2018年09月15日

★活動報告 2018第3回はけの森ミニ調査会報告

第3回はけの森ミニ調査会報告
2018/09/09(日)実施 はけの森緑地2にて  晴れ 気温31℃ 参加16名

全体横s.jpg
集合・セミの資料配布         A.K.氏撮

9月とは言え気温は30℃を超え、暑い日になりました。ツクツクボウシが鳴いています。

朽木0003s.jpg
何かいそうだよ

ウメの木の根元が朽ちてボロボロになっています。こんなところには、いろいろな虫が住んでいます。コオロギのなかまがいました。

石積み0002s.jpg
気をつけてね

石の間や下にも、いろいろな虫がいます。トカゲのなかまやカエルがいることもあります。

カナヘビ見てる0019s.jpg
かわいいね〜 (ニホンカナヘビの幼体)

小さなニホンカナヘビの幼体があちこちにいて、4匹も見つけました。  

ニホンカナヘビ(カナヘビ科)A.K.

アゲハ幼虫.jpg
アゲハ2令幼虫  A.K.

アゲハ見ている0007ss.jpg
アゲハをつかまえたよ!

クサカゲロウ0021.jpg
クサカゲロウ(クサカゲロウ科)

イチモンジセセリs.jpg
イチモンジセセリセセリチョウ科)  A.K.氏撮

夏〜秋には、南の方から集団移動して来るのであちこちで見かけます。

ジョロウグモs.jpg
ジョロウグモ♀(アシナガグモ科)  A.K.氏撮

6月ごろから、小さな網を張っていますが、7〜8月頃から急に大きくなり、あちこちで目立つようになります。網のはじっこの方に、小さな♂が何匹か居候(いそうろう)しています。

まとめ0011cs.jpg
皆で採ったものを見ながら、まとめのお話 A.K.氏撮

アブラゼミぬけ殻cs.jpg
アブラゼミぬけがら・ゴマダラカミキリ

セミの標本s.jpg
セミの標本(スタッフの鈴木氏作成)

左から、ニイニイゼミ・ツクツクボウシ・ヒグラシ・ミンミンゼミ・アブラゼミ・クマゼミ

池調査0012s.jpg
ヤゴはなかなか見つからないね・・・

今回見つかったものは、ヤブヤンマ幼虫×2・アメリカザリガニ幼体×5でした。池のリニューアル後は、トンボの姿や幼虫をあまり見かけなくなっています。水草の種類を増やしたり、池周辺の木々の整備も考えて行きたいと思っています。

記念品贈呈横s.jpg
これからもたくさん参加してね・・  A.K.氏撮

出席回数が9回以上になったR.Y隊員とM.K.隊員に、ドングリ記念品が贈られました。


posted by はけの森調査隊 at 10:18

2018年08月25日

2018第3回はけの森ミニ調査会のお知らせ

 アブラゼミぬけ殻0612s.jpg
                    アブラゼミ羽化殻

第3回はけの森ミニ調査会 
日時  9月9日(日)午前10:10〜11:40
    雨天中止
場所  はけの森緑地2(中町4-12)
内容  秋の初めの緑地で生きもの観察
    (池の中の生きもの調査もします)    
持ち物 ぼうし・水筒・観察用具
   (虫&魚網・虫入れ・図鑑・長靴など)
参加費 無料
問合せ hakenomori@gmail.com まで 
  
☆時間内いつでも、どなたでもお気軽に
☆2018年度年間予定につきましてはこちらをご覧ください
☆天候があいまいな場合は、当日午前9:00に
開催or中止かのお知らせを当サイトトップに掲載します。
☆蚊が多いので、服装・虫よけ等、対策を充分にしてお出かけください。
posted by はけの森調査隊 at 16:53

2017年09月28日

★活動報告 2017第3回はけの森ミニ調査会報告

第3回はけの森ミニ調査会 
2017/09/10(日)実施 はけの森緑地2にて はれ  気温29℃  参加10名

はけ遠景cs.jpg

2学期がはじまり、はけの森にも秋の気配、ツクツクボウシの声が響いています。

捕虫網0001s.jpg
アッ、チョウチョ!

つかまえた!0004s.jpg つかまえた0003sjpg.jpg
はいった!   
             
草の間をよく見ると、小さなハチやアブやバッタのなかまがいて、時おりチョウが飛んできます。皆走り回っていろいろなものをつかまえました。

ヤマトシジミ5022s.jpg
ヤマトシジミ(シジミチョウ科)

コミスジ1250s.jpg リスアカネvs9912.jpg
コミスジ(タテハチョウ科)開帳約50mm  リスアカネ(トンボ科)

何の巣かしら?0008cvs.jpg ニシザワメイガ0517cs.jpg
何の巣かしら?             ニシザワマダラメイガ幼虫の空巣

ニシザワマダラメイガ0680s.jpg     ニシザワマダラメイガ幼虫の巣0668s.jpg
ニシザワマダラメイガ幼虫(メイガ科)約13mm  ニシザワマダラメイガ幼虫の巣

シロダモ(クスノキ科)に、何かの巣か繭のようなものがあるのを初参加のH.H.さんが見つけました。ガの空繭かなと思っていたのですが、帰ってから調べたところ、ニシザワマダラメイガ幼虫の空巣だということがわかりました。
翌日もう一度シロダモの木を見に行ってみると、まだ幼虫が入っているらしい巣がいくつかありました。中をソッと開けてみると、幼虫が入っていました。この巣の中には何匹か入っていて、葉を食べながら巣の中でくらしているようです。

ナガサキアゲハ見てる0011s.jpg
シッポは無いよ・・・

ナガサキアゲハが、時々緑地を旋回して、どこかへ飛んでいきます。初参加家族のお父さんが、ついに網に入れることができました。箱の中のチョウをよく見ようと皆大さわぎ。ナガサキアゲハは、他の黒いアゲハチョウと違って尾状突起(尾状突起)が無く、裏翅のつけ根に赤い斑があるのが特ちょうです。緑地では、春や秋のミニ調査会で時々観察しています。

トカゲ持ってるs.jpgトカゲを逃がす0016cs.jpg
かわいいな〜            ニホントカゲ幼体(トカゲ科)

草の間にトカゲの幼体がいました。いつまでも遊んでいたくて、逃がす時は名残りおしそう。ニホンカナヘビの幼体もいました。2種とも緑地に住みついています。

アブラゼミぬけ殻0612s.jpg
アブラゼ羽化殻  

緑地のいたるところにアブラゼミのぬけ殻がありました。ミンミンゼミのぬけ殻はアブラゼミによく似ているので、よく調べたら1〜2個はまじっているかもしれませんが、今回はぬけ殻調べは省略しました。

アオマツムシ♀0515s.jpg アブラゼミのぬけ殻0020s.jpg
アオマツムシ♀(コオロギ科)    アブラゼミ羽化殻 まだたくさん木についている

アオマツムシは、中国からの外来種。♂は違うもようをしていて、木の上でリーリーと鳴きます。

貝みたいだね0024.jpg サカマキガイ0526s.jpg
貝みたいなのがいるよ・・・ ヒメモノアラガイ?(サカマキガイ科)殻高約10mm

クロスジギンヤンマ中令幼虫0521cs.jpg ヤブヤンマ若幼虫0520s.jpg
クロスジギンヤンマ(ヤンマ科)中令幼虫 ヤブヤンマ(ヤンマ科)若令幼虫 約15mm

池には、クロスジギンヤンマとヤブヤンマのヤゴがいました。去年の秋のリニューアル(161013)後、初めて見つかったヤゴです。これからまたどんなヤゴが見つかるか楽しみですね。

その他観察したもの

ヒカゲチョウキタキチョウアオスジアゲハ・アメリカザリガニ×2・等


posted by はけの森調査隊 at 17:23

2016年09月26日

★活動報告 2016第3回はけの森ミニ調査会

第3回はけの森ミニ調査会 
2016/09/11(日)実施 はけの森緑地2にて  曇り&晴れ  気温27℃  参加21名

早朝の雨も止み、くもりがちの日ではありましたが、草むらを歩くとバッタがピョンピョンとび、時々チョウも飛んできます。

チョウチョだ!s.jpg
チョウチョだ!

カラタチの葉にはアゲハの若令幼虫、草むらにモンシロチョウ、木かげのうすぐらいところにはヒカゲチョウアオスジアゲハも飛びすぎました。

ヤマトシジミ5021cs.jpg
ヤマトシジミ♂(シジミチョウ科) 開帳約25mm

草むらをチラチラと飛んでいました。♂は表の翅が青く、メスは黒っぽい。前足をバレリーナのようにまっすぐにしてとまるのは♂です。食草はカタバミ。

クビキリギス5063Ss.jpg
クビキリギス(キリギリス科) 約60mm

第2回ミニ調査会(160508実施)では皆で名前調べをしましたが、今回も草むらにいました。秋に成虫になり、そのまま越冬して、翌年の初夏まで生き残ります。この緑地でも、冬、枯れ葉の間などにいるのを見かけます。細長い頭とオレンジ色の口が特ちょう。かみつかれたまま、無理に引きはなそうとすると首がぬけてしまうというのが名の由来とのこと。

ニホンカナヘビの幼体          オンブバッタ♂♀

ニホンカナヘビのかわいい幼体があちこちでチョロチョロとすばやく動いて行くのが見られました。皆でかわるがわる手に乗せたり背中をなでたりしていました。オンブバッタはちょうど交尾の時期のようです。

セスジスズメ幼虫4974s.jpg セスジスズメ0850s.jpg
セスジスズメ終令幼虫 82mm     参考:セスジスズメ成虫 開帳約5mm120614

地面をはっていた黒い大きなガの幼虫。サナギになる場所(土の中でサナギになる)をさがしているようです。スズメガのなかまの幼虫にはおしりにツノ=尾角(ビカク)があります。幼虫はヤブカラシ(ブドウ科)によくいます。

アブラゼミぬけ殻5045s.jpg
アブラゼミぬけがら

アブラゼミのぬけがらが21個見つかりました。まだまだたくさんあちこちの木の枝や葉についていることでしょう。ぬけがら調べは時間があまりなかったので省略しました。

池の生きもの調べ0011cs.jpg
ヤゴはいないかなあ・・・

大きなザリガニだs.jpg
大きいのがいたよ!

池には、アメリカザリガニの大きいのから小さいのまで、19匹もいました。ザリガニが増えすぎて、ヤゴや水草もなくなって来ているし、底におち葉もたまりすぎているので、近いうちに池掃除する予定です(市に依頼しました)。



posted by はけの森調査隊 at 14:45

2016年08月28日

★活動報告 第78回はけの森調査会<夏のトンボをさがそう!>報告

第78回はけの森調査会<夏のトンボをさがそう!>報告

16/07/17(日)9:30〜12:00 くもり 気温28℃  参加42名
コース:野川公園入り口(二枚橋)〜わき水広場

夏休み間近の日曜日、虫好きな子どもたちが大勢集まりました。ニイニイゼミがよく鳴いています。

出発0020s.jpg
出発0026cs.jpg
さあしゅっぱつ!

野川の土手は、草刈りされたばかりです。どんな虫に出会えるか、張り切って出発です。

ショウリョウバッタ幼虫(バッタ科)       マメコガネ(コガネムシ科)体長約10mm

草むらにはショウリョウバッタ幼虫やコバネイナゴ幼虫がピョンピョン飛んでいました。枯れ草の中には、コオロギの幼虫がたくさんいました。マメコガネは、ツヤツヤしたかわいい甲虫ですが、マメ科植物やいろいろな作物の葉をを食い荒らすきらわれ者です。

小さなバッタだ!0052s.jpg つかまえた!0093s.jpg
ちっちゃいバッタだ!          ここにいるよ!コオロギかな〜?

トノサマバッタ5640s.jpg
トノサマバッタ(バッタ科)

河原が好きなトノサマバッタ、最近はあまり見かけなくなっていて、久々の登場です。

クワカミキリ0053cs.jpg
クワカミキリ(カミキリムシ科)

クワの木にクワカミキリがいました。クワの木をかじっています。つかまえると、キイキイ鳴きます。

ヒゲコガネ0133s.jpg ヒメギス4757s.jpg
ヒゲコガネ(コガネムシ科) ♂体長約35mm   ヒメギス(キリギリス科)体長約22mm

ヒゲコガネは河原の砂地に住み、♂は触角がフサフサしています。幼虫は土中で根を食べて育ちます。ヒメギスは、全身黒っぽいものもいます。

まとめ大勢0183s.jpg
カミキリムシだ〜、見せて見せて!

ここまでに採ったものを皆で見たあとは、草むらにもどして、次のポイントへ。

川の中0150s.jpg

柳橋と桜橋の間の川に入って、水の中の生きもの調べ。
川の中には、ギンヤンマ幼虫・オニヤンマ幼虫・シロタニガワカゲロウ幼虫・ニンギョウトビケラ幼虫・ヒラタドロムシ幼虫・川エビのなかま等いろいろなものがいました。皆で見たあとは、水にもどして先へ進みます。

アオダイショウ見てる0209s.jpg
アオダイショウ0208s.jpg
アオダイショウ(ヘビ科)
             
自然観察園の中に入りました。木道の下にアオダイショウがいて大さわぎ、ゆっくりと動いていくヘビを、皆でずっと見ていました。

ナナフシだよ4739s.jpg
ナナフシ、いいな〜。

フェンスの外がわについているでナナフシモドキを見つけました。

広場到着_0261s.jpg
わき水広場に到着

草を刈らずに残してあるバッタ広場には、バッタのなかまがたくさんいました。

シオカラトンボ♀5598s.jpg
シオカラトンボ♀(トンボ科)
シオカラ♂未熟0262cs.jpg シオカラトンボ♂1560s.jpg
シオカラトンボ♂未成熟         シオカラトンボ♂成熟 080730

シオカラトンボの♂は、羽化したばかりの頃は黄色っぽい色をしているので、♀と見まちがえそうです。♂にはお腹に出っ張り(=副性器)があります。

抜け殻集め0267s.JPG ニイニイゼミ抜け殻 0264.JPG
ワー、ぬけがらがいっぱいあるよ!    ニイニイゼミのぬけがら 体長約20mm

小川のそばのイロハモミジの幹にニイニイゼミのぬけがらがたくさんついていました。全体にドロがついています。

わき水のところ                サワガニ(サワガニ科)の子ども
オニヤンマ幼虫・ギンヤンマ幼虫     これは何トンボかな〜?

広場の小川には、オニヤンマ幼虫×13・サワガニ×2・フタツメカワゲラ幼虫・フタスジモンカゲロウ幼虫・ガガンボ幼虫等がいました。(写真のギンヤンマ幼虫は本流で採れたもの)
くもりがちの天気だったので、飛んでいる虫はあまりいませんでしたが、草むらや水の中のいろいろな生きものと楽しく遊んだ半日でした。

その他観察したもの

ツバメシジミクロアゲハ・モンシロチョウ・ジャコウアゲハ幼虫・ハグロトンボオオカマキリ幼虫・エンマコオロギ幼虫・クビキリギス幼虫・アオバハゴロモ・ウスバカゲロウ・アオオサムシ(死骸)・アブラゼミぬけがら・アメリカザリガニ等



posted by はけの森調査隊 at 10:40

2015年10月22日

★活動報告 2015第3回ミニ調査会報告

第3回はけの森ミニ調査会 
2015/09/13(日)実施 はけの森2にて  くもり  気温28℃  参加19名

くもりがちの日でしたが、おなじみの隊員をはじめ新隊員・初参加の皆さん、皆一緒にいろいろな虫を楽しく観察しました。

キアゲハ幼虫見てる0006s.jpg
キアゲハの幼虫だ!

アシタバにキアゲハの終令幼虫が3匹いました。

リスアカネ9487s.jpg

池の竹棒には、リスアカネがいました。秋の緑地ではおなじみのトンボ、飛び立ってもまた同じ竹棒にとまります。

なんだろう?0011s.jpg セミのぬけがらだよ0003s.jpg

トカゲ・カナヘビ0244^.jpg
ニホントカゲ(トカゲ科)・ニホンカナヘビ(カナヘビ科)

ニホントカゲ×1とニホンカナヘビ×3の子どもがいました。しまもようがあり、シッポが青く光っているのがニホントカゲ(おとなにると茶色になる)です。エサになる昆虫やクモがたくさんいるこの緑地は住み心地が良さそうで、都市部では最近減ってきているニホントカゲも健在(けんざい)です。

ヒキガエル幼体0254.jpg アゲハ幼虫0200^.jpg
アズマヒキガエルの子ども        アゲハ(アゲハチョウ科)2令幼虫

アカボシゴマダラs.jpg ヒメジャノメ1349s,jpg
アカボシゴマダラ(タテハチョウ科)080727  ヒメジャノメ(タテハチョウ科)  150720

アカボシゴマダラがフワリと飛んで来てアッという間にどこかへ行ってしまいました。緑地の西側のほの暗い草原にはヒメジャノメが飛んでいました。(写真は別の時に野川周辺で撮った参考写真です。)

アブラゼミ抜け殻s.jpg
アブラゼミ(セミ科)ぬけがら

セミのぬけがらしらべをしました。アブラゼミ×約30、ツクツクボウシ×5、アブラゼミに似ているミンミンゼミは見分けがむつかしく、11月8日(日)ミニ調査会Cでもう一度調べてみることにしました。
(触角以外の部分でも見分ける方法がわかりました)

池調査0014s.jpg
池の生きものしらべ

採ったものをみてる0021s.jpg
ザリガニがたくさん・・・

池の中には、ザリガニの子ども×6、ヌマエビのなかま×2、がいました。ヤゴが1匹もいなかったのは、最近増えているザリガニのせいでしょうか?

その他観察したもの


posted by はけの森調査隊 at 15:08

2015年08月10日

★活動報告 第75回はけの森調査会<オニヤンマをさがそう!>報告

第75回はけの森調査会<オニヤンマをさがそう!>報告

15/07/19(日)9:30〜12:00 晴れ 気温34℃  参加40名
コース:野川公園入り口(二枚橋)〜わき水広場

梅雨明けのとても暑い日となりました。夏休みに入ったばかりの子どもたちは元気いっぱい、草原のバッタやトンボやチョウを追いかけたり、水の中のメダカやエビを網ですくったりして楽しい半日を過ごしました。ニイニイゼミがよく鳴いています。

虫つかまえた!0006s.jpg
バッタの赤ちゃんだよ!

川ぞいの草むらにはショウリョウバッタやオンブバッタやコバネイナゴなどの幼虫がピョンピョンとんでいました。

ショウリョウバッタ幼虫2487cs.jpg
ショウリョウバッタ幼虫(バッタ科)

バッタがいっぱい0003s.jpg 虫カゴに入れる0009.jpg
バッタがいっぱいとれたよ!       にがさないようにね!

コバネイナゴ1063s.jpg
コバネイナゴ幼虫(バッタ科)

歩いて行く0008s.jpg

歩きながらまわりをよーく見ていくと、フェンスのツルや、木の根っこのくぼみなどに、いろいろな生きものがいます。

採ったもの調べs.jpg
なにがとれたかな〜                        (Y.W.撮)

それぞれに採った生きものをみんなで見たあとは、ちょっとなごりおしいけど草むらに逃(に)がします。

川観察はじまりs.jpg
いよいよ川の中へ・・・つめたくてきもちいいな〜          (Y.W.撮)

    川の中にて0030s.jpg
何かなあ?0028s.jpg 水槽にザリガニ0032s.jpg
エビだよ〜               大きなザリガニがとれたよ〜

網のぞいてる0035s.jpg オニヤンマ羽化殻2770s.jpg
なにかはいってるよ!             オニヤンマ羽化がら 45mm

川には、メダカ・ヌマエビのなかま・アメリカザリガニ・ヒラタドロムシ幼虫ニンギョウトビケラ幼虫などがいました。T.O.隊員がオニヤンマの羽化がらを見つけました。

 アブラゼミ羽化0051cs.jpg
アブラゼミ(セミ科)                            

草むらの下の方でアブラゼミが羽化してジッとしているのをT.O.隊員のお父さんが見つけました。羽化したばかりの時は白〜うすみどり色の羽ですが、だんだん茶色になります。このセミは間もなくとび立つことでしょう。

ホシホウジャク幼虫s.jpg ミスジマイマイ3902.jpg
ホシホウジャク幼虫(スズメガ科)約40mm        ミスジマイマイ(オナジマイマイ科)

フェンスのヘクソカズラにいたホシホウジャクの幼虫、お尻にツノが生えている太めのアオムシはほとんどスズメガのなかまの幼虫です。
ミスジマイマイは殻(から)の口が右側にあり、これによく似て殻にあまりスジがなくて口が左側にあるのがヒダリマキマイマイ。

わき水にて0071s.jpg
サワガニだ!
サワガニ0059.jpg オニヤンマ幼虫4681s.jpg
サワガニ                 オニヤンマ幼虫

わき水広場の流れには、オニヤンマ幼虫(小〜中くらい数匹)・シロタニガワカゲロウ幼虫フタスジモンカゲロウ幼虫フタツメカワゲラのなかま幼虫などがいました。

まとめの話0078s.jpg
オニヤンマはおとなになるまで4〜5年もかかるんだよ。

採ったものをみんなで見ながら、まとめのお話を聞き、また水の中にもどして調査会は終了です。暑かったけど、たくさんの生きものに出あえて良かったね!

その他観察したもの




posted by はけの森調査隊 at 09:11

2013年09月17日

★活動報告 2013 第3回はけの森ミニ調査会(追記あり)

第3回はけの森ミニ調査会 
2013/9/8実施 はけの森2にて  くもり  気温29℃  参加12名 

抜け殻とカマキリs.jpg
はけの森緑地2  ハラビロカマキリ(シルエット)アブラゼミのぬけがら

夏休みも終わり、セミの活動も最盛期(さいせいき)を過ぎていますが、あちこちでアブラゼミやミンミンゼミの鳴き声がしていました。くもりがちの天気のわりに、いろいろなチョウやトンボが飛び、たくさんの生きものを観察しました。

標本見てる.jpg

スタッフN.S.氏持参の、息子さんが小学生の時に作ったという貴重な標本です。この日は、検索表(けんさくひょう)を使って、昨年に引き続きセミのぬけがら調べをしました。アブラゼミ27コ、ツクツクボウシ2コを見つけました。ミンミンゼミは、鳴き声は聞こえるけれど、ぬけがらは見つかりませんでした。

ナガサキアゲハs.jpg
ナガサキアゲハ(アゲハチョウ科)

Oさん家族(隊員)が見つけたナガサキアゲハ♂、だいぶいたんでいるようで、フワフワと飛んでいました。ナガサキアゲハは、小金井近辺ではたまに見かけるくらいですが、この緑地に現れる確率が高いのは、北東〜南西方向の空間がアゲハたちの通り道(蝶道)になっているためと思われます。幼虫がカラタチにいたこともあります。

アブラゼミs.jpg Mちゃん網081076s.jpg
アブラゼミ(セミ科)

ウメの幹(みき)の低めのところにちょっと羽のいたんだアブラゼミがとまっているのを、M.O.隊員(年長)が見つけ、みんなでじっくり見ることができました。

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リスアカネ♂トンボ科)

この緑地の池でずっと繁殖(はんしょく)しているトンボ。明るい池より、木々にかこまれた池が好きなので、ここの環境がお気に入りのようです。

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オオアオイトトンボ(アオイトンボ科)

このトンボも、ここでずっと繁殖(はんしょく)しています。うす暗い所が好きで、木かげや植えこみの間などにいます。細くて小さいので、いても気がつかないほどですが、金緑色に光ってとてもきれいです。

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サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科)

雑木林に多いチョウ、名前のとおりうす暗いところが好きで、この緑地の木々のかげによくいます。近づくと、木かげから木かげへと飛んでいきます。

セスジスズメ幼虫s.jpg ルリタテハ幼虫s.jpg
セスジスズメ(スズメガ科)終令幼虫 ルリタテハ(タテハチョウ科)終令&若令幼虫

S.T.君(小1)が「なにコレ、さわれないくらい気持ち悪い・・」と言いながらつかまえたのはセスジスズメ終令幼虫、サナギになる場所をさがしているらしく、草の上にいました。土の中でサナギになります。食草はヤブカラシ等。
ルリタテハ幼虫は、サルトリイバラにいたものを、参考のため隊長が持参したもの。
(この緑地にも植えられていますが、これは別の場所で採った)

池に網s.jpg
ボクもとってみたいナー

クロスジギンヤンマ幼虫s.jpg アメリカザリガニss.jpg
クロスジギンヤンマ(ヤンマ科)幼虫    アメリカザリガニ(アメリカザリガニ科)

池の生きものしらべでは、クロスジギンヤンマ幼虫×1・ヤブヤンマ幼虫×1やアメリカザリガニ×1等を見つけました。水の量が多かったので採りにくく、観察できたものは少なめでした。

☆今回も、写真は特別隊員T.K.氏にご協力いただきました。

追記 131020
もうすぐサナギになりそうなセスジスズメ幼虫を飼ってみることにしたT.O.隊員(小1)一家から報告がありましたので、要約して記載します。

「我が家にきてからも、ものすごい勢いでヤブガラシを食べまくっていましたが、9月11日、土にもぐりました。春に出てくるのかと思っていた矢先、10月5日、虫かごに二匹の大きなハエが・・・
T君が、土をほってみたところサナギはありましたが、ペタンコになっていました。ハエに食べられたのでしょうか??T君は残念がっていました。」
これは、寄生バエのしわざです。びっくりすると同時に、食いつ食われつ生きていく、生きものたちの様々なめぐり合わせを実感したことでしょう。
T.O.君は、日付と共に、絵や写真入りで様子を書いた「かんさつ日記」を書いているそうです。皆さんも、かんたんでも良いので、「かんさつ日記」を書いておくと、あとで、「あれはどうだったっけ?」とか思った時すぐわかるし、研究も進みますよ!




posted by はけの森調査隊 at 20:38

2013年09月14日

★セミ・カメムシのなかま アブラゼミとヒヨドリ

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アブラゼミ(セミ科)ヒヨドリにとらえられている 130910

2階の窓の外で、バッシン・バッシン・バタバタと音がするので何事かと思ったら、ヒヨドリがアブラゼミをくわえている。セミを屋根にたたきつけて羽を取ろうとしているらしい。よく見ると、羽もまだしっかり生えていない幼鳥だ。

ヒヨドリとセミ2725s.jpg
アブラゼミ(セミ科)ヒヨドリにとらえられている 130910

くわえたままあっちこっちに飛んでは打ちつけ続け、2階の屋根の上に行ったころには、頭と羽が取れて腹だけになっていた。鳥がセミを食べることはよくあるらしく、木の下にいくつも羽が落ちているのをみかけるが、現場を目撃したのは初めてだ。
posted by はけの森調査隊 at 17:03

2013年08月18日

@セミの羽化・Aオーストラリアでの体験(T.O.君の夏休み日記)

セミの大合唱がひびいています、夏のまっただ中ですね。
隊員のT.O.君(小1)から夏休み日記が届きました。紹介します。

@
夏休み日記1.jpg
アブラゼミ                                                                 2013.7.27

A
夏休み日記2.jpg
オオルリアゲハ                                                    2013.8.8

    
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2013年07月31日

★活動報告 第69回はけの森調査会<もっと知りたい!水辺の生きもの>報告

第69回はけの森調査会<もっと知りたい!水辺の生きもの>報告

13/07/21(日)9:30〜12:00 晴れ 気温29℃  参加30名
コース:野川公園入り口〜わき水広場

例年よりずいぶんと早く関東地方は梅雨明け(7月6日)しました。その直後から10日も続いた35℃前後の猛暑が一段落し、この日は過ごしやすい陽気、夏休みの半日をを楽しく過ごしました。アブラゼミも鳴きはじめていました。

バッタがいるぞ0011s.jpg ショウリョウバッタ1348s.jpg
アッ、バッタだ!            ショウリョウバッタ♂(バッタ科)

草むらにはショウリョウバッタやオンブバッタなど、いろいろなバッタのなかまの成虫や幼虫がいっぱい。シジミチョウのなかまや名前のわからないような小さな虫もたくさんいました。

ダイミョウセセリ016cs.jpg オジロアシナガゾウムシ1271cs.jpg
ダイミョウセセリ(セセリチョウ科) オジロアシナガゾウムシ(ゾウムシ科) 10mm

ダイミョウセセリの幼虫は、ヤマノイモ類の葉をつづって巣を作り、葉を食べて成長します。オジロアシナガゾウムシの幼虫は、クズの茎の中で育ち、成虫はクズの葉を食べます。

細流れ063s.jpg ザリガニだ035s.jpg
この水はきれいだね・・・  ザリガニがいたよ!

やなぎ橋の手前、<はけ>からのわき水が野川に流れこんでいるあたりから水辺におりました。

 川のほとり0002s.jpg
ヤゴいるかなあ・・・?         オッ、あのトンボは・・! 

ここは浅瀬(あさせ)になっていて、小さい子でも大丈夫、中に入って水の中の生きものをさがしました。トンボも飛んでいます。

川の中0732s.jpg
何かはいったぞ! エビがはいってるよー。  

オナガサナエ羽化がら079.jpg ギンヤンマヤゴs.jpg
オナガサナエ(サナエトンボ科)羽化がら  ギンヤンマ(ヤンマ科)幼虫

川の中には、オナガサナエやギンヤンマの幼虫、ミナミヌマエビ・メダカ・アメンボなどがいました。野川周辺には、コオニヤンマ以外のサナエトンボのなかまはあまりいませんが、ここ2〜3年、オナガサナエは増えているのか、幼虫や羽化がらを時々見かけるようになりました。ギンヤンマ幼虫はふつう池にいる種類ですが、川でも見つかることがあります。

ショウジョウトンボ1197css.jpg
ショウジョウトンボ(トンボ科)

こちらのトンボは、小金井で幼虫を見かけたことはありませんが、成虫は毎年川岸で見かけます。

観察園を過ぎて0001s.jpg

観察園を過ぎてA   005cs.jpg

観察園のわきを通りわき水広場まで。今回は、オレンジのタオルが調査隊の目印です。元参加者K.N.さんから寄贈いただきました。

ネグロミノガ7614s.jpg ニイニイゼミ羽化殻s3070.jpg
クロツヤミノガ幼虫(ミノガ科)ミノ20mm ニイニイゼミ羽化がら 20mm


クロツヤミノガは、ミノから顔を出してゆっくり歩いていました。ニイニイゼミの羽化がらは、あちこちの木の幹についていました。ニイニイゼミより少し遅れて羽化するアブラゼミの羽化がらも草やフェンスについていました。
      
ヤマトタマムシ054s.jpg タマムシ1355s.jpg
ヤマトタマムシの残骸(ざんがい)参考:ヤマトタマムシ(タマムシ科)080724撮影

タマムシの羽と胴体(どうたい)の一部が落ちていました。タマムシは、木の上の方を飛んでいるのであまり見かけませんが、残骸(何ものかに食べられた?)は、時々道ばたに落ちているので、このあたりにもいることがわかります。そのうち、きれいなすがたを見ることができるかもしれません。

湧き水流の中113s.jpg

わき水広場の流れは夏でも冷たい。きれいな水に住むいろいろな生きものがいます。

フタスジモンカゲロウ035ss.jpg フタツメカワゲラ032s.jpg
フタスジモンカゲロウ幼虫(カゲロウ科)フタツメカワゲラのなかま(カワゲラ科)幼虫


ホトケドジョウs.jpg オニヤンマ幼065s.jpg
ホトケドジョウ(タニノボリ科)     オニヤンマ幼虫(オニヤンマ科)

まとめの話0137s.jpg

カワゲラの幼虫がいるということはきれいな水のしょうこだよ


水あみを使いなれていない子もいましたが、すくっているうちにどんどん上手になってきて、いろいろな生きものをあみに入れることができるようになりました。別の川へ出かけた時も、どんな生きものがいるかさぐってみて下さい。水の性質(せいしつ)やまわりの草や木のちがいによって、住んでいる生きものがちがうことがわかっておもしろいですよ。
その他観察したもの

ハグロトンボシオカラトンボクロアゲハモンシロチョウヤマトシジミヒメウラナミジャノメ・テングイラガ幼虫・オオヒラタシデムシ・オオカマキリ幼虫・コオロギのなかま・シマアメンボ・カブトムシ♂(ランニング中の男性からT.O.君に手渡された)等

☆つかまえた生きものは、観察後もとの場所にもどします。
☆今回も、写真は特別隊員T.K.氏にご協力いただきました。

  
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2012年09月15日

★活動報告 2012第3回ミニ調査会

第3回はけの森ミニ調査会 
2012/09/09実施 はけの森2にて  晴れ  気温32℃  参加6名 

9月に入っても、相変わらずの残暑、はけの森では、アブラゼミやミンミンゼミが鳴き、何種ものトンボが飛び、時おりチョウも飛んで来ていました。


リスアカネ2142cs.jpg
リスアカネ♂(トンボ科)

この時期(8月〜10月)、緑地の池に毎年居すわっているアカトンボがいます。もちろん、新世代に毎年入れかわっているのですが、同じ竹棒に同じようにとまっています。(リスアカネにについては 2010年9月2011年9月ご参照下さい。)オオアオイトトンボもあちこちにいました。

ナガサキアゲハ♀2020s.jpg アゲハ2令幼虫2112s.jpg
ナガサキアゲハ(アゲハチョウ科)   アゲハ(アゲハチョウ科)2令幼虫

カラタチの茂みにナガサキアゲハがフワリとやって来ました。産卵したように見えたのですが卵は見つからず、アゲハの幼虫2匹を発見。2009.9.10実施の第3回ミニ調査会でもナガサキアゲハ♀を観察しています。

まてーっ!P9090009.jpg
まてーっ!

チョウは、アゲハクロアゲハコミスジイチモンジセセリを観察。

キマダラカメムシ終令幼虫2115s.jpg
キマダラカメムシ(カメムシ科)幼虫 15mm カリンの幹

カラタチ・ウメ・カリン等の木に、若令〜終令まで、いろいろな大きさのキマダラカメムシ幼虫を発見。昨年9月にこの緑地ではじめて見かけ、びっくりして調べたところ、東南アジアから帰化したカメムシで、近年まで沖縄・九州にしかいなかったのだが、最近は関東地方でも見られるようになったとのことでした。その時はたった1匹しか見当たらなかったのですが、だいぶ増えているようです。

キマダラカメムシ2098s.jpg
キマダラカメムシ成虫 22mm 120913 ウメの幹

調査会の日は、幼虫しか見あたりませんでしたが、4日後に成虫を発見。幼虫とはずいぶんとちがう形をしています。

コノシメトンボ2028s.jpg
コノシメトンボ♀(トンボ科)

コノシメトンボもリスカネのように、羽の先が黒いので見まちがいやすいのですが、胸のもようがちがい、また♂は胸まで真っ赤になります。(リスアカネは腹だけ)。♀は赤くならず、眉斑(びはん=鼻さきみたいなところにある黒い丸点
)があリ、リスアカネは♂♀両方とも眉斑がありません。

ナツアカネ胸のもよう2037s.jpg リスアカネ胸の模様2036.jpg
ナツアカネ♂(トンボ科)        リスアカ♂(トンボ科)

じっくり胸のもようを観察。この2種は、胸のもようが似ていますが、ナツアカネは羽が全部透明なので、見分けはすぐつきます。

アキアカネ♂胸3253s.jpg
参考:アキアカネ (トンボ科) 中央のスジが先細りに切れる・赤くなるのは腹だけ

アブアラゼミ羽化殻2128s.jpg
アブラゼミ(セミ科)羽化殻 約35mm

毎年とてもたくさんのアブラゼミのぬけがらが見つかります。特に、カヤの木に一番多くついています。

ツクツクボウシ6179s.jpg
ツクツクボウシ(セミ科)羽化殻 約25mm

ツクツクボウシのぬけがらも、数は少ないれど、毎年見つかります。

セミのぬけがら調べ9090004s.jpg
セミの羽化がら調べ 「こんなにしみじみ見たの、はじめて・・・」

緑地内のセミのぬけがらを集め、一見似ている<アブラゼミとミンミンゼミ><ツクツクボウシとヒグラシ(これのみ見本に持参した)>を、検索表(けんさくひょう)を使って見分けました。触角が重要ポイントです。
アブラゼミぬけがらはたくさん見つかりましたが、ミンミンゼミぬけがらは1コだけ、ツクツクボウシぬけがらは2コ見つかりました。

ヤゴ調べ9090014s.jpg クロスジギン・ヤブヤンマ幼9090017s.jpg

少しだけ池の生きもの観察をしました。クロスジギンヤンマ(左)とヤブヤンマ(右)1匹ずつを観察。見分けのポイントは、目の形。クロスジギンの羽化の時期の方が早いので、大きさに差があります。
今回は、似ている生きもの達の見分け方をじっくり調べることができ、ミニ調査会ならではの半日でした。


  
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2012年08月10日

★活動報告 第66回はけの森調査会<トンボやヤゴはどこにいる?A> 

第66回はけの森調査会<トンボやヤゴはどこにいる?A>
12/07/22(日)9:30〜12:00 晴れ 気温22℃  参加18名
コース:野川公園入り口〜わき水広場

歩きはじめは小雨もようでしたが、じきに雨もやみ、夏にしては涼しめの調査会となりました。子ども達は
元気いっぱい、バッタやチョウをおいかけて、楽しい夏休みの幕あけとなりました。

網でバッタとりcs.jpg
あそこにもいるよ!                             

バッタつかまえた!s.jpg 網に虫入れるs.jpg
なにがとれた?                     にがさないように・・・                 

オンブバッタ♀4549.jpg
オンブバッタ♀(バッタ科)

虫つかまえてる親子s.jpg
つぶさないように、そーっとね!                                                                 

スタッフの話を聞くs.jpg
アブラゼミの羽をよーく見たことありますか・・・?                               

     アブラゼミ羽化したて3431s.jpg         アブラゼミ3459s.jpg
     参考:昨年撮影したもの        参考:昨年撮影したもの

おなじみのアブラゼミ、よく見ると翅脈(しみゃく)の色はみどり色です。羽化したては、羽が白く、翅脈(しみゃく)の色はうすいみどり色、羽が茶色になっても、翅脈(しみゃく)の色はみどり色をしています。

いろいろな虫箱の中s.jpg ノコギリカミキリ手に持つs.jpg
いろいろとれたよ!                          ノコギリカミキリ(カミキリムシ科 ) 

しばらくは上の道を行き、次々にたくさんの生きものを見つけました。ショウリョウバッタ(多)・クルマバッタモドキ・エンマコオロギ・アブラゼミ・オオヒラタシデムシ(幼虫も)・モンシロチョウ・スジグロシロチョウ・モンキチョウ・ヤマトシジミベニシジミヒメウラナミジャノメアオダイショウなど。バッタ類は、この時期幼虫と成虫の両方を見られるものが多い。羽があるか無いかが見分けのポイント。
ノコギリカミキリはM.I.隊員が来る途中はけの森1そばで見つけたもの)

土手を行くs.jpg  川の中親子cs.jpg
草かりされたばかりの土手                                                          

やなぎ橋付近のわき水側溝(そっこう)あたりから下におりて、川の中の生きものさがしです。

網の中見てる2人s.jpg
またエビがとれたよ                                                                               

川の中4人s.jpg 水生昆虫を採る2人s.jpg
                                                                                               
アメリカザリガニs.jpg
オッ、つよいなあ〜              アメリカザリガニ(ザリガニ科) 

コオニヤンマ幼虫3181s.jpg ヒラタドロムシ幼・他3175.jpg
コオニヤンマ(サナエトンボ科)幼虫  シロタニガワカゲロウヒラタドロムシ    

その他水の中には、オニヤンマのヤゴ・カワニナ・ミナミヌマエビ等がいました。

ハグロトンボ♂.jpg
ハグロトンボ(カワトンボ科)

川の中からは、ハグロトンボがあちこちをキラキラと飛んでいるのがよく見えました。

ウスバキトンボ.jpg
ウスバキトンボ(トンボ科)

川べりの草むらには、ウスバキトンボ・キタテハツマグロヒョウモンなどがいました。

ニイニイゼミ羽化s.jpg
ニイニイゼミ(セミ科)羽化                                                                      

終点のわき水広場で、J.W.隊員が羽化中のニイニイゼミを発見。羽化が完了するまでみんなで見守りました。このヤマグワの幹にはニイニイゼミのぬけがらがたくさんついていました。ウスバカゲロウの成虫(幼虫はアリジゴク)が杭にとまっていました。

アブラゼミ・ニイニイゼミのぬけがら.jpg ホトケドジョウ3201S.jpg
ニイニイゼミ・アブラゼミのぬけがら   オニヤンマ幼虫・ホトケドジョウ   

ニイニイゼミシルエットと子供2人s.jpg
                                                                                                           
わき水の流れでは、オニヤンマ幼虫・ホトケドジョウ・フタスジモンカゲロウ幼虫・カワニナなどを観察しました。
はじめて出会った友だちとも仲良く一緒に、いろいろなものをさがしたり採ったり、時間が足りないくらいの調査会でした。

☆写真は、特別隊員のT.K.氏とS.U.君にご協力いただきました。

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2011年09月11日

★トンボ リスアカネ・マユタテアカネ・オオアオイトトンボ (9月のはけの森)

9月のはけの森2のようす−1

9月3日(土)の第3回ミニ調査会が台風のため中止となったので、1週間後の9月10日(土)の午前中、はけの森緑地2の様子を見に行った。

昨年の第3回ミニ調査会(100904)と同様に、アブラゼミやツクツクボウシが鳴き、ミンミンゼミの声も聞こえていた。残暑とは言えどこか秋めいた日射しの中に、トンボをはじめ、いろいろな生きものが見られた。

リスアカネ4869s.jpg
リスアカネ♂(トンボ科) 110910

毎年の秋、池の主のようにずっと竹棒の先にとまっている赤とんぼ。羽の先が黒く、胸までは赤くならないのが特ちょうだ。

リスアカネ交尾4832s.jpg
リスアカネ交尾 110910

そこへ♀が飛んで来た、と思ったら♂がすばやくキャッチ、池のフチのイロハモミジの高い所にとまった。ずいぶんと長い間ジッとしたままだ。その後、飛び立ったが、産卵の光景を目にする事はできなかった。

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リスアカネ♂(トンボ科) 110910

なんと、はじめに竹棒にとまっていたリスアカネが交尾をしているスキに、早くも別の個体が同じ竹棒の先にとまった。

マユタテアカネ4875s.jpg
マユタテアカネ♂(トンボ科) 110910

リスアカネ・オオアオイトトンボの2常連に加えて、去年から時々顔を見せるマユタテアカネ。少し小ぶりの赤とんぼで、腹部はあざやかな赤色、羽の先までとうめいだ。♂はシッポの先がそりかえっている。

リスアカネの顔5028.jpg マユタテアカネ顔4894.jpg
リスアカネの顔             マユタテアカネの顔(眉のような班がある)

オオアオイトトンボ4861s.jpg
オオアイオトトンボ♂(アオイトトンボ科) 110910

はけの森2ではおなじみのオオアオイトトンボも健在だ。池のフチの草や木の茂みの中をのぞくと、フワーッと飛んでいる。10月〜11月ごろには、交尾・産卵の光景を見られるかもしれない。
posted by はけの森調査隊 at 18:10

2011年08月15日

★活動報告 第63回はけの森調査会<トンボやヤゴはどこにいる?>

第63回はけの森調査会<トンボやヤゴはどこにいる?>
11/07/17(日)9:30〜12:00 晴れ 気温34℃  参加34名
コース:野川公園入り口〜公園内わき水広場


今年の関東地方のつゆ明けは例年より早めの7月9日、その後は暑い日が続き、この日は今年最高の
34℃となりました。その暑さも何のその、子供たちは元気いっぱい、たくさんの生きものに出会いました。
集合場所の野川公園入り口で皆の集まるのを待っている間に、キアシナガバチナナフシモドキ・キボシアオゴミムシ等、早くもいろいろな虫を観察、水飲み場のまわりの湿った地面でコチャバネセセリが何匹もじっと吸水、クロアゲハも時々吸水に来ていました。


☆写真右下( )内のアルファベットは写真協力いただいた方のイニシャルです。 

みずき橋の下s.jpg
エビがいっぱいいるよ!                                       (TK)

はじめのポイントはみずき橋のあたり。いつもは冷たく感じる水も生ぬるくなっています。

オナガサナエ羽化殻s.jpg オナガサナエ♀s.jpg
オナガサナエ羽化殻       オナガサナエ♀(サナエトンボ科)<参考写真>

ヤゴがいる!」と石の上を指さしておどろいているおとうさん、よく見ると背中がわれていて、成虫が出たあとの殻がそのまま残っていたのでした。サナエトンボのなかまの羽化は直立型といって、岩などにつかまってまっすぐ上に向かって出て来ます。(キイロサナエの羽化参照)サナエトンボのなかまは山ぞいの場所に多く見られ、野川ぞいで見られるのは数種です。オナガサナエの成虫は、今回は見られませんでしたが、ほぼ毎年観察されています。

ハグロトンボ幼虫2435s.jpg ハグロトンボ♂1569ss.jpg
ハグロトンボ幼虫            ハグロトンボ(カワトンボ科)

みずき橋の周辺では、 上記掲載の昆虫の他、オナガサナエのヤゴ・シオカラトンボのヤゴと成虫・カワニナ・ミナミヌマエビ・アメリカザリガニ・モツゴ・タモロコ・ヒラタドロムシ成虫、等々を観察しました。

みずき橋〜さくら橋.jpg
こんどはなにがみつかるかなー?

採った生きものをもとにもどして、いろいろなものを見ながら次の場所へ。

ショウリョウバッタ♂s.jpg
ショウリョウバッタ♂(バッタ科)

草むらのあちこちに、ショウリョウバッタがいました。幼虫が多く、成虫になっているものはまだ少なめです。茶色のタイプもいます。

やなぎ橋西側s.jpg
みてみて!なにかはいってるよ!                     (TK)

2ばんめのポイントは、やなぎ橋のあたり。<はけ>からのわき水が流れ込む水路にそって水辺におります。川のフチに生えている草の根もとを、川底の土や小石も一緒にガサガサさぐるのがコツです。

水の中網@.jpg 水の中網B.jpg
アッ、さかなだ!            ウーン、どこにいるのかなー?

T氏魚網s.jpg 水の中網A.jpg
オッ、これは・・・!          ヨーシ、つかまえたぞ!

さくら橋手前で調べs.jpg
いろいろなものがとれたねー                                                                   (TK)

木かげに集まって、皆が採って来たものを調べました。

コオニヤンマヤゴs(S.U).jpg コオニヤンマ2588sc.jpg
コオニヤンマ幼虫 約38mm (SU)     コオニヤンマ(サナエトンボ科)撮影110706

コオニヤンマのヤゴは、平べったくて砂泥(すなどろ)の中などにもぐっていることが多く、見つかりにくいヤゴです。S.T.君のあみに入ってびっくり!成虫はオニヤンマににていますが、ズングリした胴体と小さな頭がとくちょう。夏の野川周辺でよく見られます。
この日も、川岸を飛んだり、杭(くい)にとまっていたりしましたが、ネットインはむずかしかったようです。

ヒラタドロムシ幼虫s.jpg   ヒラタドロムシ成虫(S.U).jpg
ヒラタドロムシ(ヒラタドロムシ科)約10mm   ヒラタドロムシ 約8mm     (SU)

石にピッタリとくっついているふしぎな生きもの、ヒラタドロムシの幼虫です。すこしよごれた水の指標生物(しひょうせいぶつ)。幼虫は毎年観察していますが、成虫は初観察。

ネグロセンブリs(T.T.).jpg ネグロセンブリ8139s.jpg
ネグロセンブリ幼虫(センブリ科) 約15mm(TT)   ネグロセンブリ(参考) 開帳約30mm 

ネグロセンブリはヘビトンボに近い昆虫で、調査隊初観察。幼虫は、とても小さくて他の水生昆虫と見分けにくい。成虫は観察していませんが、参考に、小金井市外で撮った写真を載せます。
やなぎ橋周辺では、上記掲載の昆虫の他、ニンギョウトビケラ幼虫・コガタシマトビケラ幼虫・シロタニガワカゲロウ幼虫・シマアメンボ・タイワンシジミ等を観察しました。

ニイニイゼミ幼虫.(S.U)JPG.JPG ニイニイゼミ羽化s.jpg
 ニイニイゼミ幼虫:柳をのぼっている11:10頃(SU)   羽化していた 12:30頃

3番めのポイントわき水広場へ向かうとちゅう、ヤナギのみきを登って行くニイニイゼミの幼虫を発見。調査会終了後、帰り道に見上げると、すでに羽化していました。

わき水広場の流れs.jpg
サワガニいるかなー                           (TK)

わき水広場の流れは、こんなに暑い日も冷たくて気持ち良い。

ゴマダラチョウ♀3960s.jpg
ゴマダラチョウ♀(タテハチョウ科)

エノキのまわりを飛んでいたゴマダラチョウ、高い枝先にとまりました。タマゴを産みに来たのかもしれません。冬には、この広場に何本かあるエノキのおちばについている幼虫が見つかることがあります。

ニイニイゼミ幼虫穴の中s.jpg オニヤンマ幼虫s.jpg
ニイニイゼミ幼虫            オニヤンマ幼虫 約50mm

地面の穴から顔をのぞかせているニイニイゼミの幼虫もいました。あちこちでニイニイゼミが鳴いていました。この時期はニイニイゼミのシーズン、アブラゼミは1週間位前(7/10ごろ)に羽化がはじまったばかりです。
このわき水の流れの中には、いろいろな大きさのオニヤンマの幼虫がいました。ここは、成虫になるまで3〜5年かかるオニヤンマの大事な生息場所です。

わき水広場集計s.jpg
                                    (TK)

ここで採ったものも皆で観察し、T.T.氏に説明していただいた後、元のところに戻して解散となりました。
ここには、上記掲載の生きものの他、フタスジモンカゲロウ幼虫フタツメカワゲラ幼虫サワガニ、ホトケドジョウ、ガガンボ幼虫アズマヒキガエルなどがいました。
このような豊かな環境(かんきょう)がいつまでも保たれるよう、これからもマナーを守って、生きものたちを調べたり、遊んだり
したいものです。


posted by はけの森調査隊 at 09:03

2010年09月12日

★活動報告 2010第3回はけの森ミニ調査会

2010年度第3回はけの森ミニ調査会
10/09/04実施 はけの森2にて  晴れ  気温35℃  参加9名

9月に入っても猛暑が続いています。はけの森2では、あちこちでツクツクボウシやアブラゼミが鳴き、黒いアゲハ類(ナガサキアゲハ・クロアゲハ)が木々の間をぬって飛び、草刈をしたばかりの明るい所には、ツマグロヒョウモン♀が来ていました。

ツクツクボウシs.jpg
ツクツクボウシ(セミ科)100904

ツクツク抜け殻935s.jpg アブラゼミ殻2435s.jpg
ツクツクボウシぬけがら         アブラゼミぬけがら

ぬけがら調べをするときは、触角(しょっかく)も重要なポイント。触角がきちんとついているものを選び、折れないように気をつけて保存しましょう。

カバフスジドロバチs.jpg ナガサキ1令幼s.jpg
カバフスジドロバチ(スズメバチ科) ナガサキアゲハ1令幼虫(アゲハチョウ科)

ハチ宿では、カバフスジドロバチがちょうど竹筒(たけづつ)のフタをぬりあげているところで、そばの竹筒の材をけずりとって材料にまぜているようす。
カラタチの大きな木には、ナガサキアゲハの幼虫が4ひき、カラタチコーナーのカラタチには、アゲハの幼虫や卵がいくつもついていました。

オオアオイトトンボ♀s.jpg リスアカネs.jpg
オオアオイトトンボ♀(アオイトトンボ科) リスアカネ♂(トンボ科)

オオアオイトトンボは、水草のかげや木の枝の中などの間をフワリと飛び、おなじみのリスアカネは緑地のあちこちにとまっていました。去年までは2〜3匹だったのですが、今年は数が増えています。

ヤゴ等観察s.jpg
ちがう種類のヤゴはいないかなー?

池の中には、クロスジギンヤンマ幼虫、アメリカザリガニがいました。たった1匹見つかったシオカラトンボ(あるいはオオシオカラトンボ)の幼虫は、調べる前にクロスジギンヤンマ幼虫に食べられてしまいました。

クロスジギンヤゴs.jpg
クロスジギンヤンマ幼虫

今年の春〜夏に生まれた幼虫です。全部で25ひきいました。池の水草には、オオアオイトトンボの羽化がらがたくさん、リスアカネの羽化がらも10コくらいついていました。
 
☆今回も、写真については特別隊員T.K氏にご協力いただきました。

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2009年08月13日

★セミ・カメムシのなかま ヒグラシ・ミンミンゼミ・アブラゼミ

<セミの季節>
今年の夏は、つゆ明け宣言(7月14日)の後も雨や曇りの日が多く、いつもならガンガンに暑い夏休みも、はっきりしない天気のまま半ばを過ぎた。
今日の午後は、湿気(しっけ)は多いものの熱い夏の日がさし、セミの大合唱がピークを迎えているようだ。いちばんにぎやかなアブラゼミにまじってミンミンゼミも鳴き、町寄りの方ではたまにしか聞こえないヒグラシも、野川公園はけの林では、あっちこっちで呼び合うようにカナカナと鳴いている。
9日にはクマゼミの声を聞き(本来の生息地は西日本)、きのう(12日)からツクツクボウシ(夏遅めに発生)も鳴き始めた。

ヒグラシ8946s.jpg
ヒグラシ(セミ科)体長:40mm~50mm(羽の先まで)

ミンミンゼミs .jpg
ミンミンゼミ(セミ科)体長:57mm~63mm(羽の先まで)

アブラゼミs.jpg
アブラゼミ(セミ科)体長:55mm~60mm(羽の先まで)
posted by はけの森調査隊 at 17:56

2009年07月30日

★セミ・カメムシのなかま ニイニイゼミ

第57回はけの森調査会 <オニヤンマ・タイコウチをさがそう>で観察したもの(4)09/07/22実施

ニイニイゼミ横2s.jpg
ニイニイゼミ(セミ科)体長(羽の先まで)32〜40mm 090717撮影

ヤナギの幹(みき)で鳴いているところ(下見の日に撮影)。調査会の日もヤナギの幹にとまっているのを発見、隊員のひとりがとび上がって網に入れようとしたが、ちょっと高すぎてとりにがした。アブラゼミより一足先に鳴き出す。小金井では7月9日に初鳴きを聞いた。ジーーーーンとはるか空をおおうような高めの音が聞こえはじめたとき、夏の訪れを実感する。

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ニイニイゼミ羽化(セミ科)060727撮影

野川べりの桜の幹の下の方で羽化していた(3年前の7月撮影)。羽に少し色がつきはじめている。ぬけがらは、小さくて丸っこく、全体にドロがついているのですぐ見分けがつく。調査会の日も2こ見つけた。幼虫は水分の多い土の中に生息し、こねたドロを体ですりつけてすみかの穴の内がわにぬるそうだ。毛深い体をしている。3〜4年で成虫になるとのこと。
posted by はけの森調査隊 at 10:10

2009年07月27日

★活動報告 第57回はけの森調査会<オニヤンマ・タイコウチをさがそう>

第57回はけの森調査会<オニヤンマ・タイコウチをさがそう>
09/07/22(水)実施 野川公園入口〜わき水広場 小雨のちくもり 気温28℃ 参加8名

野川風景出発.jpg

早朝からの雨がなかなか止まず、実施があやぶまれていたのですが、9時頃にはほとんど雨も上がったので、実施することになりました。(中止と思って参加されなかった方ごめんなさい)
けむるような雨の中を出発。川岸はオオブタクサとアレチウリ(どちらも帰化植物)におおわれています。ニイニイゼミアブラゼミが鳴いていました。

ベニシジミs.jpg

草むらには、ショウリョウバッタやオンブバッタなどバッタのなかまがたくさん見られ、ベニシジミがジッと雨やどり。
じきに雨も止み、チョウやトンボも飛びはじめました。

やなぎ橋付近s.jpg
エビがいっぱいー!

水の中の生きものをさぐる第一ポイント、やなぎばし付近。ミナミヌマエビ等の川エビのなかま、アメリカザリガニ、マシジミ、シロタニガワカゲロウなどが網に入りました。

柳の下s.jpg

さくらばしを過ぎたあたりです。立ちならぶヤナギやサクラの幹(みき)には、セミのぬけがらやガの幼虫などいろいろな生きものがコッソリとついています。

わき水広場s.jpg

終点のわき水広場まで来ました。ここは、わき水からのきれいな流れが2本あり、野川へそそいでいます。オニヤンマの幼虫シロタニガワカゲロウ、フタツメカワゲラ、ホトケドジョウ、サワガニなど、たくさんの生きものが見つかりました。オニヤンマが飛ぶのも見られました。

わき水s.jpg
サワガニはいないかなー

日蝕.jpg    日蝕観てるs.jpg

この日はちょうど日蝕(にっしょく)の日でした。あいにくの曇り空だったのですが、蝕のピーク(11時12分58秒)を過ぎた11時30分頃、雲の向こうに白い三日月のような太陽を見ることができ、一同感激の一瞬(しゅん)でした。

タイコウチは見つかりませんでしたが、様々な生きものをじっくり観察できた半日でした。観察したうちのいくつかの生きものは、このあとの記事で紹介します。

posted by はけの森調査隊 at 20:49