2017年09月28日

★活動報告 2017第3回はけの森ミニ調査会報告

第3回はけの森ミニ調査会 
2017/09/10(日)実施 はけの森緑地2にて はれ  気温29℃  参加10名

はけ遠景cs.jpg

2学期がはじまり、はけの森にも秋の気配、ツクツクボウシの声が響いています。

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アッ、チョウチョ!

つかまえた!0004s.jpg つかまえた0003sjpg.jpg
はいった!   
             
草の間をよく見ると、小さなハチやアブやバッタのなかまがいて、時おりチョウが飛んできます。皆走り回っていろいろなものをつかまえました。

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ヤマトシジミ(シジミチョウ科)

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コミスジ(タテハチョウ科)開帳約50mm  リスアカネ(トンボ科)

何の巣かしら?0008cvs.jpg ニシザワメイガ0517cs.jpg
何の巣かしら?             ニシザワマダラメイガ幼虫の空巣

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ニシザワマダラメイガ幼虫(メイガ科)約13mm  ニシザワマダラメイガ幼虫の巣

シロダモ(クスノキ科)に、何かの巣か繭のようなものがあるのを初参加のH.H.さんが見つけました。ガの空繭かなと思っていたのですが、帰ってから調べたところ、ニシザワマダラメイガ幼虫の空巣だということがわかりました。
翌日もう一度シロダモの木を見に行ってみると、まだ幼虫が入っているらしい巣がいくつかありました。中をソッと開けてみると、幼虫が入っていました。この巣の中には何匹か入っていて、葉を食べながら巣の中でくらしているようです。

ナガサキアゲハ見てる0011s.jpg
シッポは無いよ・・・

ナガサキアゲハが、時々緑地を旋回して、どこかへ飛んでいきます。初参加家族のお父さんが、ついに網に入れることができました。箱の中のチョウをよく見ようと皆大さわぎ。ナガサキアゲハは、他の黒いアゲハチョウと違って尾状突起(尾状突起)が無く、裏翅のつけ根に赤い斑があるのが特ちょうです。緑地では、春や秋のミニ調査会で時々観察しています。

トカゲ持ってるs.jpgトカゲを逃がす0016cs.jpg
かわいいな〜            ニホントカゲ幼体(トカゲ科)

草の間にトカゲの幼体がいました。いつまでも遊んでいたくて、逃がす時は名残りおしそう。ニホンカナヘビの幼体もいました。2種とも緑地に住みついています。

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アブラゼ羽化殻  

緑地のいたるところにアブラゼミのぬけ殻がありました。ミンミンゼミのぬけ殻はアブラゼミによく似ているので、よく調べたら1〜2個はまじっているかもしれませんが、今回はぬけ殻調べは省略しました。

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アオマツムシ♀(コオロギ科)    アブラゼミ羽化殻 まだたくさん木についている

アオマツムシは、中国からの外来種。♂は違うもようをしていて、木の上でリーリーと鳴きます。

貝みたいだね0024.jpg サカマキガイ0526s.jpg
貝みたいなのがいるよ・・・     サカマキガイ(サカマキガイ科)殻高約10mm

クロスジギンヤンマ中令幼虫0521cs.jpg ヤブヤンマ若幼虫0520s.jpg
クロスジギンヤンマ(ヤンマ科)中令幼虫 ヤブヤンマ(ヤンマ科)若令幼虫 約15mm

池には、クロスジギンヤンマとヤブヤンマのヤゴがいました。去年の秋のリニューアル(161013)後、初めて見つかったヤゴです。これからまたどんなヤゴが見つかるか楽しみですね。

その他観察したもの

ヒカゲチョウキタキチョウアオスジアゲハ・アメリカザリガニ×2・等


posted by はけの森調査隊 at 17:23| Comment(0) | 9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月26日

★トンボ マユタテアカネ♀(黒斑型)

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マユタテアカネ♀(トンボ科) 170925

 池の竹棒に細身の地味な赤トンボがとまっていた。羽には黒いもようがある。

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マユタテアカネ♀(トンボ科) 170925

はて?と一度飛び立った後の横向きをよく見ると、胸にはあまり黒いスジが無い。顔に黒斑がある。マユタテアカネ♀と判明。マユタテアカネの♂の羽にはもようがなく、♀は、もようのないものとあるものがあると図鑑に書いてあったが、模様があるものに出会ったのは初めてだ。

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マユタテアカネ♀(トンボ科) 170925

正面から見るとこんな感じ。♀なのにヒゲおやじみたいだ。

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2017年09月24日

★トンボ ミヤマアカネ

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ミヤマアカネ(トンボ科) 170924

天候は相変わらず不順だが、時々は秋らしい気持ちの良い日も混じり、そんな日はトンボやチョウ・バッタ等をたくさん見かける。ここ数年出会うことのなかったミヤマアカネが鉢植えの支柱にとまっていた。羽にもようのある赤トンボは何種かあるが、先が透明なものはこの種だけなので見分けやすい。
赤トンボについては、ブログ内記事をご参照下さい。

posted by はけの森調査隊 at 17:01| Comment(0) | 9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月26日

★活動報告 2016第3回はけの森ミニ調査会

第3回はけの森ミニ調査会 
2016/09/11(日)実施 はけの森緑地2にて  曇り&晴れ  気温27℃  参加21名

早朝の雨も止み、くもりがちの日ではありましたが、草むらを歩くとバッタがピョンピョンとび、時々チョウも飛んできます。

チョウチョだ!s.jpg
チョウチョだ!

カラタチの葉にはアゲハの若令幼虫、草むらにモンシロチョウ、木かげのうすぐらいところにはヒカゲチョウアオスジアゲハも飛びすぎました。

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ヤマトシジミ♂(シジミチョウ科) 開帳約25mm

草むらをチラチラと飛んでいました。♂は表の翅が青く、メスは黒っぽい。前足をバレリーナのようにまっすぐにしてとまるのは♂です。食草はカタバミ。

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クビキリギス(キリギリス科) 約60mm

第2回ミニ調査会(160508実施)では皆で名前調べをしましたが、今回も草むらにいました。秋に成虫になり、そのまま越冬して、翌年の初夏まで生き残ります。この緑地でも、冬、枯れ葉の間などにいるのを見かけます。細長い頭とオレンジ色の口が特ちょう。かみつかれたまま、無理に引きはなそうとすると首がぬけてしまうというのが名の由来とのこと。

ニホンカナヘビの幼体          オンブバッタ♂♀

ニホンカナヘビのかわいい幼体があちこちでチョロチョロとすばやく動いて行くのが見られました。皆でかわるがわる手に乗せたり背中をなでたりしていました。オンブバッタはちょうど交尾の時期のようです。

セスジスズメ幼虫4974s.jpg セスジスズメ0850s.jpg
セスジスズメ終令幼虫 82mm     参考:セスジスズメ成虫 開帳約5mm120614

地面をはっていた黒い大きなガの幼虫。サナギになる場所(土の中でサナギになる)をさがしているようです。スズメガのなかまの幼虫にはおしりにツノ=尾角(ビカク)があります。幼虫はヤブカラシ(ブドウ科)によくいます。

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アブラゼミぬけがら

アブラゼミのぬけがらが21個見つかりました。まだまだたくさんあちこちの木の枝や葉についていることでしょう。ぬけがら調べは時間があまりなかったので省略しました。

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ヤゴはいないかなあ・・・

大きなザリガニだs.jpg
大きいのがいたよ!

池には、アメリカザリガニの大きいのから小さいのまで、19匹もいました。ザリガニが増えすぎて、ヤゴや水草もなくなって来ているし、底におち葉もたまりすぎているので、近いうちに池掃除する予定です(市に依頼しました)。



posted by はけの森調査隊 at 14:45| Comment(0) | 9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月20日

★チョウ クロコノマチョウ 幼虫・蛹・成虫

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クロコノマチョウ♂(タテハチョウ科)開帳約70mm 150916

雨上がりの朝、植え込みの間をユラユラと飛んで行く黒っぽいチョウ、秋になるとその数を増すクロコノマチョウだ。少し飛んではとまり、少し飛んではとまり、うす暗いところが好きで、表にはなかなか出てこない。以前は東海地方以西にしか分布していなかったのだが、1990年代後半頃から東京でもたまに見られるようになり、現在では、東京都全域で見られるようになっている。

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クロコノマチョウ♀  051115 (カキ)

成虫は、樹液やくさった果実に集まる。秋には、熟した柿が落ちている人家の庭にも来ることがある。成虫越冬して、4月頃姿を現し、産卵する。♀は赤みがあり、前翅の先の切れ込みが深い。

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クロコノマチョウ若令幼虫 080911 (ススキ)

幼虫の食草は、ススキやジュズダマなどイネ科植物。若令のうちは並んで生活しているが、令が進むにつれて分散(ぶんさん=バラバラになる)して生活するようになる。

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クロコノマチョウ終令幼虫 約50mm  081014

単独で葉を食べている。

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クロコノマチョウ前蛹 081018

サナギになる時は、あまり遠くへは移動せず、食草や近くの植物に下垂(かすい)する。幼虫・前蛹写真は8年前自然観察園のススキで撮影したものだが、その後ススキはほとんどなくなってしまった。同じ園内のジュズダマでは毎年発生しているようだ。

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クロコノマチョウ蛹 161001

きれいな緑色のサナギは、緑の葉にまぎれて目立たない。夏は1週間位、秋は2週間位で羽化する。
(記事を書いた時点では蛹の写真が無かったので、ウェブサイトより拝借した写真を載せていましたが、10月1日、観察園内のジュズダマについている蛹を撮影できたので入れ替えました)
posted by はけの森調査隊 at 14:59| Comment(0) | 9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月22日

★活動報告 2015第3回ミニ調査会報告

第3回はけの森ミニ調査会 
2015/09/13(日)実施 はけの森2にて  くもり  気温28℃  参加19名

くもりがちの日でしたが、おなじみの隊員をはじめ新隊員・初参加の皆さん、皆一緒にいろいろな虫を楽しく観察しました。

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キアゲハの幼虫だ!

アシタバにキアゲハの終令幼虫が3匹いました。

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池の竹棒には、リスアカネがいました。秋の緑地ではおなじみのトンボ、飛び立ってもまた同じ竹棒にとまります。

なんだろう?0011s.jpg セミのぬけがらだよ0003s.jpg

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ニホントカゲ(トカゲ科)・ニホンカナヘビ(カナヘビ科)

ニホントカゲ×1とニホンカナヘビ×3の子どもがいました。しまもようがあり、シッポが青く光っているのがニホントカゲ(おとなにると茶色になる)です。エサになる昆虫やクモがたくさんいるこの緑地は住み心地が良さそうで、都市部では最近減ってきているニホントカゲも健在(けんざい)です。

ヒキガエル幼体0254.jpg アゲハ幼虫0200^.jpg
アズマヒキガエルの子ども        アゲハ(アゲハチョウ科)2令幼虫

アカボシゴマダラs.jpg ヒメジャノメ1349s,jpg
アカボシゴマダラ(タテハチョウ科)080727  ヒメジャノメ(タテハチョウ科)  150720

アカボシゴマダラがフワリと飛んで来てアッという間にどこかへ行ってしまいました。緑地の西側のほの暗い草原にはヒメジャノメが飛んでいました。(写真は別の時に野川周辺で撮った参考写真です。)

アブラゼミ抜け殻s.jpg
アブラゼミ(セミ科)ぬけがら

セミのぬけがらしらべをしました。アブラゼミ×約30、ツクツクボウシ×5、アブラゼミに似ているミンミンゼミは見分けがむつかしく、11月8日(日)ミニ調査会Cでもう一度調べてみることにしました。
(触角以外の部分でも見分ける方法がわかりました)

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池の生きものしらべ

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ザリガニがたくさん・・・

池の中には、ザリガニの子ども×6、ヌマエビのなかま×2、がいました。ヤゴが1匹もいなかったのは、最近増えているザリガニのせいでしょうか?

その他観察したもの


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2015年10月06日

★ガ ビロードハマキ

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ビロードハマキ(ハマキガ科) 開帳約40mm 150923

あざやかなオレンジ色の小さなガがチラチラと目の前を飛んだ。追いかけて行くと、シダにとまった。図鑑などで見るそのきれいなもようは印象深く、本物を見たいな、と思ってはいたが、こんな身近なところに現れるとは驚きだ。樹木のよく茂った林で見られ、幼虫の食樹は、カエデやシイ、カシなどいろいろで、近畿(きんき)地方で多く見られるとのこと。

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ビロードハマキ(ハマキガ科) 

斑紋(はんもん)が見事にきれいに並んでいる。どちらが頭だか見まちがえそうだ。幼虫も見つけてみたい。

ビロードハマキ標本.jpg ビロードハマキ幼虫.jpg
ビロードハマキ(ウェブサイトより)   ビロードハマキ幼虫(ウェブサイトより)


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2015年09月27日

★チョウ ナガサキアゲハ・クロアゲハ・アゲハ蛹

150910付記事「ナガサキアゲハ・クロアゲハ・アゲハの終令幼虫」にUPした幼虫たちが、蛹(さなぎ)になった。約2週間で羽化する。

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 ナガサキアゲハ 43mm  150925   蛹化(ようか)時に落ちてしまった

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クロアゲハ 34mm  150925 飼育箱の壁で蛹化

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アゲハ蛹 28mm 150925 
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2015年09月19日

★チョウ ナガサキアゲハ・クロアゲハ・アゲハの終令幼虫

150910付記事「ナガサキアゲハ・クロアゲハ・アゲハの若令幼虫」にUPした幼虫たちが次々に終令になった。ものすごい勢いで葉を食べみるみる大きくなった。

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クロアゲハ終令幼虫 45mm 150915  臭角の色はこい赤

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アゲハ終令幼虫 30mm150918  臭角の色は橙黄色


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2015年09月10日

★チョウ ナガサキアゲハ・クロアゲハ・アゲハの若令幼虫

9月上旬は雨ばかり、チョウの飛ぶ姿もあまり見かけない日が続いたが、あちこちのミカン類の木では、アゲハのなかまの幼虫たちが育っている。この時期はまだ鳥糞(とりふん)状態の若い幼虫が多い。終令(5令)幼虫になるとちがいがよくわかるが、若令のものもよく見るとそれぞれに特ちょうがある。大きな木より小さな木に、そして、枝先にいることが多い。卵や生まれたての小さな幼虫は、新芽のところでよく見つかる。さがして飼ってみよう。

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ナガサキアゲハ4令幼虫 22mm  150909

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クロアゲハ4令幼虫  21mm  150909

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アゲハ4令幼虫  20mm  150909

ナガサキアゲハとクロアゲハはシッポの部分を見ると違いがよくわかる、また、ナガサキは成長するにしたがって緑色が強くなる。
クロアゲハとアゲハは、やはりシッポの部分に注目、また、クロアゲハにはヌラヌラとしたツヤがある。


posted by はけの森調査隊 at 22:01| Comment(0) | 9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする