2017年09月04日

★その他の昆虫 ナナフシモドキ

いつも調査隊ブログを見てくださっているK.U.さんから、写真が届きました。

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ナナフシモドキ(ナナフシ)♀(ナナフシ科) 170824

庭の花の茎に居たとのこと、ナナフシが居るなんて、きっと生きものが住みやすい環境なんでしょうね。チョウやトンボや鳥なども遊びに来るそうです。皆さんの庭の草のかげや木の枝の中にも、何かひそんでいるかもしれませんよ。
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2017年08月22日

★チョウ ヤマトシジミ・アカボシゴマダラ・ジャコウアゲハ★トンボ コオニヤンマ

立秋も過ぎ夏も終盤、野川周辺の様子を見に出かけた。人影も少なく、セミの大合唱が響いているばかりだったが、しばらく行くといろいろな生きものに出会った。

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ヤマトシジミ♂♀+♂(シジミチョウ科)170821

野川の土手には、たくさんのヤマトシジミが飛び交っていた。交尾中のカップルに、ぶつかるように邪魔に入るもう1匹の♂。何度チャレンジされても、しっかり離れずに交尾を続けていた。1年に何回も発生するが、8月〜9月ごろが一番多く発生するようだ。

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アカボシゴマダラタテハチョウ科)産卵 170821

実生の小さなエノキにアカボシゴマダラが産卵していた。春には少なかったこのチョウも夏には相当数を増していて、秋には3化目が発生する。

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ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科)産卵 170821

幼虫に食べられて下の方に少ししか残っていない食草ウマノスズクサに、だいぶボロになった♀が産卵していた。頑張って生きのびている2化目のものだろうか?3化目かと思われる新鮮な♀も見かけた。

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コオニヤンマ♀(サナエトンボ科)170821

7月16日の夏の調査会の頃は水がれで川底が見えていた野川は、その後の長雨で水量が増し、とぎれること無く流れている。コオニヤンマが打水産卵をしていた。遠くに見えた時にはオニヤンマかと思った。オニヤンマは腹の先を水中につき立てて産卵する。

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2017年08月21日

★甲虫 ヒメスナゴミムシダマシ

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ヒメスナゴミムシダマシ(ゴミムシダマシ科)約8mm     170814

小さな黒茶色のかわいい虫がデッキの上にいた。ア、あの虫だ。何年か前、やはりデッキの上にいて、何だろう?と調べたことがある。

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ヒメスナゴミムシダマシ   130915

4年前に撮った写真。スナゴミムシダマシのなかまには似た種がいろいろあるが、胸の形や大きさ等で、ヒメスナゴミムシダマシと思う。地色は黒いのだが、土粒がついているので茶色に見える。砂地の枯れ草や土の下などに住み、腐植物等を食べるとのこと。

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ヒメスナゴミムシダマシ  130915

昨年、M.I.隊員が道端に落ちていたのを見つけて、何だろう?と持ってきてくれたことがあるし、あまり目につかない虫だけれど、普通にいる虫のようだ。

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2017年08月16日

★甲虫 ミヤマカミキリ

R.Y.隊員(小2)から、お便りと写真が届きました。

「本日、おはかまいりに行きました。
それで、木陰にカミキリムシがいました。
家に帰ってしらべてみたら、ミヤマカミキリだと思いました。まだ分からないので、調べてもらえますか?写真を送ったのでみてください。」

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ミヤマカミキリ♀(カミキリムシ科) 体長55mm  170813 9:30頃 八王子市

まちがいなくミヤマカミキリです。大きくがっしりとしていて、前胸背板(ぜんきょうはいばん)にシワシワがあるのが特ちょう。触角が短いので♀、♂の触角は体長よりずっと長い(1.5倍以上)。

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ミヤマカミキリ♀

夜行性で、クヌギやコナラ等の樹液にやって来る。幼虫はそれらの木や、イチジク・リンゴ等の木も食べて育つ。ミヤマとついているが、平地にも居て、外灯にも飛んでくる。

☆皆さんも、夏休みに出会った虫の写真や絵、楽しい体験を送ってくださいね!
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2017年08月09日

★その他の生きもの ニホントカゲ・ニホンカナヘビ

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ニホントカゲ幼体(トカゲ科)約70mm  170804

ニホントカゲの子どもが庭をチロチロっと走った。いつもはすぐに物かげに隠れてしまうのだが、やっと姿を撮ることができた。夏の日盛りに一番似合うのは、このピカピカのトカゲの子だと思う。

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ニホントカゲ幼体 170804

明るい草原と石垣やガレ場のある環境を好み、小昆虫やミミズ等を食べている。そういった場所が少なくなるに連れて、数が減ってきている。以前ほど見かけなくなってはいるが、はけの森2には住み着いていて、調査会ではよく観察している。

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ニホントカゲ  070529  全長約20cm  八王子市裏高尾

庭のどこかに巣があるらしく、成体も時々見かけるのだがすぐ隠れてしまうのでなかなか撮影できない。別の場所で撮ったものを載せる。身体の1/2はシッポ。

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ニホンカナヘビ幼体(カナヘビ科)110928

明るい草原を好み、小昆虫やミミズ等を食べる。こちらも都市部では減ってきているようだが、野川周辺やはけの森2では数多く見かける

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ニホンカナヘビ 全長約20cm  110615

ニホントカゲはツヤがありヌラヌラ光っているが、こちらはツヤが無く、黄色のスジ状のもようが目立つ。身体の70%くらいはシッポ。

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2016年08月21日

★甲虫 コクワガタが羽化したよ

今年度第1回はけの森ミニ調査会(160410実施)の際、子どもたちがくち木の中に居るコクワガタの幼虫を2匹見つけました。そのうちの1匹を持ち帰って飼育していたR.Y.隊員(小1)のお母様から無事成虫になって出てきたとの報告と写真が届きました。

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コクワガタ♂(クワガタムシ科)蛹 160710

6月30日 さなぎの姿になり始める
・7月16日 さなぎから成虫の姿になり始める
(朝、羽はまだ白く、夕方薄茶色になっていた)

・・・しばらく菌糸ビンの下の方でじっとしていた・・・

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コクワガタ♂ 体長4cm   160814

8月13日 土がくずれ始めていたのでほり起こした

・幼虫からクワガタを育てたのは初めてなので、親子でとても楽しく観察できた。


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2015年08月22日

★トンボ コノシメトンボ

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コノシメトンボ♂(トンボ科) 150818  体長約40mm

猛暑も一段落、相変わらずセミの大合唱が続いているが、どこか秋めいた風も感じられるようになり、いろいろな赤トンボの姿もよく目につくようになった。コノシメトンボの♂もだいぶ赤くなってきている(成熟すると胸や額まで赤くなる)。よく似た種にノシメトンボというのがいるが、小金井ではあまり見かけない。

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コノシメトンボ♀(トンボ科) 100724

♀は成熟しても赤くならない(地方によって腹が赤くなるものもあるとのこと)。

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コノシメトンボ♂♀(トンボ科) 081009 調布市武蔵野の森公園

だいぶ以前に撮影したものだが、秋も深まった頃、何組ものカップルが、池の水面を連結(連結)したまま飛んでいた。連結したまま打水産卵(だすいさんらん)・打泥産卵(だでいさんらん)をする。

    
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2014年08月31日

★セミ・カメムシのなかま エサキモンキツノカメムシ

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エサキモンキツノカメムシ♀(ツノカメムシ科)約12mm 卵を守っている 140819

ハナミズキの葉のうらで卵をだいているエサキモンキツノカメムシを見つけた。このカメムシは、卵を産んだあと2令幼虫になるまでジッと子を守り続けるという習性があることで知られている。成虫が落ち葉の下などで越冬しているところを調査会でも観察している。

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エサキモンキツノカメムシ♀ 羽をふるわせて威嚇  140820

撮影していると、こちらの動きに危険を感じたのか、羽をブルブルふるわせて威嚇(いかく=おどす)しだした。こうして敵(き)から子供を守るのだろう。

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エサキモンキツノカメムシ(ツノカメムシ科)1令幼虫を守っている 140826

8月23日に孵化(ふか)して1令幼虫になった。親は、あいかわらず同じ体勢(たいせい)のままだ。

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エサキモンキツノカメムシ2令幼虫  1.2mm 実の長さ10mm 140831 

孵化してから5日後の8月28日の朝、2令になっていた。幼虫たちは相変わらず親に守られたままだったが、次の日はあちこちに散らばり、ハナミズキの実の汁を吸ったり、葉の上でジッとしたりしていた。成虫も幼虫もミズキのなかまや、サンショウのなかまの実を吸う。

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エサキモンキツノカメムシ2令幼虫 140831
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エサキモンキツノカメムシ ♂♀(ツノカメムシ科) 140830

ハナミズキ並木のそばのフェンスにカップルがいた。ハナミズキはカメムシに好まれる樹のようで、そのあたりには、クサギカメムシやアオクサカメムシやキマダラカメムシの成虫がいて、木の幹(みき)や葉のあちこちには卵や卵がらがついていた。
  

  



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2014年08月09日

★夏のトンボAアジアイトトンボ・クロイトトンボ・モノサシトンボ・キイトトンボ等

夏に見られるイトトンボのなかま、今までに小金井近辺で撮ったものです。現在生息を確認できていない種もあります。

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アジアイトトンボ♂  110829
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アジアイトトンボ♀(イトトンボ科)  110829   体長約27mm

野川の岸辺や調節池の草をぬって、たよりなげに飛んでいる小さなトンボ。目をこらして草の間を見つめていると見つかるかもしれない。

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クロイトトンボ♂(イトトンボ科) 110624  体長約32mm

はけの森2の池ができた頃(約20年前)は、水草に無数のカップルが群れていたが、まわりの木々が大きくなり池が暗くなると同時にいなくなってしまった。2012年11月のミニ調査会Cで久しぶりにヤゴを1匹観察した。明るい池の、スイレンなど水面に葉を広げている水草の上にジッととまっていることがある。

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モノサシトンボ♂(モノサシトンボ科) 980720
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モノサシトンボ♂(モノサシトンボ科) 110813 練馬区石神井公園  体長約45mm

その名のとおり、腹部にモノサシの目もりのように斑紋(はんもん)がある。木々にかこまれたうす暗い池が好きなこのトンボは、はけの森2ができた(約20年前)数年後には、たまに見かけることがあったが、その後は一度も見ていない。たくさん生息している石神井公園で撮った写真も載せる。

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オオアオイトトンボ♂(オオアオイトトンボ科)  110910
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オオアオイトトンボ♀(オオアオイトトンボ科)130825  体長約45mm

樹木にかこまれたうす暗い池が好きなこのトンボは、はけの森2を代表するトンボと言っていいだろう。毎年、夏のはじめから秋おそくまでフワーリと岸辺の草の間や、木のしげみの中を飛んでいる。羽をひろげてとまるのが特ちょう。10月初めごろには、交尾や産卵の姿が見られる。 ヤゴもミニ調査会でよく観察している。

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キイトトンボ♂(イトトンボ科) 100903
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キイトトンボ♀(イトトンボ科)100831 体長約40mm

小金井ではじめて出会ったのは2010年の夏、貫井北町の水草の多い池でギンヤンマを撮影していたら、草むらから飛び出してきた黄色いトンボ、ツンツンツンとユーモラスな飛び方で、先へ先へと飛んで行く。数日後、もう一度行ってみたが、♂は後ろ姿しか撮影できなかった。♂はシッポの先に黒いもようがある。翌年は発見できず、その後その池は水ぬきされてしまい、とても残念だ。

  
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2013年08月31日

★チョウ イチモンジセセリ・チャバネセセリ

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イチモンジセセリ(セセリチョウ科)130824 開帳38mm

キマダラセセリと同様に立秋(今年は8月7日)の少し前頃から目立ちはじめるセセリチョウ。このあたりでは春の発生は少なく、その後6月中旬〜8月初旬頃2化目が発生し、3化目が発生する8月〜9月頃には暖かい地方から移動してくる集団もあるので、急にあっちでもこっちでも、町中でも見かけられる。
後翅(=うしろばね)裏の白紋が一文字に並ぶのでこの名がつけられている。春型より白紋が小さく、翅の色が濃い。

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イチモンジセセリ(セセリチョウ科)130824

似(に)たなかまでこのあたりで見られるのは、チャバネセセリ・コチャバネセセリ・オオチャバネセセリ(稀)・ミヤマチャバネセセリ。幼虫の食草はいずれもイネ科植物。

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チャバネセセリ(セセリチョウ科) 開帳36mm 090927  茨城県

後翅(=うしろばね)裏の白紋は小さくて円形に散らばる。イチモンジセセリほど数は多くないが、やはり暖地から移動してくるので秋に数を増す。
posted by はけの森調査隊 at 11:26| Comment(0) | 8月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする