2016年04月15日

★チョウ ツマキチョウ産卵・卵・幼虫(追記あり)

ツマキチョウ♀飛3896s.jpg
ツマキチョウ♀(シロチョウ科) 160409

菜園の菜の花(種名はわからない)にツマキチョウがやって来た。ツボミに向かって飛んでいく。

ツマキチョウ産卵3895s.jpg
ツマキチョウ♀(シロチョウ科) 160409

ツボミの近くに産卵。

ツマキチョウ卵3048s.jpg
ツマキチョウの卵 約1mm

ツマキチョウの幼虫は、アブラナ科植物の花やツボミ、実を食べるので、花梗(かきょう=花のくき)や実のそばに産卵されることが多い。モンシロチョウの卵に似ているが、少し細長い感じだ。

ツマキチョウ卵×2・2988cs.jpg
ツマキチョウの卵 160413

菜の花のあちこちに産卵されていて、たまには葉についていることもある。初めは白いが、時間がたつと、モンシロチョウ同様オレンジ色になる。

追記 160417

ツマキチョウ1令幼虫3108cs.jpg
ツマキチョウ1令幼虫  2mm  160417

上記0413撮影の時にオレンジ色だった卵から幼虫が孵化していた。モンシロチョウは頭が黄色いが、ツマキチョウは黒い。

ブログ内記事ご参照下さい。



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2016年04月07日

★ハチ コウライクモカリバチの空き巣

コウライクモカリバチ空き巣3717s.jpg
コウライクモカリバチ(ギングチバチ科)空き巣 160226  1個の長さ約6mm

第76回調査会の際、武蔵野公園の休憩所の壁のくぼみ(高さ約1.6m)に、狩り蜂の空き巣があった。小金井周辺でも、狩り蜂が作る泥の巣は何種類か見ているが、こんな形のものは初めてだ。田仲義弘先生の「狩蜂生態図鑑」によると、ハグモ科のネコハグモ、カニグモ科のクモを獲物(えもの)としているとのこと。

コウライクモカリバチ空き巣3723s.jpg
コウライクモカリバチ(ギングチバチ科)空き巣 160226

別の壁についていた2個だけの空き巣。フタも残っている。東京都・埼玉県・栃木県では、絶滅危惧T類(ぜつめつきぐいちるい=絶滅のおそれがとても高い)に入っている珍しい種のようだ。

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コウライクモカリバチ(ギングチバチ科) 体長7〜8mm (ウェブサイトより拝借)

巣は、作られてからどのくらいたっているのかわからないし、この周辺にまだ生息しているかどうかもわからないが、夏になったら、注意深く建物の周辺を見てみようと思っている。
  
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2016年04月06日

2016 第1回はけの森ミニ調査会のお知らせ

第1回はけの森ミニ調査会 のお知らせ

          スジグロシロチョウ8431s.jpg
                        スジグロシロチョウ

日時  4月10日(日) 午前10:10〜11:40 雨天中止
場所  はけの森緑地2(中町4-12)
内容  春の花いっぱいの緑地で生きもの観察
    (池の中の生きもの調査もします)            
持ち物 ぼうし・水筒・観察用具(虫&魚網・虫入れ・図鑑・長靴など)
参加費 無料
問合せ hakenomori@gmail.com まで 
  
☆時間内いつでも、どなたでもお気軽に
☆2016年度年間予定につきましては、こちらをご覧ください

☆天候があいまいな場合は、当日午前9:00に、開催or中止かのお知らせを当サイトトップに掲載します。
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2016年03月20日

★活動報告 第76回はけの森調査会<ミノムシをさがそう!>報告

第76回はけの森調査会<ミノムシをさがそう!>報告

16/02/21(日)9:30〜12:00 曇り〜小雨〜晴れ 気温14℃  参加40名
コース:野川公園入り口(二枚橋)〜武蔵野公園調節池付近〜くじら山付近
    〜野川公園入り口(二枚橋)
    講師 新津修平氏(首都大学東京客員研究員)

木立の中0006s.jpg

前日の雨も止み、くもり空の朝となりました。ところが歩き始めたとたん、小雨が降り出しました。是政線のトンネル内で、新津氏のお話を聞きながら、しばし雨宿り。じきに雨もやみ、ミノムシさがしに出発です。

ここにミノムシが0013.jpg
「これはクロツヤミノガの幼虫です」(講師の新津氏)

木立の中で、コナラの幹についているミノムシを発見。何本もあるコナラのあちこちにクロツヤミノガ幼虫がいました。古い空蓑(あきみの)や若令(じゃくれい)幼虫です。クロツヤミノガは、若令幼虫で越冬するとのこと。

ミノムシ見つけ!0018s.jpg
どこにでてるかなあ?

ミノムシがいたよ0057.JPG クロツヤミノガ若令幼虫3508s.jpg
ここにいるよ            クロツヤミノガ(ミノガ科)若令幼虫 15mm
ネグロミノガ幼虫空き蓑s.jpg クロツヤミノガ幼虫3737s.jpg

樹名板裏を観る0020.jpg 樹名板3507s.jpg
「樹名板(じゅめいばん)の裏にはいろいろなものがかくれています」

ヘラクヌギカメムシ卵塊3498s.jpg

樹名板を裏返すと、ゼリー状の卵のかたまりがビッシリ。よく見ると、もう孵化(ふか)しているものもいます。白いワタのようなものの中にはクモが入っています。

ナミテントウ・ダンゴムシ0027s.jpg ナナホシテントウ蛹3747s.jpg

ケヤキにかけられている樹名板の下に、いろいろなものがいました。別のケヤキの幹にはナナホシテントウの蛹がついていました。ナナホシテントウはテントウムシ(ナミテントウ)より早くから活動を開始します。

 ヒロバフユエダシャク0029s.jpgシロフフユエダシャク0452s.jpg
ヒロバフユエダシャク(シャクガ科)   シロフフユエダシャク(シャクガ科)

オオミノガ幼虫を見ている        オオカマキリ卵鞘(らんしょう)

コデマリの茂みの中にオオミノガ幼虫の空蓑が2個ついていました。オオカマキリの卵鞘も2個ありました。

オオミノガ幼虫3603cs.jpg
オオミノガ幼虫空蓑 約40mm

少し古い蓑で、去年羽化したもののようです。

オオミノガ幼虫3697^4コcs.jpg
オオミノガ幼虫

別の場所で、数本のハナカイドウにそれぞれいくつものミノムシがついていました。大きめの葉っぱをつけているのでニトベミノガかな〜と思ったのですが、オオミノガでした。蓑がかたく(ニトベミノガは柔らかい)、ニトベミノガの特ちょうである頭の脱皮殻(だっぴがら)もついていません。

チャミノガ3693s.jpg ニトベミノガ若令幼虫cs.jpg
チャミノガ(ミノガ科)幼虫              ニトベミノガ(ミノガ科)若令幼虫(T.I.氏撮)

ハナカイドウには、チャミノガ幼虫も1匹だけついていました。   
コナラの幹にはニトベミノガ若令幼虫がいました。オオミノガは終令幼虫で、ニトベミノガは若令幼虫で越冬します。ぬれているので、光が反射して赤く写っていますが、実物はもう少し茶色がかっていました。

くじら山周辺0038.JPG
くじら山付近

折り返し点の小金井新橋を渡り、しばらくは川沿いに歩き、武蔵野公園の樹林地に入ります。

林の中0041s.jpg サシガメ見てる0040cs.jpg
武蔵野公園樹林地       ワー、虫がいっぱい!(ヨコヅナサシガメを見ている)

ヨコヅナサシガメ幼虫3530cs.jpg
ヨコヅナサシガメ幼虫(サシガメ科)

樹名板の下にはヨコヅナサシガメ幼虫がたくさんいました。

ヒメ蓑が見てる0046.jpg
ここにもミノムシが・・・

小屋のかべに、3種類もののミノムシがいました。とても小さくて、よーく見ないとわかりません。

ヒメミノガcs.jpg ヒロズミノガ幼虫3615s.jpg
ヒメミノガなかまの幼虫空繭 9mm(T.I.氏撮)        ヒロズミノガの幼虫7mm

ヒロズコガ幼虫3516s.jpg

ミノムシの話0058s.jpg
まとめのお話

最後に、新津氏のお話を聞きました。日本には、約40種のミノムシ(ミノガ科のみ)がいるそうです。見たこともないようないろいろなミノムシの写真に皆びっくり。新津氏撮影の、珍しいミノムシ3種の写真です。

コケヒロズミノガs.jpg シロテンチビミノガ.jpg ヒモミノガs.jpg
コケヒロズミノガ幼虫10mm シロテンチビミノガ幼虫10mm ヒモミノガのなかま幼虫 30mm
エサはコケ類       エサは地衣類        エサは地衣類等

ミノガ4種s.jpg
ミノガ科のガ 成虫と幼虫の標本(新津氏撮影)

当日見せていただいた標本の写真です。
ミノガ科の成虫の中では、オオミノガ(開帳30mm~42mm)が一番大きくて、ヒロズミノガ(開7mm~10mm)が一番小さいとのこと。

今回 はミノムシのなかまは8種類も見つかりました(うち1種はヒロズコガ科)。今まで気づかなかったところに、いろいろなミノムシがいることを初めて知った方も多 いのではないでしょうか。興味深いお話も聞くことができ、ミノムシ以外にも、様々な生きもの達がそれぞれに冬越ししている様子を見ることができ、充実した調査会でした。

P2210148 石井君松ぼっくり表彰s.jpg
マツボックリ記念品0004cs .jpg
ドングリ記念品s.jpg

出席回数が9回になったK.K.さんにはドングリクラフト記念品、21回になったM.I.君(小6)にはマツボックリクラフトの記念品が贈られました。




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2016年03月05日

2016年度はけの森調査隊活動予定

☆2月21日実施の第76回定例調査会の際に2016年度活動予定表を配布いたし ましたが、都合により一部変更させていただきました。ご了承下さい。
 変更後の予定は下記の通りです。

2016年度はけの森調査隊活動予定  雨天中止


                  
   6月  5日 (日)午前  9:30〜12:00 第77回定例調査会 野川周辺
          <初夏のチョウをさがそう!> 雨天のため中止 
                 
                                                    <夏のトンボをさがそう!>
  


                         <冬ごしの虫をさがそう!>     

☆定例調査会は参加費100円(資料・保険代) 小金井市報にも掲載されます
☆ミニ調査会は参加費無料です どなたでもご自由に
☆詳細はそれぞれの調査会の2週間〜10日前頃にお知らせ記事を載せます
 詳しくは hakenomori@gmail.com まで

         

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2016年02月06日

第76回はけの森調査会<ミノムシをさがそう!>のお知らせ

      オオミノガ幼虫0466s.jpg
                             オオミノガ幼虫

第76回はけの森調査会<ミノムシをさがそう!>
                      小金井市報2/15号掲載

日 時  2月21日(日)雨天中止      
集 合  都立野川公園北門(二枚橋:東町1丁目)  9:30
解 散  同上                    12:00
内 容  ミノムシを中心に冬の生きもの観察
     武蔵野公園調節池周辺を散策します
講 師  新津修平氏(首都大学東京 客員研究員)
           (ミノムシについての詳しいお話が聞けます)
持ち物  ぼうし・水筒・観察用具(虫入れ・虫めがね・双眼鏡等)    
参加費 100円(資料・保険代)
対 象  子供から大人までどなたでも
後 援    小金井市
申込・問い合わせ はけの森調査隊 hakenomori@gmail.com まで
☆ 当日集合場所でも受け付けます

☆天候があいまいな場合は、当日午前8時に、開催or中止かのお知らせを当サイトトップに掲載します。

☆2015年度最後の調査会です。2016年度の活動予定は3月中旬頃UPいたします。
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2016年01月26日

★チョウ アサギマダラ成虫・幼虫

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 アサギマダラ♂(タテハチョウ科) 151009 開帳約100mm

昨年の秋、トネアザミで盛んに吸蜜しているアサギマダラに出会った。長距離を旅することで有名なこのチョウは、秋の南下の途中にほぼ毎年野川公園観察園に立ち寄る。高原では珍しいチョウではないが、年に一度は小金井で出会いたいもの、10月初旬がその最適期だ。

アサギマダラ♂1571s.jpg
アサギマダラ♂(タテハチョウ科) 151009

しばらく吸蜜するとフワリと飛び立ち、その辺りをゆっくり回ってまたアザミに戻ってくる。旅のせいか翅は少しいたんでいて、翅の浅葱(あさぎ)色(=うすい水色)もあせている。♂は後翅(表&裏)の内側のヘリ付近に黒い斑(性標(せいひょう))がある。↓参照(イラストはウェブサイトより)

アサギマダラ♂.jpg アサギマダラ♀.jpg
                  アサギマダラ♂            アサギマダラ♀

アサギマダラ食痕7723s .jpg アサギマダラ食痕7750s.jpg
アサギマダラの食痕(キジョラン)120315 八王子市高尾山
   
アサギマダラの繁殖地(はんしょくち)高尾山付近には食草のひとつ、キジョランがたくさん生えていて、成虫や幼虫が見られる。年2〜3回発生し、幼虫越冬。食痕(しょっこん)に特ちょうがあるので、葉にこんな丸い切り取りがあったら、裏返してみよう。

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アサギマダラ1令幼虫 約5mm 120315 120315 八王子市高尾山

上記左写真の葉裏に居た1令幼虫、孵化(ふか)後しばらくたった個体だ。1〜2令は頭全体が黒い(それ以降はまだらもよう)。1〜2令位までは、葉を丸く切り取って、乳液(毒成分を含む)の分泌を止めてから葉を食べ、大きくなると、葉柄(ようへい)にかみ傷をつけ乳液の分泌(ぶんぴ)をとめ、たれさがった葉をはしから食べるとのこと。

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アサギマダラ若令幼虫(右側が頭)約30mm 120315 八王子市高尾山

古い食痕のある葉のうらには、大きめの幼虫が居た。3令だろうか、突起(ツノ)が長い。冬〜早春は木々の葉が落ちているので、幼虫探しをしやすい時期だ。

posted by はけの森調査隊 at 14:56| Comment(0) | 1月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月01日

2016 新年おめでとうございます

 マスダクロホシタマムシ9289新年用.jpg
                          マスダクロホシタマムシ

     今年も、野川のまわりやはけの森緑地で、
    たくさんのエキサイティングな体験をしましょう!

  
posted by はけの森調査隊 at 11:36| Comment(0) | 1月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月10日

★ガ クロスジフユエダシャク

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クロスジフユエダシャク♂(シャクガ科)開帳約25mm 111216

冬になったなあ〜と思う頃ころ、かれ葉色をした小さなガが雑木林のかれ葉の上をチラチラと飛び始める。冬に成虫が発生し、繁殖(はんしょく)活動を行うガのなかまで、それらは総称して「フユシャク」と呼ばれている。

クロスジフユエダシャク♂6700s.jpg
クロスジフユエダシャク♂ 111216

フユシャクのなかまは、口が退化していて、エサをとらないものが多い。♀は翅が退化していて、無いか、ほんの少しあるくらいで飛べない。♂と♀がまるでちがう形をしている。

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クロスジフユエダシャク♂ 111216

たいていのフユシャクは夕方〜夜に活動するが、この種は昼間活動する。飛ぶ虫の少なくなったフィールドでは、ついつい追いかけてしまうが、とまったかと思うとかれ葉にまぎれ、またすぐに飛び立つのでカメラにおさめにくい。

クロスジフユエダシャク♂6708 遠景cs.jpg
クロスジフユエダシャク♂ 151208

かれ葉すれすれに低空飛行をしながら、ちょっととまってはまたウロウロと飛び回っているのにはワケがあるのだった。
こちらのサイトにとても詳しく書かれているのでご参考に。

posted by はけの森調査隊 at 12:10| Comment(0) | 12月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月22日

★自然物工作 不思議な動物

不思議な動物(木の実工作)1827^.jpg
ボクはだれでしょう?

秋はドングリや木の実のひろい時、いろいろ集めて工作してみよう。
トチの実をひろいに行ったら、おもしろい形の枝がたくさん落ちていた(トチノキの花柄)ので、動物を作ってみた。
頭はクルミ、目はフウセンカズラの種、ぼうしはクヌギのはかま、身体についている羽のようなものは、ヒマラヤスギの球果の一片(いっぺん)。

トチの花柄0023.jpg
トチノキの花柄

工夫次第でおもしろいものが作れそう。

☆当サイト内右側の「分類」:「★自然物工作」をクリックすると自然物利用の工作記事をご覧になれます。

    



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