.jpg

草むらには、ショウリョウバッタやオンブバッタなどバッタのなかまがたくさん見られ、ベニシジミがジッと雨やどり。
じきに雨も止み、チョウやトンボも飛びはじめました。

やなぎ橋付近s.jpg
エビがいっぱいー!

水の中の生きものをさぐる第一ポイント、やなぎばし付近。ミナミヌマエビ等の川エビのなかま、アメリカザリガニ、マシジミ、シロタニガワカゲロウなどが網に入りました。

柳の下s.jpg

さくらばしを過ぎたあたりです。立ちならぶヤナギやサクラの幹(みき)には、セミのぬけがらやガの幼虫などいろいろな生きものがコッソリとついています。

わき水広場s.jpg

終点のわき水広場まで来ました。ここは、わき水からのきれいな流れが2本あり、野川へそそいでいます。オニヤンマの幼虫シロタニガワカゲロウ、フタツメカワゲラ、ホトケドジョウ、サワガニなど、たくさんの生きものが見つかりました。オニヤンマが飛ぶのも見られました。

わき水s.jpg
サワガニはいないかなー

日蝕.jpg    日蝕観てるs.jpg

この日はちょうど日蝕(にっしょく)の日でした。あいにくの曇り空だったのですが、蝕のピーク(11時12分58秒)を過ぎた11時30分頃、雲の向こうに白い三日月のような太陽を見ることができ、一同感激の一瞬(しゅん)でした。

タイコウチは見つかりませんでしたが、様々な生きものをじっくり観察できた半日でした。観察したうちのいくつかの生きものは、このあとの記事で紹介します。

posted by はけの森調査隊 at 20:49| Comment(0) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

★トンボ マルタンヤンマ

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マルタンヤンマ♀幼虫 (ヤゴ) 体長:34〜38mm  

6月の半ば頃、住宅地の小さな池でクロスジギンヤンマより少し小ぶりのヤンマの羽化がらを3個見つけた。マルタンヤンマだった。今までこの池のまわりで成虫を見たことはなかったし、小金井ではたまにしか目撃情報(もくげきじょうほう)が無いのでおどろいた。それから数日の間夕方見回っていると、羽化しようとしてセキショウの葉に上がってきたヤゴを見つけた。

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マルタンヤンマ♀羽化 体長:54〜60mm 090625 21:54室内撮影

羽化を確認するためケースに入れた。午後8時半頃羽化が始まった。この写真は約1時間半経(た)ったところ。

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マルタンヤンマ♀羽化 090626 01:23室内撮影

羽化開始から約5時間後。メスは、成熟(せいじゅく)すると、羽は茶色・眼と体はこれより濃(こ)い茶色と黄色のしまもようになる。オスは、眼は青・体は茶と青のしまもようになる。残念ながら、成熟したものはまだ撮れていない。マルタンヤンマの名前の由来は、フランスのトンボ学者「R. Martin」にちなんでいるとのこと。6月中旬〜10月初めまで見られる。

マルタンヤンマ抜け殻2s.jpg
マルタンヤンマ羽化がら


羽化がらを集めたら9個になった。左の2個はメス(腹部に突起(とっき=出っ張り)がある)、右の7個は♂。これを撮影したあとも、7月半ばごろまでに6匹羽化し(いつも知らない間に)、合計15個。その後、この池でメスを一度だけ見かけた、産卵に来ていたのだろうか?また。
追記
8月6日、貫井北町で見かけたとの情報(調査隊スタッフ)もある。
posted by はけの森調査隊 at 09:29| Comment(0) | 7月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする