2017年08月21日

★甲虫 ヒメスナゴミムシダマシ

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ヒメスナゴミムシダマシ(ゴミムシダマシ科)約8mm     170814

小さな黒茶色のかわいい虫がデッキの上にいた。ア、あの虫だ。何年か前、やはりデッキの上にいて、何だろう?と調べたことがある。

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ヒメスナゴミムシダマシ   130915

4年前に撮った写真。スナゴミムシダマシのなかまには似た種がいろいろあるが、胸の形や大きさ等で、ヒメスナゴミムシダマシと思う。地色は黒いのだが、土粒がついているので茶色に見える。砂地の枯れ草や土の下などに住み、腐植物等を食べるとのこと。

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ヒメスナゴミムシダマシ  130915

昨年、M.I.隊員が道端に落ちていたのを見つけて、何だろう?と持ってきてくれたことがあるし、あまり目につかない虫だけれど、普通にいる虫のようだ。

posted by はけの森調査隊 at 10:19

2017年08月16日

★甲虫 ミヤマカミキリ

R.Y.隊員(小2)から、お便りと写真が届きました。

「本日、おはかまいりに行きました。
それで、木陰にカミキリムシがいました。
家に帰ってしらべてみたら、ミヤマカミキリだと思いました。まだ分からないので、調べてもらえますか?写真を送ったのでみてください。」

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ミヤマカミキリ♀(カミキリムシ科) 体長55mm  170813 9:30頃 八王子市

まちがいなくミヤマカミキリです。大きくがっしりとしていて、前胸背板(ぜんきょうはいばん)にシワシワがあるのが特ちょう。触角が短いので♀、♂の触角は体長よりずっと長い(1.5倍以上)。

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ミヤマカミキリ♀

夜行性で、クヌギやコナラ等の樹液にやって来る。幼虫はそれらの木や、イチジク・リンゴ等の木も食べて育つ。ミヤマとついているが、平地にも居て、外灯にも飛んでくる。

☆皆さんも、夏休みに出会った虫の写真や絵、楽しい体験を送ってくださいね!
posted by はけの森調査隊 at 10:49

2017年01月25日

冬ごしの昆虫@ ★甲虫 テントウムシ類 ★ガ ミノムシ類

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テントウムシ(ナミテントウ)(テントウムシ科)約6mm 170103  府中市浅間山

正月三ヶ日は、おだやかな天候に恵まれた(最高気温13〜14℃ )。こんな暖かな日は、虫たちも動いているかなあと浅間山へ出かけた。案の定、テントウムシのなかまが数匹、フェンスの上やすき間をチョコチョコと歩いていた。

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ダンダラテントウ(テントムシ科)約5mm 170103 府中市浅間山

テントウムシよりちょっと小ぶりで、もようはよく似たテントウムシのなかまがいた。テントウムシと同じく、アブラムシを食べる。もようはいろいろ変化がある。

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ウスキホシテントウ(テントウムシ科)約3mm 170103  府中市浅間山

冬樹皮下で越冬する代表的なテントウムシのなかまで、冬以外は木の上にいるとのこと、ふだんはなかなかお目にかからない。ずっと動きまわっていた。

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ニトベミノガ(ミノガ科)若令幼虫 ミノの長さ約20mm  170103 府中市浅間山

 オオミノガとまちがえそうだが、脱皮時の頭のカラがミノについている(付け根の所)のでニトベミノガとわかる。オオミノガは終令幼虫で越冬し、6〜7月頃羽化するが、ニトベミノガは若令幼虫で越冬して、春になったらまた葉を食べて大きくなり、7月頃羽化する。

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ニトベミノガ(ミノガ科)空きミノ  ミノの大きさ40mm 141215  府中市浅間山

これは約2年前、ほぼ同じ場所についていた空ミノ。大きく切りとった葉をミノにつけるのはニトベミノガの特ちょうだが、こんなに大きな葉をつけているのは今まで見たことがない。この辺一帯にはニトベミノガが多く生息しているようだ。
  
クロツヤミノガ幼虫7547cs.jpg ネグロミノガ空蓑7610s.jpg
クロツヤミノガ(ミノガ科)幼虫     ネグロミノガ(ミノガ科)幼虫空ミノ

クロツヤミノガは老熟〜若令幼虫で越冬して5〜6月頃羽化、ネグロミノガは卵で越冬して9〜10月頃羽化。この2種は小金井近辺でよく見かける。


posted by はけの森調査隊 at 15:21

2016年08月21日

★甲虫 コクワガタが羽化したよ

今年度第1回はけの森ミニ調査会(160410実施)の際、子どもたちがくち木の中に居るコクワガタの幼虫を2匹見つけました。そのうちの1匹を持ち帰って飼育していたR.Y.隊員(小1)のお母様から無事成虫になって出てきたとの報告と写真が届きました。

コクワガタ♂さなぎCS.jpg
コクワガタ♂(クワガタムシ科)蛹 160710

6月30日 さなぎの姿になり始める
・7月16日 さなぎから成虫の姿になり始める
(朝、羽はまだ白く、夕方薄茶色になっていた)

・・・しばらく菌糸ビンの下の方でじっとしていた・・・

コクワガタ♂成虫S.jpg
コクワガタ♂ 体長4cm   160814

8月13日 土がくずれ始めていたのでほり起こした

・幼虫からクワガタを育てたのは初めてなので、親子でとても楽しく観察できた。


posted by はけの森調査隊 at 14:25

2015年06月25日

★甲虫 コクワガタが羽化したよ(追記150609・150625あり)

コクワガタ蛹8252s.jpg コクワガタ♀8422s.jpg
コクワガタ(クワガタムシ科)サナギ150517           コクワガタ♀ 150602 約22mm

今年度第1回ミニ調査会(150412実施)では、隊員たちがくち木の中にいるクワガタムシ3(終)令幼虫×3見つけました。何クワガタかな?ということで、3人の隊員が飼(か)ってみることになりました。
S.A.(小1)隊員から、6月2日に成虫が菌糸(きんし)カップの上方に出たきたとの報告と写真が届きました。早めの羽化です。他の隊員が飼っている2匹はまだ羽化していないようです。


追 記 150609

コクワガタサナギs(小俣).jpeg
コクワガタサナギ  150607  35mm

T.O.隊員(小3)から、「今、サナギになっています」との写真が届きました。♀のようです。菌糸ビンで飼っているとのこと。
また、M.I隊員(小6)のところは、「まだ幼虫だけど、黄色くなっているのでもうじきサナギになるだろう」とのこと。自然のくち木で飼っているそうです。

追 記 150625

コクワガタ♀羽化cs.jpg コクワガタ♀cs.jpg
 コクワガタ♀ 150620 羽化したて           コクワガタ♀  150621  28mm

T.O.隊員(小3)から、「6月20日の朝6時に羽化したてを発見、翌日には羽もかわき、元気にしています。色が赤っぽいです」との便りがありました。羽化したてを見ることができてよかったですね!

  




posted by はけの森調査隊 at 08:21

2015年05月06日

★甲虫 ヒメカメノコテントウ・カメノコテントウ

ヒメカメノコテントウ1015♂♀s.jpg
ヒメカメノコテントウ(テントウムシ科)約4mm 150429 ソラマメの葉上

アブラムシがいっぱいのソラマメの葉の上には、ヒメカメノコテントウのカップルがいた。♂が♀の上に乗ろうとしているのだが、♀がいやがっているのか、あちこち動き回っているばかり。テントウムシの半分くらいの大きさで、斑紋がいろいろあり、カメノコもようでないものもいる。

ヒメカメノコテントウ前蛹0753s .jpg
ヒメカメノコテントウ(テントウムシ科)前蛹  130705

以前撮ったストックの中に、前蛹(ぜんよう)の写真があった。成虫も幼虫もアブラムシを食べる。

カメノコテントウ2280s .jpg
カメノコテントウ(テントウムシ科)約11mm  110625

こちらはカメノコテントウ、とても大きくて派手(はで)なもよう(日本産テントウムシの中で最大)。成虫・幼虫とも、クルミハムシやドロノキハムシの幼虫を食べる。
  
  
posted by はけの森調査隊 at 10:05

2015年04月30日

★甲虫 テントウムシ(ナミテントウ)交尾・卵・孵化

ナミテントウ交尾0805s.jpg
テントウムシ(ナミテントウ)(テントウムシ科)約7mm 150424 サルトリイバラの葉上

この時期、あちこちの葉や草の間で、いろいろなテントウムシのなかまが交尾(こうび)しているのを見かける。サルトリイバラの新芽には春早くからアブラムシがたくさんつくので、アブラムシを食べる虫たちがたくさんやってくる。
♀が体をぴったりと伏(ふ)せなければ交尾をうけいれる合図で、♂はプルプルとふるわせて精子(せいし)を♀の体内におくりこむ。ずいぶんと時間をかけて、「プルプル」を何度(なんど)もくり返す姿(すがた)はとてもユーモラスだ。

ナミテントウ交尾1000前s.jpg
テントウムシ(テントウムシ科) 150427 サルトリイバラの葉上

テントウムシの斑紋(はんもん)はさまざまなので、もようがちがうカップルもいる。♀の方が大きいのはふつうだが、この♂はふつうより小さくて5mmくらいしかない。

ナミテントウ卵0992s.jpg
テントウムシ(テントウムシ科)卵 長さ約1.4mm  150425

サルトリイバラの枯れたツルに卵が産みつけられていた。上記150424に撮影したカップルのものだろうか?

ナミテントウ孵化1046s.jpg
テントウムシ(テントウムシ科)孵化 1令幼虫 約2mm 150430

5日後には、幼虫が生まれていた。やがて、チリヂリにアブラムシのいる葉へと移動する。
   
posted by はけの森調査隊 at 13:59

2015年04月29日

★甲虫 ヘリグロテントウノミハムシ・ナミテントウ・フタホシテントウ

テントウノミハムシ0596s.jpg
ヘリグロテントウノミハムシ(ハムシ科) 約3.5mm  150412

第1回ミニ調査会(150412実施)の日、緑地の入り口近くのヒイラギモクセイの垣根(かきね)に小さなテントウムシがいた・・・と思ったらピョンと飛んだ。これはノミハムシのなかまにちがいない。

テントウノミハムシ0590s.jpg
ヘリグロテントウノミハムシ(ハムシ科) 約3.5mm 150412

よく見ると触角(しょっかく)が長く、ヒイラギモクセイの葉を食べている。垣根のあちこちにたくさん居て、新芽は食痕(しょっこん)だらけだ。幼虫は頭から前半分くらいを葉の内がわにもぐりこませて葉を食べるとのこと。
これにそっくりのテントウノミハムシというのがいて、そのちがいは「前胸背板前縁(ぜんきょうはいばんぜんえん=下図の赤矢印のところ)」は中央で前方に突出(とっしゅつ)するかしないか」とのこと、写真ではわからないが、実物をルーペで見たところ突出していないのでヘリグロだろう。

テントウムシ型の身体のつくりs.jpg(元図はウェブサイトより)

ナミテントウ0815vs.jpg
テントウムシ(ナミテントウ)(テントウムシ科)約7mm 150424 

今はテントウムシの季節、サルトリイバラにちょうど黒地に赤い班(はん)のあるタイプのテントウムシがいた。触角の長さがちがい、大きさもノミハムシの2倍くらいだ。ナミテントウはアブラムシ等を食べる肉食昆虫だ。

フタホシテントウ0757cs.jpg
フタホシテントウ(テントウムシ科)約2mm 150424

うまい具合にフタホシテントウも飛んできた。黒地に赤い班があるところは、上記2種とよくにているが、これは米つぶの半分くらいしかなくて、赤い班がまんまるだ。成虫も幼虫もカイガラムシ類を食べる。
黒地に赤い班のあるテントウムシのなかまはたくさんいるし、テントウムシ以外にも似(に)たもようの甲虫は多い。似ているけど何かちがうぞ、と思ったらくわしく調べてみよう。
posted by はけの森調査隊 at 16:46

2015年01月05日

★甲虫 キイロテントウ(ワラ巻調べ報告B)

キイロテントウ5034s.jpg
キイロテントウ(テントウムシ科)4.5mm 140317

ケヤキに巻いたワラをはずしたら、幹(みき)の方についていた。大きさはナミテントウの半分くらいしかない。第61回ミニ調査会(110219実施)の際にも、ワラ巻の中にいた。

キイロテントウ5040s.jpg
キイロテントウ(テントウムシ科)140317

成虫も幼虫もウドンコ病菌(びょうきん)などの菌類を食べる。春〜夏は、ウドンコ病菌のついた木の葉や野菜の葉の上でよく見かける。

キイロテントウ5034s.jpg
キイロテントウ(テントウムシ科)約5mm 140317 

ケヤキに巻いたワラをはずしたら、幹の方についていた。ナミテントウの半分くらいの大きさの小さなテントウムシ。

キイロテントウ5040s.jpg
キイロテントウ(テントウムシ科) 140317 

成虫も幼虫もウドンコ病菌(びょうきん)などの菌類を食べる。春〜夏は、ウドンコ病菌がついて白くなった木の葉や野菜の葉などにいるのを見かける。
posted by はけの森調査隊 at 00:00

2014年12月11日

★甲虫 ウスキホシテントウ

ウスキホシテントウ2558s.jpg
ウスキホシテントウ(テントウムシ科) 約3mm 091212

12月に撮った昔の写真を見ていたら、ヤツデにいるウスキホシテントウの写真があった。撮影した時点では、この小さいテントウムシは何だろう?と思ったまま調べもせずにいたものだ。
2011年にケヤキの樹皮(じゅひ=木のカワ)下に居るのを見つけ、調べたところ、樹皮下で越冬する代表的なテントウムシだということがわかった。

ウスキホシテントウ2558cs.jpg
ウスキホシテントウ(テントウムシ科) 091212 (上の写真をトリミング)

冬以外の季節は木の上で暮らしているとのこと、樹皮下以外に居るところを見たいものだ、思っていたのでこの写真は掘り出しものだ。樹皮下にもぐる少し前だったのだろうか。

ウスキホシテントウ8807cs.jpg
ウスキホシテントウ(テントウムシ科) 110223

多分今年もあちこちの樹皮下で、こんな風に越冬していることだろう。

  


posted by はけの森調査隊 at 09:33

2014年10月31日

★甲虫 アトワアオゴミムシ

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アトワアオゴミムシ(オサムシ科) 141019  約13mm

おち葉がつまった溝(みぞ)のそうじしていたら、きれいな甲虫が出てきた。調べたところアトワアオゴミムシとわかった。夜行性で昼間は土の中やおち葉の中にいて、肉食とのこと。似たような黄色の紋(もん)があるゴミムシは何種かあるが、黄色い部分がヘリにそって後方全域にのびている(アトワの名の由来)のはこの種だけだ。
  
   
posted by はけの森調査隊 at 12:05

2014年06月23日

★甲虫 ニイジマチビカミキリ

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ニイジマチビカミキリ(カミキリムシ科) 4mm  140612

はじめはアリかと思った。触角がカミキリムシみたいな形なのでアレ?と思ってルーペでみたら、きれいなもようのカミキリムシだった。ニイジマチビカミキリと判明。普通種だそうだが、あまりに小さいく、珍しいものかと思ってしまいそう。幼虫は、クリやクワの枯れ木をエサとしてるとのこと。カミキリムシも梅雨の時期に羽化するものが多いようだ。

    
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2014年04月26日

★甲虫 イタドリハムシ

イタドリハムシ・タンポポ5741s.jpg
イタドリハムシ(ハムシ科)約9mm 140417

うららかな春の日、タンポポの葉にとまったイタドリハムシ、赤い身体に黒いもようはテントウムシによくにている。

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イタドリハムシ(ハムシ科)130412

成虫越冬。5〜6月に、イタドリなどタデ科の植物の近くの、おち葉の下や地表・土中に浅い穴を掘って、30〜50の卵をまとめて産むとのこと。

イタドリハムシ5434cs.jpg
イタドリハムシ(ハムシ科) ギシギシ(タデ科)の葉上 130412

成虫も幼虫もイタドリなどタデ科の植物を食べて成長する。5〜7月ごろ、川べりのイタドリやギシギシの葉を食べている幼虫をさがしてみよう。



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2014年03月08日

★甲虫 ナナホシテントウ・コガタルリハムシ

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ナナホシテントウ(テントウムシ科) 140307 体長約8mm

3月6日啓蟄(けいちつ)は冷たい風の吹く寒い日だったが、翌7日の朝は、寒いながらも明るい春の陽ざしが降り注いだ。こんな日は、いつもの野川べりへ、ナナホシテントウを探しに出かける。(この日午後は数時間雪が降った)

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ナナホシテントウ(テントウムシ科) 140307

ひなたぼっこをしているもの、チョコチョコとせわしなく動きまわるもの、何匹ものナナホシテントウが活動している。ナミテントウはまだ越冬中。

ナナホシテントウ産卵4827cs.jpg

ナナホシテントウ(テントウムシ科) 140307

ちょうど産卵しているものもいた。
ナナホシテントウ産卵〜成虫までのようすは、こちらをご参照ください。


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ナナホシテントウ(テントウムシ科)卵 長さ約1.4mm  140307

卵もコンクリートのところどころに産みつけられてる。

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コガタルリハムシ(ハムシ科)卵 長さ 1.3mm 140307

この時期、ナナホシテントウがよく居るギシギシ類の葉うらでよく見かけるのは、うす黄色の、テントウムシより少し小さめの卵のかたまりだ。

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コガタルリハムシ(ハムシ科)  ♂♀ 約5.5mm 140307

コガタルリハムシは成虫で越冬し、ギシギシやスイバ等の葉を食べる。群生するので、これからの時期は、葉っぱが食べ痕(あと)だらけになる。
   
  

   
posted by はけの森調査隊 at 10:38

2013年06月18日

★甲虫 マスダクロホシタマムシ

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マスダクロホシタマムシ(タマムシ科)10mm 130606

金緑色に光る1cmほどの小さなタマムシ、今年の5月末ごろから時々ベランダのすみなどで見かけるので、どこで発生しているのかと思って見回したら、立ちがれになっているコニファーに気がついた。幹のあちこちに3〜4mmだ円形の穴が空いている。出てくるところを見たわけではないのだが、この虫は針葉樹(しんようじゅ)の枯れ木に産卵するので、多分ここから発生したのだろう。

マスダクロホシタマムシ9291横s.jpg
マスダクロホシタマムシ(タマムシ科) 130606

後翅(こうし=うしろばね)も、腹部も藍色(あいいろ)で、飛ぶ姿はそれはきれいだ。幼虫は枯れ木を食べて育つが、成虫はエノキやブナなどの葉を食べるらしい。飼ってみようと思ったのだが、何を入れても食べるようすが無く、また庭に放した。
皆さんの庭や公園の枯れ木や落ち葉も、ゆるすかぎり残しおくと、生きものの層(そう)が厚くなることと思う。

参考:クロホシタマムシ発生木を見つける(クロホシタマムシ=マスダクロホシタマムシに似ている)
posted by はけの森調査隊 at 10:21

2013年03月25日

★甲虫 トラフコメツキ

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トラフコメツキ(コメツキムシ科)約10mm 130322

虫の少ない春先に人目を引く小さな甲虫、地面近くを飛び、枯れ枝や草の葉にとまる。コメツキムシのなかまはよく似たものも多く、日本に700種くらいいるそうだが、このトラもようは特ちょうがあるのですぐわかる。

トラフコメツキ4572s.jpg
トラフコメツキ4575s.jpg
トラフコメツキ(コメツキムシ科) 130322

春にはよく見かけるが、初夏の頃には姿を消してしまう。いわゆるスプリングエフェメラルと呼ばれるもののひとつのようだ。小昆虫や花粉等、雑食性。

参考:トラフコメツキ

   
posted by はけの森調査隊 at 11:28

2013年02月23日

★甲虫 ナナホシテントウ 卵・成虫

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ナナホシテントウ(テントウムシ科) 長さ1.4mm 130223

今年も野川べりの護岸(ごがん)ブロックにナナホシテントウのタマゴを見つけた。オレンジ色をしているので、まだ産んで間もないものだろう。風は冷たいが日だまりは温かい。オオイヌノフグリやキュウリグサが咲いている。

ナナホシテントウ4156s.jpg
ナナホシテントウ(テントウムシ科)130223 紫の花はツタバウンラン

成虫も2匹、葉っぱの間を動き回っていた。まだまだ冬ごしの生きものたちを観察しているというのに、季節は動きだしたようだ。
☆ナナホシテントウの産卵〜羽化については、2009.3.22付記事ナナホシテントウ産卵〜羽化をご参照ください。
    
posted by はけの森調査隊 at 14:50

2012年03月13日

★甲虫 ナナホシテントウ 卵・幼虫・成虫

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ナナホシテントウ(テントウムシ科)長さ約1.4mm  コンクリート  120312

風はまだ冷たいけれど、日ざしは明るく春めいて来た。テントウムシもそろそろかな、と野川べりを歩いた。予想どおり、日だまりの護岸(ごがん)ブロックにタマゴを見つけた。まだオレンジ色をしているので、産んだばかりのようだ。数は少なめだが、近くの2ヶ所にも卵がついていた。
2009.3.22付記事ナナホシテントウ産卵〜羽化参照


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ナナホシテントウ幼虫(テントウムシ科) 120312

と見ると、幼虫が1匹、かれ葉の間をゆっくりと歩いていた。幼虫もいる!

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ナナホシテントウ♂(テントウムシ科) 120312 青い花はキュウリグサ

草の間では、真っ赤な成虫がチョコチョコと動きまわっている。近くに4匹もいた。ナナホシテントウは、ナミテントウより寒さに強いので、活動を開始するのが早い。ナミテントウはじゅうぶん暖かくなってからやっと動き出す。

ナナホシテントウ♀7644s.jpg
ナナホシテントウ♀(テントウムシ科) 120312

コンクリートの上にいた、オレンジがかった赤色のひとまわり大きくて平べったい感じの1匹。ナナホシテントウの♂と♀は大きさで見分けるとのことなので、これは♀だろう。

護岸ブロック7679s.jpg
護岸ブロック 120312

土手の日だまりは絶好の産卵場所。草花の成長も早い。

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オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科) 120312

土手の上の小さな空き地にはオオイヌノフグリが一面に咲いていた。
posted by はけの森調査隊 at 21:56

2012年01月29日

★甲虫 ウスキホシテントウ

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ウスキホシテントウ(テントウムシ科)約3mm 110223

毎年の冬、ケヤキの樹皮(じゅひ)の下に小さな黒白のテントウムシを見つける。春や夏にはどこにいるんだろう?ふだんは木の上でくらしていて、アブラムシを食べているとのこと。

ウスキホシテントウ横7188s.jpg ムツキボシテントウ横s.jpg
ウスキホシテントウ 120127      ムツキボシテントウ(ウェブサイトより)

図鑑には、「ムツキボシテントウに似ている。ウスキは羽の外側のフチの黒い部分が四角くとび出していて、ムツキは波形になっている」と書いてある。だが、ウェブサイトで検索しても、ムツキの良い横向き写真がなかなか見当たらず、ようやく上記右の写真を見つけた。

ウスキホシテントウ顔cs7152.jpg ムツキボシテントウ顔s.jpg
ウスキホシテントウ 120127      ムツキボシテントウ(ウェブサイトより)

あれこれ調べてみると、「頭の部分の両眼の間が、王冠形のように白いか2本のスジだけか」とか、「胸部背板(きょうぶはいばん)の黒い紋の形が拳(こぶし)形か波形か」、「ムツキの方が紋の色が黄色い」、「ムツキは松林にいる(マツにつくアブラムシを食べる)」等々、両者のちがいが書かれているが、ムツキの実物を見ていないし、中間的な紋の形をしたものもあり、はっきりはわからない。今までに観察したものはすべてウスキホシテントウだということはわかるのだが。
紋の形や色など見た目のちがいだけでは正確に判断できないとしても、ムツキの実物を見る機会があったらその時もう一度比べてみることにしよう。

posted by はけの森調査隊 at 17:35

2011年11月30日

★甲虫 テントウムシ(ナミテントウ)の集団飛翔

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テントウムシ(ナミテントウ)(テントウムシ科)の集団 111130

気温19.5℃、11月末にしてはとても暖かい日だった。野川公園入り口の自動販売機(じどうはんばいき)のまわりを何やらたくさんの虫が飛んでいる。
近づいてみるとテントウムシが群(む)れているのだった。

ナミテントウ3匹6402s.jpg
テントウムシ 111130 
ナミテントウ赤2匹6506s.jpg ナミテントウ赤3匹6465s.jpg
テントウムシ トイレのかべ  111130   テントウムシ 販売機の土台  111130

あそこにもここにも、まわり中テントウムシだらけ。600〜700匹くらいはいるだろうか?黒地に赤い紋のものがほとんどで、その他いろいろなもようのものがいる。2009年2010年冬期に、トイレの中で越冬している集団を観察しているが、ケタちがいにたくさんのテントウムシ集団だ。

トイレの外壁6515s.jpg
テントウムシ トイレの外かべ 111130

テントウムシは、秋の終わりのあたたかな日、いっせいに移動して集団で越冬する(ナナホシテントウは集団を作らない)。越冬場所は、木の洞(ほら)や、岩のすきま、民家のかべや天井(てんじょう)のすきまなど。
さて、このテントウムシたちはどこで越冬するのだろうか?
posted by はけの森調査隊 at 22:27

2011年08月24日

★甲虫 クワカミキリ

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クワカミキリ(カミキリムシ科) 体長約40mm   110730

今年は小金井近辺でもクワカミキリをよく見かける。ぐうぜんなのか、今年の傾向(けいこう)なのかはわからないが。がっしりと大きめのカミキリだ。触角(しょっかく)はまだらもよう。


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クワカミキリ(カミキリムシ科) 110724

なまえのとおり、クワの木によくいて、クワの枝をかじっている。クワだけでなく、イチジク、ミカン、ビワ等、いろいろなものを食べ、幼虫もそれらの木の中で育つので、ゴマダラカミキリやキボシカミキリ等と同様、農家のきらわれものだ。


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クワカミキリ(カミキリムシ科) 110724

枝はこんなにボロボロになっている。

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クワカミキリ(カミキリムシ科)  110728 山梨県にて

ニセアカシアも食樹のひとつだ。



posted by はけの森調査隊 at 20:38

2011年03月11日

★甲虫 ベダリアテントウ

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ベダリアテントウ8970s.jpg
ベダリアテントウ(テントウムシ科)約3.5mm

第61回はけの森調査会(110219実施)で、タイサンボクに巻いたワラの中にいた。きれいな赤色の小さなテントウムシ、ルーペで見ると黒い紋の形や頭の部分の色がよくわかり、これによく似たヨツボシテントウ(次の写真)との見分けができる。身体には一面に毛が生えている。もともとは果樹(主にミカン)を食害するイセリアカイガラムシ(ワタフキカイガラムシ)の天敵としてオーストラリアから輸入されたもの。
イセリアカイガラムシについては、http://yaplog.jp/kats-j/archive/98 をご参照ください。


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ヨツボシテントウ(テントウムシ科)約3.3mm (写真はウエブサイトより)

樹皮(じゅひ)の下などで成虫越冬、エサはアブラムシとのこと。まだ調査隊では観察したことが無い。黒い4つの紋が、ベダリアはだ円形でヨツボシは丸い。前胸背板(ぜんきょうはいばん=背中の前の部分)が、ベダリアは赤と黒だが、ヨツボシは黒一色。ヨツボシにも毛が生えている。
posted by はけの森調査隊 at 10:01

2010年08月17日

★甲虫 ゴマダラカミキリ・キボシカミキリ

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ゴマダラカミキリ(カミキリムシ科)100808 約30mm

小金井近辺でいちばんよく見かけるカミキリムシのなかま。ミカンやヤナギなどの樹皮(じゅひ)や葉をかじり、幼虫もこれらの生木(なまき)の中で木の内側を食べて育つので、我々にとっては出会うと楽しい虫だが、ミカン農家などにとっては、大事な作物を荒らすきらわれものだ。

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ゴマダラカミキリ(カミキリムシ科)920818

はけの森1ができて間もない1992年の夏、クマザサの上で。触角(しょっかく)のまだらもようがきれいだ。昼も夜も活動し、人家の近くでも見かける

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キボシカミキリ(カミキリムシ科)約25mm 070803
  
ゴマダラカミキリより少し小さめで、黄色の斑点(はんてん)がある。クワやイチジクの樹皮や葉をかじり、幼虫もこれらの生木の中で木の内側を食べて育つので、やはり農家のきらわれものだ。小金井近辺では少ない。

posted by はけの森調査隊 at 14:41

2010年08月15日

★甲虫 キマダラカミキリ

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キマダラカミキリ♂(カミキリムシ科)100727 約30mm

夏の朝、野川沿いのサクラの木の根元の暗い所ににじっとしていた。上の方へのぼらせて撮影。夜活動する種類なので、昼間見かけることは少ない。クヌギ・コナラなどの樹液を吸う。幼虫はクヌギやコナラの枯れ木の中で育つ。
別名:キマダラミヤマカミキリ・キマダラヤマカミキリ

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キマダラカミキリ 080803

こちらはメス。触角がオスより短い。一昨年の夏の朝、野川公園のトイレの天井(てんじょう)にいたものを、葉っぱの上に移して撮影した。からだは細い金色の毛でおおわれていて、ビロードのよう。


 




posted by はけの森調査隊 at 11:49

2010年04月12日

★甲虫 コクワガタ幼虫・成虫

2010年度第1回はけの森ミニ観察会で観察したもの@

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コクワガタ幼虫(クワガタムシ科)100403 約20mm

くち木の中にいたコクワガタの幼虫。同じ場所のくち木の中で計4匹、15mm~30mmくらいまで、いろいろな大きさのものが見つかった。
幼虫は、2〜3(終)令で越冬、翌年の春〜秋にサナギになり、初夏ごろまでに羽化
(うか)したものは夏に外に出てくるが、夏〜秋にした羽化した新成虫はそのまま越冬、次の年の6〜9月頃に外に出る。
緑地内には、市内で伐採(ばっさい=切る)された太枝が何カ所かに積まれている。いろいろな生きものの住み家となり、くち具合(ぐあい)によって、様々な生きものが産卵にやって来る。<丸太づみ>とよばれ、ビオトープ作りには欠かせない場だ。

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コクワガタ♂&♀(クワガタムシ科)100403

幼虫が見つかった付近(ふきん)のくち木の中に、越冬している成虫の♂と♀がいた。(これは外に出して撮影したもの)。この2匹はもう少しくち木の中にいて、初夏のころ活動をはじめる。

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コクワガタ♂&♀(クワガタムシ科)081004 カリンの木

2008年10月の第4回ミニ調査会の時に緑地内のカリンの木にいた♂と♀。♂のいる所には樹液(じゅえき)が出ている。大顎(おおあご=ツノのこと)の形がちがうので、今回見つかった♂とは、別の個体(こたい)だ。

posted by はけの森調査隊 at 10:12

2010年03月10日

★甲虫 ナナホシテントウ

ナナホシ卵s .jpg
ナナホシテントウのたまご 100305

3月5日(金)は、最高気温20℃という初夏のような陽気になった。野川べりの<テントウムシ天国>には、2カ所に卵がついていた。産みたてはオレンジ色で、やがて黄色になる。これは産みつけられてから何日かたったものだろう。

ナナホシs .jpg
ナナホシテントウ(テントウムシ科) 100305

成虫はいるかな?とさがすと、草の間をあちこちしている1匹がいた。ナナホシテントウはおち葉の下やものかげでそれぞれに冬を越し、春はナミテントウより早く活動をはじめる。2月20日の第58回調査会で観察したトイレ内のナミテントウは、こんなあたたかい日も何の変わりもなく、越冬状態(えっとうじょうたい)のままだった。
posted by はけの森調査隊 at 12:53

2010年03月09日

★甲虫 テントウムシ(ナミテントウ)集団越冬

第58回はけの森調査会<オサムシをさがそう>で観察したものD

ナミテントウ越冬2.jpg ナミテントウ越冬.jpg
テントウムシ(ナミテントウ)集団越冬(しゅうだんえっとう)

トイレの中の天井(てんじょう)やかべに、テントウムシが越冬していた。昨年2月の第55回調査会でも同じような所にいたが、昨年より数は少なめ。古い小屋や公園のトイレは冬の生きものさがしのポイントのひとつ。ガのなかまやチョウのサナギ、虫のたまご、ミノムシなど、いろいろなものが見つかる。
posted by はけの森調査隊 at 09:51

2010年02月18日

★甲虫 ヤノナミガタチビタマムシ

ヤノナミガタチビタマムシ・ゾウムシ.jpg
ヤノナミガタチビタマムシ(タマムシ科)約3mm 070207  (右はゾウムシのなかま)

ケヤキのはがれかけた樹皮をそっとどけてみると、キラキラ光るとても小さい甲虫がいた。チビタマムシのなかまは、よく似ていて見分けがつきにくい。白い波もよう(白い毛からなる)のちがいや、身体の丸み、ケヤキにいた(越冬なので他の木から来たとも考えられるが)、などから、ヤノナミガタチビタマムシと判断した。幼虫は、ケヤキの葉にもぐりこんで成長するとのこと。

参考 http://tokyoinsects.web.fc2.com/coleoptera/yanonamigatachibitamamushi.html
   http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/trachys-6d08.html
posted by はけの森調査隊 at 10:37

2010年02月16日

★甲虫 ウバタマムシ

ウバタマムシ越冬.jpg
ウバタマムシ(タマムシ科)100214 約35mm

アカマツのはがれかけた樹皮(じゅひ)の間をのぞくと、ウバタマムシがはりついていた。夏たまに見かける。枯(か)れかけの、あるいは枯れたマツに産卵し、幼虫はその材(ざい)を食べて成長する。普通は幼虫越冬で、成虫で越冬することもあるとのこと。名の由来は、もようが姥(うば=年とった女性)のような感じだからとか。
posted by はけの森調査隊 at 10:20

2009年12月03日

小春日和にD ★甲虫 ナナホシテントウ ★バッタのなかま コバネイナゴ

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ナナホシテントウ(テントウムシ科)091201

こちらもかれ葉の上でひなたぼっこ。かれ葉や石の下で冬をこす。ナミテントウは集団で越冬するが、ナナホシはそれぞれで越冬する(何匹か一緒にいることはある)。かれ葉は生きものたちの大事なフトンやかくれ家だ。

コバネイナゴ2226s.jpg
コバネイナゴ(バッタ科)091126

歩いていくと、何びきも草むらからピョンピョン飛び出す。12月ごろまで生きているのだろうか?卵で越冬、8月ごろから成虫がすがたをあらわす。イネ科の植物を食べるので、田んぼやしめった草地で良く見かける。
posted by はけの森調査隊 at 22:10

2009年06月18日

★甲虫 ゲンジボタル

第56回はけの森調査会 <コムラサキをさがそう>で観察したもの(4)09/05/31実施

090531 ゲンジホタル♀s.jpg

ゲンジボタル♀(ホタル科)

野川沿いのエノキの葉陰にいるのを発見。保全の取り組みがなされている自然観察園内の<ホタルの里>、あるいは少し下流の<ほたるの里三鷹村>で発生したものなのか、そこから発展して自然発生したものなのかわからないが、ホタルを間近に見て皆びっくりしていた。成虫は草の露をのむくらいで、ほぼ1週間生きる。
posted by はけの森調査隊 at 15:29

2009年05月23日

★甲虫 ベニカミキリ♀


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ベニカミキリ♀(カミキリムシ科:体長18mm)

公園の古いベンチの上を歩いていた。赤い羽を持つカミキリムシは何種かあるが、羽に紋が無く、胸の背に黒い紋があるが特徴。この紋は個体によって変化があるようだ。エサはクリやガマズミなどの花の蜜。幼虫はタケの内部の材を食べて育つ。

posted by はけの森調査隊 at 10:54

2009年04月08日

★甲虫 ヒメアカハネムシ(アカハネムシ科)

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ヒメアカハネムシのサナギ
(腹側) 090404
090405ベニヒラタムシ蛹s.jpg
ヒメアカハネムシのサナギ(背側) 090405

4月4日のミニ調査会の際、朽ち木の皮の下で発見された不思議なサナギ(クリーム色半透明で時々ピクピク動く)は、翌5日茶色に変化してきた。

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ヒメアカハネムシ♀(体長約8mm)

翌6日、まだサナギのままかと思いながら見ると、赤い羽の甲虫が羽化していてびっくり。アカハネムシの仲間だった。図鑑には「成虫は枯れ木・倒木上に見られ、幼虫は枯れ木の樹皮下にすみ、内部のやわらかい材を食べる。4月頃樹皮下で蛹化。」とある。アカハネムシの仲間は何種もあり、漸くヒメアカハネムシと判明。

070427ベニヒラタムシs. jpg
アカハネムシのなかま 
070427 八王子市裏高尾

一昨年の春撮影したもの、林道脇の草むら、飛び立つ寸前。
 




posted by はけの森調査隊 at 22:00

2009年03月22日

★甲虫 ナナホシテントウ 産卵〜蛹

090321ナナホシ産卵.jpg産卵

野川べりの一角、子ども達が「テントウムシ天国」と呼んでいる場所がある。日だまりの護岸コンクリートブロックのあちこちに、今年もナナホシテントウのタマゴやサナギがついていた。ちょうど産卵しているものも居た。成虫越冬後、ナナホシテントウはテントウムシより一足早く活動を開始する。


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3〜7日で孵化する。ちなみに、昨年は活動開始が早く、2月23日第52回調査会<野川冬マップ1>の際に、卵(数カ所・一塊の卵の総数は少なめ)と3令幼虫1匹が観察された。





090321ナナホシ幼虫.jpg幼虫

護岸ブロック沿いには、春も早くからカラスノエンドウやギシギシがたくさん生え、そこにはエサのアブラムシがたくさん居る。何匹もの若令〜終令(4令:約10mm)幼虫がアブラムシを食べていた。幼虫の期間は2〜3週間。




090321ナナホシ前蛹.jpg前蛹










090321蛹なり始め.jpg蛹に成りたて
 
撮影をはじめた頃はまだ身体を時々斜めに伸ばしたりしていた。10分後位、動かなくなり(写真)、じきに腹側の背部分に黒っぽい点々が浮かび上がってきた。





090321ナナホシ蛹2.jpg

蛹の期間は約1週間。








090321ナナホシテントウ成虫.jpg成虫
 
他に成虫はいないかと探すと、地面と草の間に居た。ブロックについている蛹の中には、羽化間近と思われる頭の部分が黒っぽい蛹もあったが、羽化殻はどこにも見あたらないから、このあたりでは、まだ春型は出ていないようだ。

posted by はけの森調査隊 at 15:52

2009年02月27日

★甲虫 テントウムシ(ナミテントウ)・アオオサムシ

第55回調査会<野川冬マップ2>で観察したもの(2) 09/02/21実施

090221namitenntou.jpg 090221aoosamusi.jpg
テントウムシ集団越冬    アオオサムシ
(トイレ内の壁)     (落ち葉の中に居たもの)
posted by はけの森調査隊 at 11:20