2009年10月17日

★チョウ クロアゲハ

クロアゲハ♀産卵に来たs.jpg
クロアゲハ♀(アゲハチョウ科)090910

はけの森緑地2のカラタチに産卵に来たところ。クロアゲハは、ふつう日かげのミカン科の木に産卵する。このカラタチコーナーは東西に1列に並んでいるので、同じ木の北がわには黒いアゲハが産卵し、南がわにはアゲハが産卵して行く。♀は♂よりひとまわり大きく、飛んでいると前羽は白くすけるような感じに見える。

クロアゲハ♂s.jpg
クロアゲハ♂ 080913

野川べりで吸水(きゅうすい)。クロアゲハは、春・夏・秋の3回発生する。オスは後羽の赤い紋(もん)があまり目立たないが、メスの紋は大きくて数も多い。

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クロアゲハ終令幼虫(初期)091017 体長:40mm(55mm位まで成長する)

秋も深まり、チョウの姿は少なくなってきたが、幼虫があちこちで育っている。ミカンやカラタチの木があったら、さがしてみよう。大きな木より、苗木のような小さな木にいることが多い。

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クロアゲハ蛹 体長:40mm 飼育個体

サナギで越冬し、来年の5月頃羽化する。サナギは、緑色型と茶色型がある。アゲハ(ナミアゲハ)に形は似ているが、より大型で、<ツノ>が大きくとがる。
posted by はけの森調査隊 at 18:19| Comment(0) | 10月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月15日

★チョウ アゲハ(ナミアゲハ)・ナガサキアゲハ

第4回ミニ調査会で観察したもの

アゲハ終&若s.jpg
アゲハ終令(初期)幼虫&若令幼虫(アゲハチョウ科)

1列に並んでいるカラタチの端の方に、アゲハの幼虫が5匹もいた。鳥糞(とりふん)状の若令×2&終令×3。終令になったばかりのころは、小さめで明るい緑色、表面がブツブツした感じだ。

アゲハ終令ツノ.jpg
アゲハ終令幼虫 体長:50mm

十分成長した終令幼虫、ちょっと臭角(しゅうかく)を出してもらった。明るい黄色だ。ちなみに、クロアゲハは濃い赤。

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ナガサキアゲハ終令幼虫(アゲハチョウ科)体長:65mm

9/5の第3回ミニ調査会の時、メスがカラタチのまわりを飛んでそのまま飛び去った。その1週間ほどあとにこのカラタチコーナーで3匹の小さな幼虫を発見。9/5より少し後に産卵されたものだろう。観察のため持ち帰って飼育し、この日、終令になったものをカラタチコーナーで撮影。この幼虫は日本のアゲハチョウ科の中で最大。

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ナガサキアゲハ蛹 体長:45mm

10月6日、飼育箱(しいくばこ)の中に立てておいたサクラの枝で蛹化(ようか=さなぎになる)した。サナギもとても大きい。

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アゲハ♀産卵行動 090906

この秋は、緑地が明るくなったっこともあり、チョウが良く飛んできて、アゲハ・クロアゲハカラスアゲハナガサキアゲハ、たくさんの幼虫がここで育った。
posted by はけの森調査隊 at 21:43| Comment(0) | 10月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

★活動報告 2009第4回はけの森ミニ調査会

第4回はけの森ミニ調査会
09/10/03実施 はけの森緑地2にて 曇 気温23℃  参加スタッフ3名

午前中の雨が上がって、曇りがちの緑地はすっかり秋の気配です。
池の主リスアカネの姿は見かけませんでした。
運動会等の行事が重なったためか参加者が無く、スタッフのみの調査会となりました。カラタチコーナーに、アゲハ類の幼虫が多数見られ、それらをじっくり観察しました。


カラタチの実s.jpg

カラタチの実(ミカン科)

緑地には、背の高いカラタチが1本ある。実はとても良い香りがする。
カラタチコーナーはこの種を一列に植えてできた場所。


ナガサキ幼虫.jpg

ナガサキアゲハ終令幼虫(アゲハチョウ科)


アゲハ・ナガサキアゲハの幼虫たちについてはこのあとの記事で紹介します。
posted by はけの森調査隊 at 11:04| Comment(0) | 10月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする