2016年08月21日

★甲虫 コクワガタが羽化したよ

今年度第1回はけの森ミニ調査会(160410実施)の際、子どもたちがくち木の中に居るコクワガタの幼虫を2匹見つけました。そのうちの1匹を持ち帰って飼育していたR.Y.隊員(小1)のお母様から無事成虫になって出てきたとの報告と写真が届きました。

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コクワガタ♂(クワガタムシ科)蛹 160710

6月30日 さなぎの姿になり始める
・7月16日 さなぎから成虫の姿になり始める
(朝、羽はまだ白く、夕方薄茶色になっていた)

・・・しばらく菌糸ビンの下の方でじっとしていた・・・

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コクワガタ♂ 体長4cm   160814

8月13日 土がくずれ始めていたのでほり起こした

・幼虫からクワガタを育てたのは初めてなので、親子でとても楽しく観察できた。


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2015年08月22日

★トンボ コノシメトンボ

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コノシメトンボ♂(トンボ科) 150818  体長約40mm

猛暑も一段落、相変わらずセミの大合唱が続いているが、どこか秋めいた風も感じられるようになり、いろいろな赤トンボの姿もよく目につくようになった。コノシメトンボの♂もだいぶ赤くなってきている(成熟すると胸や額まで赤くなる)。よく似た種にノシメトンボというのがいるが、小金井ではあまり見かけない。

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コノシメトンボ♀(トンボ科) 100724

♀は成熟しても赤くならない(地方によって腹が赤くなるものもあるとのこと)。

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コノシメトンボ♂♀(トンボ科) 081009 調布市武蔵野の森公園

だいぶ以前に撮影したものだが、秋も深まった頃、何組ものカップルが、池の水面を連結(連結)したまま飛んでいた。連結したまま打水産卵(だすいさんらん)・打泥産卵(だでいさんらん)をする。

    
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2014年08月31日

★セミ・カメムシのなかま エサキモンキツノカメムシ

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エサキモンキツノカメムシ♀(ツノカメムシ科)約12mm 卵を守っている 140819

ハナミズキの葉のうらで卵をだいているエサキモンキツノカメムシを見つけた。このカメムシは、卵を産んだあと2令幼虫になるまでジッと子を守り続けるという習性があることで知られている。成虫が落ち葉の下などで越冬しているところを調査会でも観察している。

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エサキモンキツノカメムシ♀ 羽をふるわせて威嚇  140820

撮影していると、こちらの動きに危険を感じたのか、羽をブルブルふるわせて威嚇(いかく=おどす)しだした。こうして敵(き)から子供を守るのだろう。

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エサキモンキツノカメムシ(ツノカメムシ科)1令幼虫を守っている 140826

8月23日に孵化(ふか)して1令幼虫になった。親は、あいかわらず同じ体勢(たいせい)のままだ。

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エサキモンキツノカメムシ2令幼虫  1.2mm 実の長さ10mm 140831 

孵化してから5日後の8月28日の朝、2令になっていた。幼虫たちは相変わらず親に守られたままだったが、次の日はあちこちに散らばり、ハナミズキの実の汁を吸ったり、葉の上でジッとしたりしていた。成虫も幼虫もミズキのなかまや、サンショウのなかまの実を吸う。

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エサキモンキツノカメムシ2令幼虫 140831
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エサキモンキツノカメムシ ♂♀(ツノカメムシ科) 140830

ハナミズキ並木のそばのフェンスにカップルがいた。ハナミズキはカメムシに好まれる樹のようで、そのあたりには、クサギカメムシやアオクサカメムシやキマダラカメムシの成虫がいて、木の幹(みき)や葉のあちこちには卵や卵がらがついていた。
  

  



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2014年08月09日

★夏のトンボAアジアイトトンボ・クロイトトンボ・モノサシトンボ・キイトトンボ等

夏に見られるイトトンボのなかま、今までに小金井近辺で撮ったものです。現在生息を確認できていない種もあります。

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アジアイトトンボ♂  110829
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アジアイトトンボ♀(イトトンボ科)  110829   体長約27mm

野川の岸辺や調節池の草をぬって、たよりなげに飛んでいる小さなトンボ。目をこらして草の間を見つめていると見つかるかもしれない。

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クロイトトンボ♂(イトトンボ科) 110624  体長約32mm

はけの森2の池ができた頃(約20年前)は、水草に無数のカップルが群れていたが、まわりの木々が大きくなり池が暗くなると同時にいなくなってしまった。2012年11月のミニ調査会Cで久しぶりにヤゴを1匹観察した。明るい池の、スイレンなど水面に葉を広げている水草の上にジッととまっていることがある。

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モノサシトンボ♂(モノサシトンボ科) 980720
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モノサシトンボ♂(モノサシトンボ科) 110813 練馬区石神井公園  体長約45mm

その名のとおり、腹部にモノサシの目もりのように斑紋(はんもん)がある。木々にかこまれたうす暗い池が好きなこのトンボは、はけの森2ができた(約20年前)数年後には、たまに見かけることがあったが、その後は一度も見ていない。たくさん生息している石神井公園で撮った写真も載せる。

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オオアオイトトンボ♂(オオアオイトトンボ科)  110910
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オオアオイトトンボ♀(オオアオイトトンボ科)130825  体長約45mm

樹木にかこまれたうす暗い池が好きなこのトンボは、はけの森2を代表するトンボと言っていいだろう。毎年、夏のはじめから秋おそくまでフワーリと岸辺の草の間や、木のしげみの中を飛んでいる。羽をひろげてとまるのが特ちょう。10月初めごろには、交尾や産卵の姿が見られる。 ヤゴもミニ調査会でよく観察している。

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キイトトンボ♂(イトトンボ科) 100903
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キイトトンボ♀(イトトンボ科)100831 体長約40mm

小金井ではじめて出会ったのは2010年の夏、貫井北町の水草の多い池でギンヤンマを撮影していたら、草むらから飛び出してきた黄色いトンボ、ツンツンツンとユーモラスな飛び方で、先へ先へと飛んで行く。数日後、もう一度行ってみたが、♂は後ろ姿しか撮影できなかった。♂はシッポの先に黒いもようがある。翌年は発見できず、その後その池は水ぬきされてしまい、とても残念だ。

  
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2013年08月31日

★チョウ イチモンジセセリ・チャバネセセリ

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イチモンジセセリ(セセリチョウ科)130824 開帳38mm

キマダラセセリと同様に立秋(今年は8月7日)の少し前頃から目立ちはじめるセセリチョウ。このあたりでは春の発生は少なく、その後6月中旬〜8月初旬頃2化目が発生し、3化目が発生する8月〜9月頃には暖かい地方から移動してくる集団もあるので、急にあっちでもこっちでも、町中でも見かけられる。
後翅(=うしろばね)裏の白紋が一文字に並ぶのでこの名がつけられている。春型より白紋が小さく、翅の色が濃い。

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イチモンジセセリ(セセリチョウ科)130824

似(に)たなかまでこのあたりで見られるのは、チャバネセセリ・コチャバネセセリ・オオチャバネセセリ(稀)・ミヤマチャバネセセリ。幼虫の食草はいずれもイネ科植物。

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チャバネセセリ(セセリチョウ科) 開帳36mm 090927  茨城県

後翅(=うしろばね)裏の白紋は小さくて円形に散らばる。イチモンジセセリほど数は多くないが、やはり暖地から移動してくるので秋に数を増す。
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2013年08月30日

★チョウ キマダラセセリ・ヒメキマダラセセリ

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キマダラセセリ(セセリチョウ科)130803 開帳30mm

立秋(今年は8月7日)の頃、2化目のキマダラセセリがあちこちで見られるようになる。花だんにもやって来る。ピュンピュンとす早く飛びまわっているので、なかなかゆっくり翅のもようを見ることができない。

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キマダラセセリ(セセリチョウ科)130830

飛んでいる時はオレンジ色の印象が強いが、表も裏も複雑(ふくざつ)なまだらもよう。幼虫の食草は、多くのセセリチョウのなかまと同じイネ科植物。

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ヒメキマダラセセリ♂(セセリチョウ科)開帳28mm  070529  八王子市裏高尾

似(に)たなかまのヒメキマダラセセリも、初夏・晩夏の2回、同じような時期に出現する。どちらかというと山地性で小金井近辺で見たことは無いが、高尾や狭山(さやま)等では見かける。後翅(=うしろばね)のうらにまだらもようが無いので、とまったところを見ればすぐわかる。

  
 

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2013年08月24日

★セミ・カメムシのなかま ツマグロオオヨコバイ幼虫・成虫

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ツマグロオオヨコバイ終令幼虫(ヨコバイ科) 130823 10mm

ツマグロオオヨコバイの終令幼虫が、セキショウの葉にさかさまに止まってジッとしていた。朝から晩までいつ見てもそこにいて、おしりからプッとシャボン玉のように排泄物(はいせつぶつ=おしっこ)を出している。出たとたんにはじけ、次から次へ、5~8秒くらいの間かくでほとんど一日中、草の汁を吸いながら、余分なものを出し続けている。

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ツマグロオオヨコバイ(ヨコバイ科) 130824  体長12mm

子どもたちからバナナムシと呼ばれて親しまれているこの虫は、成虫越冬して6月ごろまで見られるので、年中いるような感じだが、8〜9月が羽化の時期だ。羽化した成虫は翌春に交尾・産卵し、白い小さな幼虫から何度か脱皮してようやく8月ごろ黄色い終令幼虫になる。成虫も植物の汁を吸っておしっこ出すので、雨でも無いのに葉っぱに水たまりができていたりする。
  

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2013年08月18日

@セミの羽化・Aオーストラリアでの体験(T.O.君の夏休み日記)

セミの大合唱がひびいています、夏のまっただ中ですね。
隊員のT.O.君(小1)から夏休み日記が届きました。紹介します。

@
夏休み日記1.jpg
アブラゼミ                                                                 2013.7.27

A
夏休み日記2.jpg
オオルリアゲハ                                                    2013.8.8

    
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2013年08月12日

★ガ テングイラガ 幼虫〜羽化

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テングイラガ(イラガ科)幼虫 9mm 130721

7月21日の第69回調査会の際、M.O.隊員の頭の上で発見された黄緑色の幼虫、肉眼(にくがん)で見ただけだとシジミチョウのなかまの幼虫に似ているが、ルーペで見ると針がたくさんあって、イラガのなかまであることがわかった。確認のため持ち帰り、サクラの葉の上で撮影。イラガのなかまの幼虫(一部のマユも)には毒があるのでうっかり針にさわったら大変だ。種類によって毒性の強弱があり、テングイラガの毒性は弱いとのこと。
参考:イラガ


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テングイラガ(イラガ科)繭 直径6mm 130722

幼虫は、カエデ科やバラ科など広い範囲の葉を食べることがわかったので、サクラの葉を入れておいたら、次の日には葉を2つ折りにしては早くもマユを作って蛹化した。撮影しようと葉を動かしたら、接着力が弱かったらしく、葉が開いてしまった。丸いマユの横についているのは幼虫の脱皮殻(だっぴがら)。

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テングイラガ(イラガ科) 130807  開帳15mm  室内撮影(生きてます)

8月7日に無事羽化した。野外で飛んでいたらほとんど目につかないような小さくて地味なガだ。年2化なので、次の世代はマユの中で蛹越冬。成虫に毒は無いとのこと。イラガのマユは、野川周辺ので木の枝についているのを時々見かける。

   
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2012年08月29日

★鳥 メジロの空き巣 ハトの卵殻

暑い日が続いていますが、もうすぐ夏休みも終わりですね。
M.I.隊員(小3)から、夏休み日記2通(写真も)が届きました。紹介します。

夏休み日記@

メジロ空き巣1s201208.jpg
メジロの空き巣 はば6cm高さ4cm  120810(撮影K.I.)

メジロ空き巣2s201208.jpg 発見場所 国立大学通り.jpg
メジロの空き巣 横から見たところ   発見場所 イチョウの木の下(国立市大学通)

メジロ日記@s.jpg

メジロ日記As.jpg


夏休み日記A

ハトのタマゴの殻s.jpg
キジバトの卵殻 約3.5cm 120819(撮影K.I.)

タマゴの殻発見.jpg

                                キジバト2-2.jpg      キジバト2-1.jpg
  
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