2010年08月17日

★甲虫 ゴマダラカミキリ・キボシカミキリ

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ゴマダラカミキリ(カミキリムシ科)100808 約30mm

小金井近辺でいちばんよく見かけるカミキリムシのなかま。ミカンやヤナギなどの樹皮(じゅひ)や葉をかじり、幼虫もこれらの生木(なまき)の中で木の内側を食べて育つので、我々にとっては出会うと楽しい虫だが、ミカン農家などにとっては、大事な作物を荒らすきらわれものだ。

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ゴマダラカミキリ(カミキリムシ科)920818

はけの森1ができて間もない1992年の夏、クマザサの上で。触角(しょっかく)のまだらもようがきれいだ。昼も夜も活動し、人家の近くでも見かける

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キボシカミキリ(カミキリムシ科)約25mm 070803
  
ゴマダラカミキリより少し小さめで、黄色の斑点(はんてん)がある。クワやイチジクの樹皮や葉をかじり、幼虫もこれらの生木の中で木の内側を食べて育つので、やはり農家のきらわれものだ。小金井近辺では少ない。

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2010年08月15日

★甲虫 キマダラカミキリ

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キマダラカミキリ♂(カミキリムシ科)100727 約30mm

夏の朝、野川沿いのサクラの木の根元の暗い所ににじっとしていた。上の方へのぼらせて撮影。夜活動する種類なので、昼間見かけることは少ない。クヌギ・コナラなどの樹液を吸う。幼虫はクヌギやコナラの枯れ木の中で育つ。
別名:キマダラミヤマカミキリ・キマダラヤマカミキリ

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キマダラカミキリ 080803

こちらはメス。触角がオスより短い。一昨年の夏の朝、野川公園のトイレの天井(てんじょう)にいたものを、葉っぱの上に移して撮影した。からだは細い金色の毛でおおわれていて、ビロードのよう。


 




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2009年08月29日

★チョウ サトキマダラヒカゲ

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サトキマダラヒカゲ(ジャノメチョウ科)090813

セミしぐれの雑木林(ぞうきばやし)でよく出会うのがこのチョウだ。樹液(じゅえき)に集まったり木のまわりを飛んだりしている。腐(くさ)った果実なども好むので、人家のうら庭などにも来ることがある。幼虫の食草はイネ科のササやタケ。

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サトキマダラヒカゲ(ジャノメチョウ科)060903

とまっている時は羽をとじているので、表羽を写すチャンスがなかなか無い。めずらしくカナムグラの花に来たところ。年2回の発生で、春は4月〜6月、夏は7月〜9月。サナギで越冬する。

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ヤマキマダラヒカゲ(ジャノメチョウ科)080720 長野県上高地  my蝶アルバム 様より転載

サトキマダラヒカゲにとてもよく似たチョウ。ほぼ山地性
(さんちせい=山にすむ)なのでこのあたりの平地で見ることはないが、奥多摩方面などで見かけた人もいるだろう。見分け方はむつかしく、後ろ裏羽つけ根の黄色い3つの紋の並び方などで見分ける。

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ヒメキマダラヒカゲ(ジャノメチョウ科)090818 長野県蓼科高原

サトキマダラヒカゲよりひとまわり小さいチョウ。これも山地性なのでこのあたりの平地で見ることはないが、夏休みに出かけた高原や山すそのササ原などでよく出会う。前2種とちがい、羽をひろげてとまることもしばしば。年1回5〜8月の発生。幼虫で越冬。
posted by はけの森調査隊 at 18:36| Comment(2) | 8月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月25日

★トンボ ヤブヤンマ


ヤブヤンマ♀産卵s.jpg

ヤブヤンマ♀産卵行動(ヤンマ科)090823

住宅地の小さな池に産卵に来た。この池では、今年クロスジギンヤンママルタンヤンマ(今年初)が発生している。ヤブヤンマは池のフチの湿った場所に卵を産む。はけの森緑地2の木々に囲まれた池にも毎年産卵に来ていて、ミニ調査会では、ほとんど毎回幼虫を観察している。090606実施のミニ調査会2では、梅の木に羽化がらを見つけた。
posted by はけの森調査隊 at 10:13| Comment(0) | 8月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月24日

★トンボ ハグロトンボ

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ハグロトンボ♂(カワトンボ科)体長:約60mm

夏、野川べりを歩いていると、あちらこちらで黒いトンボがヒラヒラと飛ぶ。金緑色(きんりょくしょく)の胴体がきらめいてきれいだ。5月ごろから飛び始め、ちょうど夏休みの頃が最盛期(さいせいき)。10月ごろまで見られる。羽化後しばらくの間は付近のうす暗い林や草むらの中を飛んでいる。

ハグロトンボ♀s .jpg
ハグロトンボ♀(カワトンボ科)

メスは金緑色部分が無く、全体に茶色の地味な色をしている。春・夏の野川での調査会ではたいていヤゴ(幼虫)も見つけている。

ハグロトンボ産卵♂♀s.jpg
ハグロトンボ産卵行動 950803撮影

メスは植物の組織(そしき)内に産卵する。オスが近くで見守っている。(全く単独で産卵することもある。)
調査隊の活動を始めた1990年ごろは、野川でハグロトンボを見かけることはなかった。1995年頃、復活し始め(空白期間はわからない)、おどろきを持って撮影したのがこの写真だ。流域の下水道整備が進み水質が改善されたこと、水辺の草を刈り残すなど生きものたちの棲(す)みやすい環境作りへの努力がなされてきたこと等が、今の豊かな野川環境につながっているのだろう。
posted by はけの森調査隊 at 14:38| Comment(4) | 8月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

★トンボ アジアイトトンボ

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アジアイトトンボ ♂(イトトンボ科)体長:約30mm 090803

春〜秋まで、ふつうにいるトンボなのだが、細く小さいので目立たない。野川べりを歩いていると、草の間をフワッとぬうように飛んでいるのをたまに見つける。しっぽのところが青いのはオスで、メスはこの青が無く、身体の緑色も全体にうすい。

アジアイトトンボ♀未成熟s.jpg
アジアイトトンボ♀未成熟 050816

メスの未成熟(みせいじゅく)の頃は赤味をおびていて、かよわく美しい。






posted by はけの森調査隊 at 11:24| Comment(0) | 8月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

★セミ・カメムシのなかま ヒグラシ・ミンミンゼミ・アブラゼミ

<セミの季節>
今年の夏は、つゆ明け宣言(7月14日)の後も雨や曇りの日が多く、いつもならガンガンに暑い夏休みも、はっきりしない天気のまま半ばを過ぎた。
今日の午後は、湿気(しっけ)は多いものの熱い夏の日がさし、セミの大合唱がピークを迎えているようだ。いちばんにぎやかなアブラゼミにまじってミンミンゼミも鳴き、町寄りの方ではたまにしか聞こえないヒグラシも、野川公園はけの林では、あっちこっちで呼び合うようにカナカナと鳴いている。
9日にはクマゼミの声を聞き(本来の生息地は西日本)、きのう(12日)からツクツクボウシ(夏遅めに発生)も鳴き始めた。

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ヒグラシ(セミ科)体長:40mm~50mm(羽の先まで)

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ミンミンゼミ(セミ科)体長:57mm~63mm(羽の先まで)

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アブラゼミ(セミ科)体長:55mm~60mm(羽の先まで)
posted by はけの森調査隊 at 17:56| Comment(0) | 8月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする