2013年08月30日

★チョウ キマダラセセリ・ヒメキマダラセセリ

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キマダラセセリ(セセリチョウ科)130803 開帳30mm

立秋(今年は8月7日)の頃、2化目のキマダラセセリがあちこちで見られるようになる。花だんにもやって来る。ピュンピュンとす早く飛びまわっているので、なかなかゆっくり翅のもようを見ることができない。

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キマダラセセリ(セセリチョウ科)130830

飛んでいる時はオレンジ色の印象が強いが、表も裏も複雑(ふくざつ)なまだらもよう。幼虫の食草は、多くのセセリチョウのなかまと同じイネ科植物。

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ヒメキマダラセセリ♂(セセリチョウ科)開帳28mm  070529  八王子市裏高尾

似(に)たなかまのヒメキマダラセセリも、初夏・晩夏の2回、同じような時期に出現する。どちらかというと山地性で小金井近辺で見たことは無いが、高尾や狭山(さやま)等では見かける。後翅(=うしろばね)のうらにまだらもようが無いので、とまったところを見ればすぐわかる。

  
 

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2013年08月24日

★セミ・カメムシのなかま ツマグロオオヨコバイ幼虫・成虫

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ツマグロオオヨコバイ終令幼虫(ヨコバイ科) 130823 10mm

ツマグロオオヨコバイの終令幼虫が、セキショウの葉にさかさまに止まってジッとしていた。朝から晩までいつ見てもそこにいて、おしりからプッとシャボン玉のように排泄物(はいせつぶつ=おしっこ)を出している。出たとたんにはじけ、次から次へ、5~8秒くらいの間かくでほとんど一日中、草の汁を吸いながら、余分なものを出し続けている。

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ツマグロオオヨコバイ(ヨコバイ科) 130824  体長12mm

子どもたちからバナナムシと呼ばれて親しまれているこの虫は、成虫越冬して6月ごろまで見られるので、年中いるような感じだが、8〜9月が羽化の時期だ。羽化した成虫は翌春に交尾・産卵し、白い小さな幼虫から何度か脱皮してようやく8月ごろ黄色い終令幼虫になる。成虫も植物の汁を吸っておしっこ出すので、雨でも無いのに葉っぱに水たまりができていたりする。
  

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2013年08月18日

@セミの羽化・Aオーストラリアでの体験(T.O.君の夏休み日記)

セミの大合唱がひびいています、夏のまっただ中ですね。
隊員のT.O.君(小1)から夏休み日記が届きました。紹介します。

@
夏休み日記1.jpg
アブラゼミ                                                                 2013.7.27

A
夏休み日記2.jpg
オオルリアゲハ                                                    2013.8.8

    
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2013年08月12日

★ガ テングイラガ 幼虫〜羽化

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テングイラガ(イラガ科)幼虫 9mm 130721

7月21日の第69回調査会の際、M.O.隊員の頭の上で発見された黄緑色の幼虫、肉眼(にくがん)で見ただけだとシジミチョウのなかまの幼虫に似ているが、ルーペで見ると針がたくさんあって、イラガのなかまであることがわかった。確認のため持ち帰り、サクラの葉の上で撮影。イラガのなかまの幼虫(一部のマユも)には毒があるのでうっかり針にさわったら大変だ。種類によって毒性の強弱があり、テングイラガの毒性は弱いとのこと。
参考:イラガ


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テングイラガ(イラガ科)繭 直径6mm 130722

幼虫は、カエデ科やバラ科など広い範囲の葉を食べることがわかったので、サクラの葉を入れておいたら、次の日には葉を2つ折りにしては早くもマユを作って蛹化した。撮影しようと葉を動かしたら、接着力が弱かったらしく、葉が開いてしまった。丸いマユの横についているのは幼虫の脱皮殻(だっぴがら)。

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テングイラガ(イラガ科) 130807  開帳15mm  室内撮影(生きてます)

8月7日に無事羽化した。野外で飛んでいたらほとんど目につかないような小さくて地味なガだ。年2化なので、次の世代はマユの中で蛹越冬。成虫に毒は無いとのこと。イラガのマユは、野川周辺ので木の枝についているのを時々見かける。

   
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2012年08月29日

★鳥 メジロの空き巣 ハトの卵殻

暑い日が続いていますが、もうすぐ夏休みも終わりですね。
M.I.隊員(小3)から、夏休み日記2通(写真も)が届きました。紹介します。

夏休み日記@

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メジロの空き巣 はば6cm高さ4cm  120810(撮影K.I.)

メジロ空き巣2s201208.jpg 発見場所 国立大学通り.jpg
メジロの空き巣 横から見たところ   発見場所 イチョウの木の下(国立市大学通)

メジロ日記@s.jpg

メジロ日記As.jpg


夏休み日記A

ハトのタマゴの殻s.jpg
キジバトの卵殻 約3.5cm 120819(撮影K.I.)

タマゴの殻発見.jpg

                                キジバト2-2.jpg      キジバト2-1.jpg
  
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2011年09月20日

★カブト・クワガタが家に来たよ(M.I.君の夏休み日記)

はけの森緑地にほど近い住宅地に住んでいる、隊員M.I.君(小2)から、夏休みの日記と写真が届きました。その中のいくつかを紹介します。
  
       2011石井君日記1s.jpg

6匹のカブトムシ来訪c.jpg

        2011石井君日記2s.jpg  

        2011石井君日記3ss.jpg

ノコギリクワガタ♂.jpg
   
        2011石井君日記4.jpg
  
飼育場所.jpg

飼育場所(しいくばしょ)はこんな所。木や落ち葉も無く、エサも置いていないのに、どうしてこんなにたくさんの虫たちがやって来たのでしょうか?もとから飼っていた虫たちやエサのにおいや家の明かりにさそわれて飛んで来たのでしょうか?自然状態では、以前よりだいぶ見かけなくなってきたカブトムシやクワガタ類(ノコギリクワガタは稀)ですが、<はけ>のグリーンベルト一帯には、まだまだたくさん住んでいるようでうれしいですね。今年4/2のミニ調査会@では、はけの森緑地2にもカブトムシの幼虫がたくさんいました。


   


     




 
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2011年09月04日

★ガ シャチホコガ幼虫

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シャチホコガ終令幼虫(シャチホコガ科) 約45mm 110829

野川べりの草むらのメドハギに、シャチホコガの幼虫が何匹もいた。何ともおもしろい形をしている。シャチホコガのなかまには、たくさんの種類があり、幼虫は、このシャチホコガのように奇妙な形をしたものと、ふつうのイモムシ形のものとがある。

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シャチホコガ終令幼虫(シャチホコガ科) 110829

メドハギ(マメ科)をセッセと食べている。上の方が頭。食草(樹)は、カエデ科・ブナ科・バラ科など範囲が広い。

  シャチホコガ幼虫縦4538s.jpg 名古屋城金鯱s.jpg 
  シャチホコガ終令幼虫      名古屋城:金のシャチホコ(ウェブサイトより)

こんなかっこうでジッとしていたりする。

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シャチホコガ終令幼虫(シャチホコガ科) マユを作っている 110901

1匹だけ、観察のため持ち帰り飼っている。ふと見たら、マユを作りはじめていた。図鑑では土におりて蛹化(ようか=サナギになる)するとのことだったが、この幼虫は葉の間に作っている。春と初秋の年2化なので、オオミズアオの場合と同様に、秋に生まれた幼虫は地表でマユを作って越冬するのだろう。

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シャチホコガ繭(シャチホコガ科) 長さ約30mm  110904

次の日(110902)には、メドハギの枝と葉っぱの間に、マユが完成していた。

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2011年08月30日

★セミ・カメムシのなかま エビイロカメムシ

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エビイロカメムシ(カメムシ科)約15mm 110804

8月の初めごろ、野川ぞいのオギ原に、見たことも無いヘンな虫がいた。オギやそのまわりの葉っぱにピタッとくっついてじっとしている。調べてみたら、エビイロカメムシの幼虫だった。

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エビイロカメムシ(カメムシ科)約17mm   110829

8月末、様子を見に行くと、成虫になっていて、やはりあちこちのオギの葉っぱにくっついていてほとんど動かない。写真を撮っていたらお尻からおしっこのようなものシュッと出した。おどろかすと出す習性があるらしい。成虫越冬で、幼虫も成虫もススキやオギの汁(しる)を吸って生きている。

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2011年08月25日

★チョウ ジャノメチョウ

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ジャノメチョウ♂(ジャノメチョウ科 110722 前翅長約60mm

野川べりの草むらをぬってフワーリと飛んで行く黒っぽいチョウ、道路に上がって来てとまった。だいぶ羽のいたんだジャノメチョウだ。高原ではふつうに見られるこのチョウだが、都市近郊ではなかなか見られなくなって来ている。調査隊の観察としては、09/08/10スタッフY.U.氏が野川第1調整池付近で目撃撮影して以来、2例目。

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ジャノメチョウ♀(ジャノメチョウ科)(YU) 110803

3例目は、今年8月、スタッフY.U.氏が野川第1調整池付近で目撃撮影した♀。だんだん増えてきているのだろうか?
♀は、♂に比べ色はうすめで、眼状紋(がんじょうもん=目玉のような紋)が大きく、身体も大きいので、飛ぶ姿はなかなかのものだ。年1回(7〜8月)の発生で幼虫越冬。幼虫の食草はイネ科やカヤツリグサ科の各種。

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ジャノメチョウ(ジャノメチョウ科) 080716 武蔵野の森公園にて

野川公園南側の武蔵野の森公園では毎年多く観察されているようだ。隣接する調布飛行場の草むらでずっと以前から生息していたのかもしれない。
この公園から野川までは、1kmくらいしかはなれていないので、ここから生息範囲が広がっているのだろうと推測している。

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2010年08月23日

★トンボ オオシオカラトンボ

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オオシオカラトンボ♂(トンボ科)050821

シオカラトンボに似た、やはり野川ぞいや水のある所あちこちで見かけるトンボ。大きさは同じくらいだがシオカラトンボより太めなので、強そうな感じがする。体の色が濃く、羽のつけねが黒く、目の色は黒。シオカラトンボは明るい水辺、オオシオカラトンボは、まわりに木々のある暗めの水辺でくらす。

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オオシオカラトンボ♂♀ 100816

尾つながり、またはタンデムと呼ばれている形。池のそばのカラスウリのツルにつかまってしばらくジッとしていた。

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オオシオカラトンボ交尾 090718

池のフチのショウブの葉につかまっての交尾。昨年の夏の撮影。

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オオシオカラトンボ産卵 080706

交尾後は、すぐに産卵を始める。シオカラトンボと同じように、尾で水をはねとばしながら卵を水中に産み落とす。連続打水(れんぞくだすい)産卵とよばれる。ほとんどの場合、♂がそばを飛びながら見守っている。(シオカラトンボの場合は、たいてい♀1匹で産卵)
posted by はけの森調査隊 at 19:27| Comment(0) | 8月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする