クロクモエダシャク幼虫(シャクガ科)体長20mm 20250412
コニファー(レイランディ)に、色合いや模様が葉にそっくりな小さな幼虫がいた。ヒノキ科のヒノキやサワラを食草としているシャクガの幼虫だった。幼虫で越冬し、終令は35mmくらいになるとのことなので、これからもう少し葉を食べて成長するのだろう。成虫は開帳40mmくらいの茶色のガ。
スタート場所のクスノキでアオスジアゲハ蛹殻をいくつか観察して出発。コカマキリの卵のう、クワコの空繭、ジャコウアゲハの蛹、ヨコヅナサシガメ幼虫などを観察しました。ヨコヅナサシガメの越冬幼虫集団は迫力でした。
湧き水広場では落ち葉の下で越冬している生きもの探し。エノキの落ち葉についているゴマダラチョウの幼虫が6匹も見つかりました(うち4匹見つけたのは小3の凄腕少年)。その他、参加者の方々が、きれいな緑色のワカバグモ、小さなムーアシロホシテントウ、変わった名のヨツボシテンウダマシなどいろいろなものを見つけました。ひょうたん形の殻をまとったマダラマルハヒロズコガの幼虫、杭の隙間にいたクロツヤミノガ幼虫、少し暖かかったせいかオナシカワゲラのなかまの成虫を捕まえた子もいました。静かで地味な冬ですが、参加者の皆さんのおかげで意外とたくさんの生きものが見つかりました。
観察した生きもの
アオスジアゲハ蛹殻、ジャコウアゲハ蛹、ゴマダラチョウ幼虫、クロツヤミノガ幼虫、クワコの空繭、マダラマルハヒロズコガ幼虫、ムーアシロホシテントウ、ナナホシテントウ、ヨツボシテントウダマシ、ヨコヅナサシガメ幼虫、ツマグロオオヨコバイ、コカマキリ卵のう、オナシカワゲラのなかま、モリチャバネゴキブリ幼虫、クサカゲロウのなかま、ミスジマイマイ、トチノキの冬芽
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |